2022年4月23日土曜日

PC関係の新情報(「Ryzen 7 5800X3D」登場&ベンチマーク結果)(2022/04/23)

 


 どうしたものか。

 パワプロをやろうとすると、今度はウマ娘ができない。

 あちらは一応毎日 1育成をノルマにしているのですけどね。

 ウマ娘も軽く 30分以上は時間がかかるからなぁ。

 どちらをとるべきかですね。









 そういえばと。

 すでに登場していたのに、触れていなかったなと思いまして。

 そう、昨日の投稿を書いていて気付いたのですよ。

 「Ryzen 7 5800X3D」が登場していたということをね。

 それまでは性能面で「Alder Lake-S」が優勢な状況でしたが、果たして「Ryzen 7 5800X3D」

 今回は、その性能について確認していこうかと思います。



https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hothot/1402702.html


 発売開始が 4月22日。

 というとつい昨日ですか。

 その情報は以前から出ていたので、この時期に登場だという印象が無かった。


 さて、先に「Ryzen 7 5800X3D」の仕様について触れておくと、


基本的な設計は従来のRyzen 5000シリーズと共通だが、CPUダイであるCCD(Core Chiplet Die)にTSV(シリコン貫通ビア)技術を用いてSRAMを追加実装する「3D V-Cache テクノロジー(以下3D V-Cache)」を新採用したことで、96MBという大容量L3キャッシュを搭載している。このL3キャッシュ容量は、同じ8コア16スレッドCPUであるRyzen 7 5800X(32MB)の3倍だ。
3D V-CacheによってL3キャッシュ容量が激増したRyzen 7 5800X3Dだが、動作クロックについてはベースクロック=3.4GHz、ブーストクロック=4.5GHzとなっており、従来のRyzen 7 5800Xより低くなっている。今回の検証では、キャッシュ容量の増加がクロックの低下を補えるものなのかにも注目したい。 


 となります。

 簡単に言うと、キャッシュを 3倍に増量して動作クロックを少し下げた「Ryzen 7 5800X」になりますね。

 動作クロックが下がったというのは、キャッシュ増量による発熱の問題があったのでしょうか。

 そして、キャッシュが増えることで、どれだけの影響があるのかも気になるところです。


 その性能になりますが、単純な CPU性能についてはあまり変化無しですね。


 「Ryzen 7 5800X」を少し下回っており、これは動作クロックによる影響が大きいのでしょう。

 当然のことながら、「Core i7-12700K」にも負けています。

 ここだけを見ると、なんだかしょぼい感じです。

 しかし、「PCMark 10」の「Gaming」スコアでは「Core i7-12700K」を上回ってきていると。

 ここから風向きが変わってきましたね。

 「3DMark」や「VRMark」では同じようなスコアになることも。


 そして実ゲームになるのですが、大抵のゲームにおいて「Core i9-12900K」を上回るスコアを出していますね。


 これには驚きというか、ここまで差が出るとは思いませんでした。

 なるほど、実ゲームでは、CPU性能の方は当然としても、キャッシュの方も重要になってくるのですね。

 「Microsoft Flight Simulator」では他を大きく突き放してのスコアですしね。


 消費電力の方も、アイドル時では他の製品よりも高かったですが、負荷時では平均すると一番低い結果に。

 これはやはり動作クロックが低くなってきていることが影響しているのでしょう。

 CPUベンチでは突出して低いですから、オーバークロックすれば状況も変わってきそうです。

 でも、動作温度的には今のクロック設定よりも上にするとなると、なかなかに厳しいモノがあるでしょうけど。


 なんにせよ、実ゲームにおいては、「Ryzen 7 5800X」が「Core i9-12900K」に勝った。

 これは凄いことでは無いですかね。

 それだけ、実際のゲームにおいては CPUキャッシュが重要だということが分かりますね。

 万能に使える、優秀なのは「Core i9-12900K」ですが、本当にゲーム用に使うのであれば「Ryzen 7 5800X3D」となりますかね。


 そして、その「Ryzen 7 5800X3D」ですが、


https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/price/monthly_repo/1406297.html


 価格は 65,300円(税込)になると。

 これはちょっと高いかなぁ。

 これで 5万円を切ってくれば、まだ購入する人も出てくるでしょうよ。

 しかし、6万円を超えてくるとなると、「Core i9-12900K」には届かないですが「Core i9-12900」は手が出せます。

 その両社を比較するとなると・・・私ならば「Core i9-12900」の方をとりそう。

 個人的に、性能は置いておいて、立ち位置としては「Ryzen 7 5800X3D」のライバルとなると「Core i7-12700K」になると思うのですよね。

 そちらが 5万円ちょっとになってくるのですから、それと同じか、後発なのでちょっと安いくらいの価格設定にする。

 そうしないと、優位性というか、これが欲しいという事にはならないと思うのです。

 しかし、キャッシュを 3D化して増設するための費用として、相応のものが掛かっていると。

 となりますと、この値段設定も仕方ないのかね。


 今回「Ryzen 7 5800X3D」が登場しましたが、これにより今後も同じような製品が登場することが予想されます。

 今年中に登場するであろう「Raphael」こと「Ryzen 7000」シリーズでも同様のことになるかなと。

 まぁ通常のラインナップと同時にということではなく、またしばらくしての後日登場ということになるでしょうけど。

 CPUにおいて、また新たな形態というか、面白い製品が出てきました。

 今後は、通常用途と、ちょっと高価なキャッシュ増量のゲーム向け製品の 2パターンに分けられて登場するようなことになる。

 そのような未来になっていくのかもしれません。

 そうやって、CPU業界がより発展していくと面白いですね。





 ではではノシ


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