2020年8月26日水曜日

「Ryzen PRO 4000G」シリーズを用いて録画用兼倉庫用PCを復旧させるための構成を考えてみた(2020/08/26)



 シュークリーム食べたい。

 エクレア食べたい。

 甘いものをたくさん食べたい。

 そのためには,運動もしないとな。

 まぁまずは筋トレを頑張りますわ。











「Ryzen PRO 4000G」シリーズが日本で販売開始されるので自作する際の構成を考えてみた(2020/07/23)
https://310satyo.blogspot.com/2020/07/20200723.html

 の続きになりますかね。


 以前から続いている,


停電して故障したPCの電源を「Corsair RM650x(2018)」に交換した結果(2019/02/14)
https://310satyo.blogspot.com/2019/02/20190214.html

 このPCの復旧案について考えるという物です。

 まずその構成については


【CPU】Intel Core i5-2400S
【CPUクーラー】サイズ 巽 SCTTM-1000B
【メモリ】4GB×2
【M/B】GIGABYTE GA-B75M-D3H
【GPU】-
【SSD】Intel SSD 510 SSDSC2MH120A2
【HDD①】Seagate ST3000DM001
【HDD②】Seagate ST3000DM001
【HDD③】Seagate ST3000DM001
【HDD④】Seagate ST3000DM001
【HDD⑤】Seagate ST3000DM001
【ODD】-
【OS】Windows8.1 Pro 64bit
【ケース】FractalDesign Define Mini
【電源】Corsair RM650x(2018)
【その他】PT3


 となっていまして,用途としては倉庫用兼録画用PCとなりますかね。

 この製品のうち,おそらく故障しているであろうものが


【M/B】GIGABYTE GA-B75M-D3H


 になりますので,パーツ交換となった場合には,


【CPU】Intel Core i5-2400S
【CPUクーラー】サイズ 巽 SCTTM-1000B
【メモリ】4GB×2
【M/B】GIGABYTE GA-B75M-D3H
【GPU】-
【SSD】Intel SSD 510 SSDSC2MH120A2


 これらを交換していくことになるでしょう。


 そして,前回は「Ryzen PRO 4000G」シリーズを用いた構成を考えるとしていましたが,まだ CPUは出始めたばかり,そしてマザーボードもそろっていない状況でしたので,とりあえずで考えた構成となっていました。

 なので,今回は登場してから 1ヶ月近く経過しましたので,パーツも出そろったということでまた一から考えていきたいと思います。

 まぁ今のところ,この「Ryzen PRO 4000G」シリーズで組むのが一番良いのかなと思っているのでね。

 CPU性能と GPU性能を両立できている APU製品になりますので,グラフィックカードレスで組むのであればこの製品が第一候補になるだろうと思いまして。

 通常モデルの「Ryzen 4000G」シリーズが登場するのであればそちらを利用したいのですけど,まだその登場は未定ですのでね。

 しかし,GPU性能をそこまで求めないというのであれば「Core i 10000」シリーズの方が安いので,そっちにしようかとも悩んでいるところですけど。

 まぁまずは APUでどうかと考えていくことにしましょう。


 まず,「Ryzen PRO 4000G」シリーズには

Ryzen 7 PRO 4750G ⇒ 44,000円(税込)
Ryzen 5 PRO 4650G ⇒ 30,000円(税込)
Ryzen 3 PRO 4350G ⇒ 22,000円(税込)

 この 3製品が登場しており,価格は大体記載のとおりです。

 さて,まずはこの中から何を選ぶのかですが,これが難しい。

 性能優先であれば「Ryzen 7 PRO 4750G」になりますが,その分価格も高いです。

 「Ryzen 5 PRO 4650G」は価格と性能のバランスが良いですが,代わりに中途半端な物であるとも言えるでしょう。

 一番下のモデルである「Ryzen 3 PRO 4350G」は安いですし省電力でもありますが,やはり性能面では劣る。

 どれも一長一短があるというか,決めきれないのですよね。

 個人的には「Ryzen 7 PRO 4750G」が良いかと思いますが,「Ryzen 3 PRO 4350G」はその半分の価格で購入することが出来ます。

 上に書いたような用途であれば,性能的には「Ryzen 3 PRO 4350G」で十分ですしね。

 しかし,どうせ組むのであれば最上位モデルを採用してみたいとも思うのです。


 そういった色々な事が考えられますが,とりあえず今回は「Ryzen 7 PRO 4750G」で考えていきますか。

 もし下位モデルを採用するとなったら,その分値段をさっ引けば良いだけですしね。

 今のところは最上位モデルで考えることにしましょう。



 さて,まず【CPU】は「Ryzen 7 PRO 4750G」で決まりです。


 続いては【CPUクーラー】になりますが,こちらは余っている「SilverStone SST-AR01-V3」を利用することとします。


 サイズ的に「FractalDesign Define Mini」に搭載できますし,「AM4」規格に対応していますのでね。


 【メモリ】も余っている「CFD W4U2666CM-8G」を利用しようかしら。


 しかし,今はメモリ価格が下がってきているようではないですか。

 それならば,APUとするのであればより高クロックな製品を採用したくなりますよね。

 そうなりますと,最低でも「DDR4-3200」規格以上の製品にしたい。

 メモリ容量については,今ならば 16GB×2枚の 32GBとしたいので,安さ重視でいくのであれば「G.Skill F4-3200C16D-32GIS」になるかな?


 安定性というか,大手メーカー製となれば「CFD W4U3200PS-16G」や「crucial CT2K16G4DFD832A」ですかね。

 どれも 1万5千円以下で購入できるのですから,まぁ気軽に購入できると言える価格でしょう。

 こんな簡単に 32GB環境にすることができるのですから,自作するには良い時期になりますかね。


 【M/B】はなるべく新しい物,そうなると「X570」や「B550」になりますが,登場時期から考えると「B550」の方が良いかな。

 「X570」だと BIOSアップデートが必要な製品もあるでしょうし,その手間を考えるとね。

 まぁ SATAポートの数を優先するのであれば「ASRock X570M Pro4」になるのですけど,最近はもう SATA増設カードを挿せば良いやという気持ちに傾いていまして。

 なので,最低限 SATA端子を 6ポート有している製品であれば良いですよ。

 また,「ASRock X570M Pro4」なんかはチップセット冷却にファンが搭載されていますので,そこが不満に思うというのもあります。

 やはりマザーボード上の駆動部品は少ないに越したことはない,そして熱くなりやすい「X570」チップは長時間稼働PCには合わなそうなのでね。

 そうなりますと,ざっと探したところ「MSI MAG B550M MORTAR WIFI」あたりが購入候補になりました。


 「Wi-Fi 6」に標準対応しているということもあり,色々な用途で使えそうなのでね。


 【GPU】は APUになりますので別途搭載しない,レスでいきます。

 まぁ性能が必要な用途は別の PCで行いますので,この PCはとりあえず映像出力できればそれで良いですよ。

 それなりに動画再生とかはできるという前提でね。


 【SSD】は当然 M.2接続のものと交換します。

 やはりケーブルレスで運用できるというのは大きいです,スペースもとりませんから。

 採用する製品はとなると,「NVMe」接続で 480GB以上の容量のある製品にしたい。

 であれば「Western Digital WD Blue SN550」シリーズが購入候補になりますかね。

 250GB製品が 6,000円,500GBの方が 9,000円となると,どちらが良いやら。

 ・・・価格と容量を考慮すれば,容量単価の安い「WDS500G2B0C」の方になりますかね。


 もっと安い製品はありますが,システム用となるとあまり冒険したくないのでね。



 ということで,新規に購入を考えるべき製品は以上となります。

 これ以外のパーツは基本的に流用可能となりますのでね。


 上で書いたことをまとめますと,


【CPU】AMD Ryzen 7 PRO 4750G @44,000円
【CPUクーラー】SilverStone SST-AR01-V3
【メモリ】G.Skill F4-3200C16D-32GIS @12,000円
【M/B】MSI MAG B550M MORTAR WIFI @18,000円
【GPU】-
【SSD】Western Digital WDS500G2B0C @9,000円
【HDD①】Seagate ST3000DM001
【HDD②】Seagate ST3000DM001
【HDD③】Seagate ST3000DM001
【HDD④】Seagate ST3000DM001
【HDD⑤】Seagate ST3000DM001
【ODD】-
【OS】Windows10 Pro 64bit
【ケース】FractalDesign Define Mini
【電源】Corsair RM650x(2018)
【その他】PT3

 合計 83,000円


 というスペックになります。

 この価格というのはどう思います?

 性能からしたら十分安いとなるのかもしれませんが,個人的にはもう少しなんとか出来ないかと思うのです。

 ここからより価格を下げようとすると,まず【CPU】を「Ryzen 3 PRO 4350G」にすることで大幅減となります。

 メモリも以前購入した

「Corsair CMK16GX4M2D3600C18」と「CFD W4U2666CM-8G」を購入しました(2019/08/11) 
https://310satyo.blogspot.com/2019/08/20190811.html


 こちらの「Corsair CMK16GX4M2D3600C18」を利用する。

 そうすれば更に減となり,合計額は 5万円を切ってきますよ。

 安さというか出費額を極力減らそうとすれば,そのような構成も有りですよね。

 しかし,メモリはまだしも,CPUで妥協するのはなぁ・・・

 将来的に後悔しそうなんだよなぁ・・・

 でも,用途的には「Ryzen 3 PRO 4350G」でも十分何だよなぁ・・・

 うーん,難しいね。

 こうなやって悩み続けているから,いつまでたっても組めないのですよね。

 思い切って何かしら購入してみる方が良いかな?

 何か切っ掛けとなるようなセールに出会えると一気に進むのですけどね。





 ではではノシ


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