2018年12月12日水曜日
「Windows 10」において削除できないフォルダがある場合に「WinRAR」を用いて削除した話(2018/12/12)
久々に PC周りを掃除しました。
掃除したというか,もう模様替えというべき作業でしたけどね。
まぁそうした作業のおかげか,かなりスッキリしましたよ。
たまにはこういうことをやるのも良いものですね。
先日,
「Xeon E5-2620 V4」を 2基搭載した PCの現状について(2018/03/22)
https://310satyo.blogspot.com/2018/03/20180322.html
この PCを利用中に起こった現象です。
ある日,データを整理していた時に気になるフォルダを見つけました。
それは何に使用していたのか分からないのですが,何かの際に発生したものなのでしょう。
その中身を確認したところ,フォルダ内にデータはありませんでした。
なので,空フォルダが残っているのは気持ち悪いですから,そのフォルダを削除してしまうことにしました。
残しておいても良いですが,見つけてしまったものは仕方ありません。
個人的にそのまま残しておくのも嫌だったのでね。
普通に削除しようと思い,フォルダを「Delete」しようとしたところ,
この画像のように,
この項目は見つかりませんでした。
次の場所にはありません。この項目の場所を確認してから再実行してください:D:\***\****\・・・
という内容のメッセージが表示され,削除できませんでした。
特に作業をしているわけではなく,更には中に何のデータもないのにですよ?
まぁこういった症状が発生した場合にはとりあえず再起動するというのが私の考えですので,とりあえず再起動することに。
再起動するのは久々でしたね。
いや,「Windows Update」で勝手に再起動されていることはあるかもしれませんけど,基本的には点けっぱなしにしているので。
そうして,再起動後に該当のフォルダを確認したところ・・・まだ残っていました。
なんと残っていました。
まぁそんなこともあるだろうと再度削除するため「Delete」したところ,
またこのメッセージです。
あれ?
どうすりゃいいんだ?
「Shift」+「Delete」で完全削除しようとしても,おなじようなメッセーが流れてダメ。
・・・これはもうネットで調べるしか無いですね。
そう思い検索したところ,結構引っかかるものですね。
「Windows 7」の頃から,結構同じような症状に悩まされた人がいるようです。
そして,その検索結果としては,「コマンドプロンプト」による削除で解決したというものが多かったです。
なので,それらにならって作業することに。
その作業自体は簡単で,
「Cortana」バーで「cmd」と入力すると「cmd.exe」が表示されるので,そちらをクリックします。
そうすると
このような「コマンドプロンプト」の画面が表示されますので,
C:\Usere\****>del
と入力して,半角スペースを入力した後に対象となるフォルダを「ドラッグ&ドロップ」します。
そうして「Enter」を押すと削除するかどうか求められるので,そこで「y」を入力して再度「Enter」。
その結果は・・・ダメ。
というのも,「del」は,指定したフォルダ内のデータを削除するためのもので,今回の場合はそのフォルダ内のすべてのデータを削除するという指示を出していたのです。
ですから,もとからフォルダ内にはデータはなく,消したかったのはフォルダですので,「del」で消えなかったのはまぁ当然ですね。
今回の場合,正しくは
C:\Usere\****>rd
とすべきでした。
「rd」はフォルダそのものを削除するコマンドになりますのでね。
ちなみに,
C:\Usere\****>del /s
C:\Usere\****>rd /s
といった形で「/s」を末尾に追加する方法もあります。
この「/s」というオプションは,そのフォルダ以下のサブフォルダも含めて,全てを対象とするようにするものです。
なので,そのフォルダ以下にある全てのデータを削除できるというもの。
これならばちゃんと削除できていたかもしれません。
実際には
C:\Usere\****>del
で作業を止めてしまい,他に方法がないか探すことになりました。
面倒くさいと思いながらも,このフォルダを消さないと気持ち悪いじゃないですしね。
なので,引き続き検索し続けていたところ,あるコメントを見つけました。
それは,「WinRAR」を用いて削除するというもの。
「WinRAR」というのは,主に「rar」形式のファイルに圧縮・解凍するソフトになります。
そのソフトを用いて,フォルダを削除するというものです。
どうやって削除するのか疑問に思いますよね。
その方法というのは,対象のフォルダの
「コンテキストメニュー」を開いて,「書庫に圧縮(A)...」を選択します。
そして,開いたウィンドウから
「圧縮オプション」の中の赤枠内で囲った「圧縮した後にファイルを削除する(D)」にチェックを入れます。
そして,「OK」をクリックすればその対象のフォルダを削除できるというもの。
試しにその作業をしてみると・・・消せた!
消えました!
この方法でちゃんとデータを削除できましたよ!
フォルダ内のどこにも無くなりましたからね。
「WinRAR」にこのような使い方があると走りませんでしたのは,今回は本当に驚いたというか素直に感心しました。
ということで,無事に「Delete」では削除できなかったフォルダを削除することができました。
今回は「WinRAR」の圧縮オプションを使用して削除できましたが,その前段階の「コマンドプロンプト」でも削除できていたかもしれませんね。
ちゃんとコマンドをしっかり覚えおておかないと,こういう時に役に立たないのですよ。
ちゃんと勉強しておかないとなぁ・・・
何にせよ,今回の作業内容ははためになりましたので,とても役立つ知識として覚えておきたいと思います。
ではではノシ
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿