2018年12月23日日曜日

APU「A6-9500」が安く売りに出されていたので自作する場合の構成を考えてみた(2018/12/23)



 あれ?

 いつの間にか,クリスマスイブ前日に。

 もうそんなに日にちが経過していのか。

 あれ?

 ということは,何の予定も入っていない?

 ・・・はぁぁぁ。










 先日,「NTT-X」からのメールを確認していたところ,


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□ クリスマス タイムセール de 超特価!AMD A6-9500プロセッサーが凄い!
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近年では自作でPCを組むとコストが高くなると言われたりもしましたが、
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※上記特価・キャンペーンは2018年12月25日(火)10:00までのご購入、
もしくは、在庫数量完売にて終了となります。


 という内容のものを見掛けました。

 なんと,「A6-9500」が 3,980円で購入できるというものです!


 その「A6-9500」というのは第7世代APUである「Bristol Ridge」シリーズの製品です。

 現行の「Raven Ridge」の一つ前のモデルになります。

 スペックとしては,


 このようになっています。

 CPUコア部分は「Zen」ではなく「Bulldozer」系の「Excavator v2」が採用されており,GPUコアも「Vega」ではなく「Tonga」が使用されています。

 なので,現行の「Ryzen 3 2200G」と比べると,「PassMark」のベンチでは

【A6-9500(Radeon R5)】
CPU:2,996(1スレッド 1778)
GPU:1,168

【Ryzen 3 2200G(Radeon Vega 8)】
CPU:7,321(1スレッド 1825)
GPU:1,792

 ということで,特に CPU性能の差が凄いことになっています。

 まぁこれはコア数の違いもありますので当然なのでしょうが,半分以下の性能というのは CPUコアの世代の違いがありますので仕方ありません。

 それでも「Celeron G4900T」と同等位のものになっていますので,普通に使用する分には十分かと。

 GPU性能については「Coffee Lake」に搭載されている「Intel UHD 630」と同程度になりますので,こちらも十分なものがあるでしょう。

 まぁ APUなのですから,もうちょっと健闘して欲しいところではありますけどね。


 そして,「Fluid Motion」に対応しているというのもメリットかと。

 動画再生用途で使うのであれば,その恩恵は大きいでしょうから。

 まぁ私は全く使用したことがないので,どれほどの差があるかは分からないですけどね。


 そんな「A6-9500」が 4千円で購入でき,さらにセットで他の製品と購入すれば更に千円引きとなりますから,購入するのであれば今でしょう!

 ということで,今回はその「A6-9500」を用いた自作PCの構成について考えていきたいと思います。

 そして,なるべく安い構成で組みたいので,コストパフォーマンスに優れるような形にしたいですね。



【CPU】AMD A6-9500 @4,000円
【CPUクーラー】CoolerMaster Hyper H412R @2,000円
【メモリ】CFD W4U2400PS-8G @13,000円
【M/B】ASRock AB350M-HDV @6,000円
【GPU】-
【SSD】WesternDigital WDS500G2B0B @9,000円
【HDD】-
【ODD】-
【OS】Microsoft Windows10 Home 64bit @13,000円
【電源】Antec NeoECO Gold NE550G @7,000円
【ケース】CoolerMaster MasterBox Q300L @6,000円

  合計 60,000円


 とりあえず考えた構成はこんな感じ。

 ミニタワーケースを使用するモデルですね。

 製品のバランスも悪くなく,無難な仕上がりと言えるのではないでしょうか。

 一式 6万円あれば組めるようになっていますしね。

 また,私の場合ですと余っているケース

  • Aerocool DS Cube Window
  • CoolerMaster Silencio 352

 を流用すれば,より価格を抑えられますね。

 他にも流用できるパーツがあれば,より価格を抑えられます。



 より小型なPCということで,「Mini-ITX」規格の【M/B】を採用する場合ですと,

【CPU】AMD A6-9500 @4,000円
【CPUクーラー】CoolerMaster Hyper H412R @2,000円
【メモリ】CFD W4U2400PS-8G @13,000円
【M/B】GIGABYTE GA-AB350N-Gaming WIFI @12,000円
【GPU】-
【SSD】WesternDigital WDS500G2B0B @9,000円
【HDD】-
【ODD】-
【OS】Microsoft Windows10 Home 64bit @13,000円
【電源】Antec NeoECO Gold NE550G @7,000円
【ケース】RAIJINTEK METIS PLUS @5,000円

  合計 65,000円


 こういった構成になるかな。

 価格はちょっと高くなるけど,コンパクトで設置場所を気にせずに利用することができるでしょう。

 また,マザーボードに無線LAN通信機能が備わっているので,場所を選ばずに運用できるという面ではコチラのほうが有利かな。


 どちらで組んだ場合も,ストレージには【SSD】を搭載していますし,大抵の用途で問題なく使用できるでしょう。



 しかし,ここまで書いておいてなんですが,この価格で購入するのであれば,

「ASRock」から登場するかもしれない APU版「DeskMini」シリーズの構成について考えてみた(2018/11/07) 
https://310satyo.blogspot.com/2018/11/20181107.html

 どうしても「Ryzen G」シリーズを考慮することになります。

 APU版「DeskMini」シリーズでなくとも,ちょっとお金を出せばより高性能なものを利用できるのですから。

 もうちょっと安くというのは厳しいでしょうけど,何らかのメリットがあればなぁ・・・

 4,000円弱で購入できるというのは魅力なのですがね。

 まぁ保守用に購入しておくというのが一番現実的というか,ありえる選択肢になりますかね。



 また,場合によっては

「Ryzen 7 1700」搭載PCを組んでいきます(完成編)(2018/08/08)
https://310satyo.blogspot.com/2018/08/20180808.html

 この「Ryzen 7 1700」と入れ替えるのもアリですかね。

 いや,これはこれで頑張って詰め込みきった構成なので,あまり弄るのもなぁ・・・


 まぁ今回のキャンペーンは

2018年12月25日(火)10:00まで

 ということで,まだ時間はあります。

 もう少し構成について考えてから決断するようにしましょう。





 ではではノシ


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