どうなるのでしょうか。
私の休日は?
仕事が入りそうでして。
普通に休みたいのですけどね。
・・・本当にどうなるのでしょうかね。
今回は、
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/gyokai/1477108.html
これを受けての話。
そう、「GIGAスクール」についての話題ですね。
いや、その「GIGAスクール」構想の是非を問うているわけではありません。
その活用方法については文句は当然ありますけど、一人一台端末の整備については肯定的です。
若いうちからデジタル機器に慣れ親しむというのは、将来的にプラスになることが多いでしょうから。
しかし、私が気にしているのはその導入端末についてです。
まず、その導入端末に係る仕様については
https://www.mext.go.jp/content/20200303-mxt_jogai02-000003278_407.pdf
こちらの PDFデータに記載されています。
この中では、
- Windows OS
- Android(Chrome)OS
- iOS(iPadOS)
の 3種類に分けて、標準的な仕様を定めています。
それぞれ簡単に書き出しながら、その内容について触れていきましょうか。
ちなみに、今回触れるのはハードのみ。
ソフトウェアについては別途調達する前提です。
どうやらプリインストールではなく、別途管理ソフト等を用いての一括導入を想定しているようですので。
<Windows OS>
【OS】Windows 10 Pro
【CPU】Intel Celeron(2016年8月以降に製品化されたモノ)
【ROM】64GB以上
【MEM】4GB以上
【画面】9~14インチ(11~13インチ推奨)、タッチパネル対応
【無線LAN】Wi-Fi 5 以上
【LTE】対応していること(内蔵・外付け問わず)
【形状】デチャッタブル(2in1)型又はコンバーチブル(360℃回転)型
【キーボード】Bluetooth接続でない日本語JISキーボード
【カメラ】インカメラ・アウトカメラ
【外部接続端子】USB3.0×1以上、音声入出力端子×1以上
【バッテリ】8時間以上
【重量】1.5kg以下
となっています。
このうち、
Bluetooth接続でない ⇒ 複数端末利用時の混線やペアリング解除等を避けるため USB接続やノート型端末を推奨
JISキーボード ⇒ 利用者の負担感を鑑みてより安価に調達できる可能性がある USキーボードへの変更も可
カメラ ⇒ 学習活動時の運用に問題が出なくより安価に調達できるのであれば片側カメラも可
LTE ⇒ 利用方法を踏まえて不要であれば削除しても可
としています。
まぁ場所によって利用方法は異なりますから、そのような補足があるのは当然ですかね。
そりゃ全部盛りな方が良いですけど、それを活かしきれない学校もあるでしょうから。
さて、この仕様を見てまず思うことは、普通に低スペックであること。
まぁ補助金が 45,000円までとなっていますので、それだけで賄える製品となるとこのようなスペックになるのか。
でもなぁ・・・
これでは教材の視聴であればなんとかいけるでしょうけど、動画編集やらプログラミング等となると厳しいのでは?
むしろオフィスソフトですら、サクサク動作しないことも考えられるでしょう。
Web会議システムを用いることも厳しいかも?
そういった厳しいことは把握しつつも、金額面を考慮して、ギリギリを攻めたこの仕様なのでしょう。
確かに、その金額以内に収まるような機種が売られています。
さすがに LTE対応は厳しいですけど、それ以外は満たせそうな製品がね。
しかし、やはり私的にはオススメできない、もっと良い機種を購入するべきだと思うのですよ。
単純に、これから先も使い続けることを想定するべきです。
なので、金額は無視して、私が考える最低限の仕様を示しますと、
【OS】Windows 10 Pro
【CPU】Intel 第10世代以降 Core i3以上 or Ryzen 3 5000シリーズ 以上
【ROM】SSD 256GB以上
【MEM】8GB以上
【画面】11~14インチ程度(タッチパネル対応)
【無線LAN】Wi-Fi 5 以上
【LTE】-
【形状】キーボード一体型ノートパソコン
【キーボード】日本語JISキーボード
【カメラ】アウトカメラ
【外部接続端子】USB3.0×2以上、音声入出力端子×1以上
【バッテリ】8時間以上
【重量】1.2kg以下
となりますかね。
やはりね、基本性能となる部分については早々のスペックにしたい。
となると、上にあるような
【CPU】Intel 第10世代以降 Core i3以上 or Ryzen 3 5000シリーズ 以上
【ROM】256GB以上
【MEM】8GB以上
にはしたい。
CPUは「Windows 11」への移行も見越しつつ、それなりの性能のある機種を。
ストレージは eMMCではなく SSDにするのが絶対。
それでいて、色々とソフトをインストールすることを考えると 128GB・・・では不足するのが怖い、なので 256GBあれば安心ですかね。
メモリは今ならば最低でも 8GBは欲しいです。
その他は同じような仕様ですが、LTEは削除。
基本的に構内で無線LAN環境は整っているでしょうし、どうしてもその範囲外で利用したいのであれば、外付けの LTE通信機器を学校が用意するべき。
毎月の通信量の費用負担も込で用意するべきですね。
リモート授業するのであれば、モバイルルーターを用意する手もありますな。
2in1ではなくキーボードが一体となっている形のノートパソコンにしたほうが管理しやすい、良いだろうと思います。
タブレット形態にする、360℃回転させる機能はいらないと思うので削除。
タッチパネルに対応していれば、それで十分だと思うのですよ。
まぁそういった機能があるに越したことはありませんけどね。
カメラもアウト側は不要、なにか撮影するにしてもインカメラだけで対応できるでしょう。
USB端子は 1つでは不安なので 2つ以上、重量は 1kgを切ってほしいところですけど、とりあえずは 1.2kg程度までかな。
さて、そのような仕様の製品があるのか。
あったとしていくらになるのか。
調べてみると、「Surface Laptop Go(TNV-00020)」が候補になるかな。
https://310satyo.blogspot.com/2023/01/20230121.html
で触れた「Surface Laptop Go 2」の一世代前の機種です。
これが、現在 8万円ちょっとで購入できるようです。
一世代前ですが、「Core i5-1035G1(Ice Lake世代)」が搭載されていますので、マシンパワーは十分かと。
でも、公式販売品ではありませんので、在庫が無くなると終わりですな。
しかし、それ以外の製品となると 10万円を超えてくるのですよね。
うーん、となりますと、私の要望する製品仕様というのは、高望みになるのか。
タッチパネル機能を削れば、もっと安い機種もあるのですよ。
しかし、教育用と言うか子供用となると、画面部分に保護が無いと簡単に壊してしまいそうで。
となると、タブレット端末での導入を考えたほうが良いのかな?
うん、今回はなかなかのボリュームになり、
- Android(Chrome)OS
- iOS(iPadOS)
を搭載したタブレット端末についてもふれられませんでした。
それらを含めて、また後日に考えるとしますかね。
ではではノシ
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