2023年2月14日火曜日

PC関係の新情報(「Navi 31」3D V-cache 搭載可?、「Acer」Radeon搭載製品、「Navi 32」&「Navi 33」仕様)(2023/02/14)

 


 バレンタインデー。

 チョコ。

 たくさん。

 食べる。








 今回は「AMD」製 GPUに関する話題です。


https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-11718.html


 まずはこれから。

 これはどれだけ効果があるのかな?

 CPUだけでなく、GPUにも「3D V-cache」を搭載するという話です。

 「RX 7900 XT」製品において、「3D V-cache」を搭載できる余地があるとのこと。

 その接続部分が、「3D V-cache」用なのかは分かりませんけどね。

 設計当初から、今後の拡張性を見越していたのか、それとも設計途中で断念した要素が残ってしまっているのか。

 しかし、もし搭載することで効果があるというのであれば、もっと大々的に動いていることでしょう。

 CPUの場合は、あれだけゲーム用に有効だと謳っていたわけですしね。

 それに、「Ryzen 7000 X3D」シリーズでは、発熱を抑えるために、「Ryzen 7000 X」シリーズよりも動作クロックを落としたり、TDP設定を低くしていました。

 それを踏まえると、より発熱の凄そうな GPUでは処置のしようがないということも考えられそうです。

 そのため、断念したというか、今のところは予定が無い状態になると。

 まだ研究自体は続けているでしょうけど、すぐに登場するかというと、それは期待できなさそうです。

 価格も更に高くなるわけですからね。

 劇的に性能が向上するということであれば別でしょうけど、多少のスコア向上ということであれば、需要も少ないでしょうし。

 将来的に登場する可能性がある、程度に捉えておきますかね。





https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-11723.html


 続いては珍しい製品。

 「Acer」からグラフィックカードが登場するとのこと。

 今まで「Acer」ブランドの GPU製品が登場したことなんてあるのかな?

 そう思っていたところ、ゲーム向けブランドの中で「Intel Arc Alchemist」搭載カードを投入済みとのこと。

 その存在は知らなかったなぁ・・・

 既に「Radeon」製 GPU搭載のサンプル品もできているとのこと。

 であれば、「RX 7000」シリーズ製品が 2023年中に登場することになりそうですな。

 まぁ私の場合は、もの珍しさよりも、安定性を考えて従来のメーカー製品に流れそうですけど。

 いや、結局は価格次第なところがあるか。

 まだまだ、私が手の出せる価格帯の製品が登場してこないのでね。



 そう思っていたら、


https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-11733.html


 ミドルクラス製品の情報が。

 いや、性能はミドルクラスでも、価格は今までのハイクラスになるかもしれませんけど。


 さて、まずはスペックになりますが、


RX 7900 XTX ⇒ Navi 31|6144SP(96 CU)|1.9GHz/2.3GHz/2.5GHz|96MBキャッシュ│GDDR6(20Gbps)24GB|384-bit|TBP 355W|$999|2022/12/13
RX 7900 XT ⇒ Navi 31|5376SP(84 CU)|1.5GHz/2.0GHz/2.4GHz|80MBキャッシュ│GDDR6(20Gbps)20GB|320-bit|TBP 300W|$899|2022/12/13

RX 7800 XT  ⇒ Navi 32|3840SP(60 CU)|*.*GHz/2.6GHz/2.8GHz|64MBキャッシュ│GDDR6(20Gbps)16GB|256-bit|TBP 280W|$***|2023?
RX 7700 XT ⇒ Navi 32|3072SP(48 CU)|*.*GHz/2.4GHz/2.6GHz|48MBキャッシュ│GDDR6(20Gbps)12GB|192-bit|TBP 225W|$***|2023?

RX 7600 XT  ⇒ Navi 33|2048SP(32 CU)|*.*GHz/2.5GHz/2.8GHz|32MBキャッシュ│GDDR6(18Gbps) 8GB|128-bit|TBP 180W|$***|2023?
RX 7600   ⇒ Navi 33|1792SP(28 CU)|*.*GHz/2.3GHz/2.6GHz|32MBキャッシュ│GDDR6(16Gbps) 8GB|128-bit|TBP 140W|$***|2023?


 となるようです。

 製品規模については、


https://310satyo.blogspot.com/2022/11/20221128.html


 で予想したモノとほぼ同じ感じでしたね。

 ナンバリングは異なりますけど、GPUコアで見ればね。


 まず「Navi 32」採用品ですが、「RX 7800 XT」と「RX 7700 XT」になるようです。

 「RX 7800(54 CU)」はキャンセルされたとのことですが、この規模感であれば、間に入れるほどではないですからね。

 その判断で正解だったと思います。

 そして、その性能は


RTX 4070 Ti > RX 7800 XT ≒ RX 6950 XT
RTX 4070 ≒ RX 7700 XT ≒ RX 6800


 といった関係になるという予想です。

 前世代の一つ上のランクの製品と同程度の性能であるならば、まず最低条件はクリアしていることになりますな。

 個人的にも、これだけの性能を発揮すればもう十分だと思います。


 「Navi 33」採用品は「RX 7600 XT」と「RX 7600」になると。

 一応は「XT」無しのモデルもあるのですね。

 「Nvidia」でいう「Ti」に相当するのでしょう。

 まぁ個人的にはややこしいというか面倒なので、素直に数字で表してほしいですけどね。

RX 7900
RX 7800
RX 7700
RX 7600
RX 7500
RX 7400
RX 7300
RX 7200
RX 7100

 という並びにすればキレイじゃないですか。

 全部で 9ラインナップあれば、性能格差もつけられるでしょうし。

 それは置いておいて、性能としては


RX 6700 XT ≧ RX 7600 XT ≧ RX 6650 XT
RX 6650 XT ≧ RX 7600 ≧ RX 6600 XT


 になると。

 これも、こんなものかというか、そうなるのが最低条件ですよね。

 後は消費電力や発熱面でどうなるか。

 それだけ扱いやすい製品になるのかですよ。

 いや、更に価格もか。

 珍しく、先に登場するのは「Navi 33」からで、「Navi 32」は後回しのようです。

 モバイル向けチップと同時に製造しているからという理由もありそうですが、まずはミドルクラスの拡充を計るつもりなのですかね。

 しかし、後は価格がどれくらいで登場してくるのか。

 おそらく、発売当初は「RX 7600」でも軽く 5万円は超えてくるでしょう。

 となると、まず一般ユーザは食指が伸びないですよね。

 消費電力が激減しているとか、そういった売りとなる要素があるのであれば、多少高くても売れるでしょうけど・・・

 すでに「Navi 33」は大量生産に入っていると。

 ならば、そろそろ実製品によるベンチ情報も出てくることでしょう。

 その結果しだいで、「RX 7000」シリーズの売れ行きが決まってきますかね。

 良い意味で期待を裏切って欲しいものです。





 ではではノシ


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