2018年9月3日月曜日

値下がりしてお得な第1世代「Ryzen Threadripper」で組む PC構成について考える(2018/09/03)



 台風第21号が,明日には上陸する。

 下手したら,ここも大雨になりますね。

 どうしよう,台風対策をしっかりしておかないと。

 停電対策をしっかりしないとさ,PC関係にダメージが出てはね。

 UPSを導入しようと思いつつ,結局購入していないからなぁ・・・









 先日

PC関係の新情報(「RTX 2080Ti」「RTX 2080」日本国内価格&前世代性能差,AMD CPU 現況,第1世代「Ryzen Threadripper」お得,「Windows 10」Windows Update 改善?)(2018/09/01) 
https://310satyo.blogspot.com/2018/09/20180901.html

 という投稿をしました。

 そこで,第2世代「Ryzen Threadripper」が発売されたことで第1世代「Ryzen Threadripper」が大きく値下がりされている話をしました。

 第2世代「Ryzen Threadripper」自体も十分コストパフォーマンスは優秀ですが,第1世代「Ryzen Threadripper」でも十分な性能があり,なおかつ旧モデルということで更に値下がりしましたので,よりお得なのですよね。

 だって,

Ryzen TR 1950X・・・16コア32スレッド│3.40GHz/4.00GHz/4.20GHz│L2 512KB×16/L3 32MB│DDR4-2666 4ch│TDP 180W│$999 ⇒ $749
Ryzen TR 1920X・・・12コア24スレッド│3.50GHz/4..0GHz/4.20GHz│L2 512KB×12/L3 32MB│DDR4-2666 4ch│TDP 180W│$799 ⇒ $399

 このスペックの CPUがこの値下がりとなるのですよ?

 第2世代「Ryzen Threadripper」では微細化されていますので,同クロックであれば性能が上になるでしょう。

 しかし,ベンチを見る限りはほぼ差がありませんので,今から第1世代な「Ryzen TR 1950X」でもアリだと思うのです。

 それに,32コアな「Ryzen TR 2990WX」もお得ではありますが,CPU単体で 20万円を超えてくるのはやはり厳しい・・・

 妄想するにしても,私の金銭事情であれば,ちょっと組むことは考えられないのでね。

 そして,「Ryzen TR 1920X」は更なるコスパに優れる製品となっています。

 12コアな CPUが $399で,実売だと 6万円以下で購入できるのですよ?

 性能ではなくコア単価で考えれば一番ですし,こういった製品のほうが私好みではあります。

 さて,どちらを採用しようかな?



 ということで,在庫処分なのでしょうが,これは組むのに良いタイミングではあります。

 なので,この機会に組むとしたらの構成を考えていきましょう。



【CPU】AMD Ryzen Threadripper 1950X
【CPU】AMD Ryzen Threadripper 1920X

 このどちらにするか難しいところですが,まぁ両パターンで考えていきましょう。



【CPUクーラー】Noctua NH-U14S TR4-SP3


 「Socket TR4」な規格に対応する製品は少ないのですが,空冷派な私は簡易水冷の製品を使用したくなかったので,この製品をチョイスしました。

 「Noctua」製品であれば冷却能力も問題ないでしょうしね。



【メモリ①】Corsair CMK16GX4M2A2666C16R
【メモリ②】Corsair CMK16GX4M2A2666C16R


 ここは「DDR4-2666」規格のコスパに優れる製品を選びました。

 まぁこのメモリ価格が高騰している現状では,その都度コスパに優れる製品を選ぶようですね。



【M/B】ASUS PRIME X399-A


 これも安定?の「ASUS」製のもので。

 「X399」チップセットな製品であれば,価格が多少安くてもそれなりの質でしょうしね。



【GPU】XFX RX-VEGALDFF6


 性能的には「GTX 1080Ti」にしたかったですが,どうせ「Ryzen Threadripper」で組むのであれば「AMD」製のもので統一させたかったので,現状コスパで優れるこの製品にしました。

 「RX500」シリーズもありますが,あちらは流石に性能がね・・・



【SSD①】Intel 760p SSDPEKKW256G8XT
【SSD②】Western Digital Blue WDS100T2B0B

 システム用の「NVMe」接続な製品と,ゲーム等のソフトウェアインストール用の「SATA」接続で容量の多い製品を搭載します。

 「M.2」ソケットが多いマザーボードだと,このような使い分けができるのが良いですね。

 それに,ケーブル配線が必要無いというのも「M.2」接続のメリットですね。



【HDD】Seagate ST8000DM004


 倉庫用として使用するので,容量単価の安い製品で。

 和ツィは「Seagate」製品に対して悪い印象はないですし,「SMR」方式というのも倉庫用であれば気にならないので,この製品でも問題ないかと。



【ODD】-

 必要無いので搭載しません。



【OS】Microsoft Windows 10 Pro 64bit DSP


 「Home」なら 5千円ほど安くなりますが,機能面を考えると「Pro」にしたいですよね。

 特に「Windows Update」関連で今後差が出てくるかもしれませんし。



【電源】ANTEC NeoECO Gold NE750G


 上の「ASUS PRIME X399-A」には

  • 1 x 24-pin EATX Power connector(s)
  • 1 x 8-pin ATX 12V Power connector(s)
  • 1 x 4-pin ATX 12V Power connector(s)

 といった電源コネクタを接続する必要があるので,特に「4+4ピン電源ケーブル」が 2本ある電源を選ばないといけません。

 私は「ANTEC NeoECO Gold」シリーズが好きというか保証期間が長いので,好んで使用しています。

 そして「NE750G」には

  • 24ピンケーブル(約560mm)
  • 4+4ピン電源ケーブル(約630mm)

 が直付けされていますので,ケーブル的には問題ありません。

 そして,750Wという電源容量があれば「Ryzen Threadripper」シリーズでも問題ないでしょう。



【ケース】IN WIN 101 IW-CI698


 これは以前から気になっていた「IN WIN 101」にしました。

 こういったちょっと変わったケースで一度は組んでみたいですしね。





 以上の内容をまとめると,

【CPU】AMD Ryzen Threadripper 1950X @110,000円
【CPUクーラー】Noctua NH-U14S TR4-SP3 @10,000円
【メモリ①】Corsair CMK16GX4M2A2666C16R @19,000円
【メモリ②】Corsair CMK16GX4M2A2666C16R @19,000円
【M/B】ASUS PRIME X399-A @40,000円
【GPU】XFX RX-VEGALDFF6 @60,000円
【SSD①】Intel 760p SSDPEKKW256G8XT @9,000円
【SSD②】Western Digital Blue WDS100T2B0B @25,000円
【HDD】Seagate ST8000DM004 @18,000円
【ODD】-
【OS】Microsoft Windows 10 Pro 64bit DSP @18,000円
【電源】ANTEC NeoECO Gold NE750G @10,000円
【ケース】IN WIN 101 IW-CI698 @8,000円

 合計 346,000円

 ということに。


 そして,【CPU】を「Ryzen TR 1920X」に変更すると,

【CPU】AMD Ryzen Threadripper 1920X @55,000円
【CPUクーラー】Noctua NH-U14S TR4-SP3 @10,000円
【メモリ①】Corsair CMK16GX4M2A2666C16R @19,000円
【メモリ②】Corsair CMK16GX4M2A2666C16R @19,000円
【M/B】ASUS PRIME X399-A @40,000円
【GPU】XFX RX-VEGALDFF6 @60,000円
【SSD①】Intel 760p SSDPEKKW256G8XT @9,000円
【SSD②】Western Digital Blue WDS100T2B0B @25,000円
【HDD】Seagate ST8000DM004 @18,000円
【ODD】-
【OS】Microsoft Windows 10 Pro 64bit DSP @18,000円
【電源】ANTEC NeoECO Gold NE750G @10,000円
【ケース】IN WIN 101 IW-CI698 @8,000円

 合計 291,000円

 となります。


 うーん,普通に組むと 30万円近くしてしまいますか。

 まぁ【CPU】と【メモリ】と【M/B】というメイン 3パーツだけで半分近い値段になりますからね。

 ココらへんであまり安くできないので,この金額になるのも当然ですよね。

 この金額でも個人的にはアリ・・・いや厳しいか。

 いくらお得でも,30万円近い値段というのはちょっと気軽には手が出せないですよね。

 やはりお得になったとしても,私のような貧乏な自作erにはちょっとお高いです。

 さて,どうしようかしらね。





 ではではノシ


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