2018年3月8日木曜日

PC関係の新情報(Ryzen 7 2700X スペック&ベンチリーク,GF 7nmプロセス,CoffeeLake 4月 追加モデル,GTX 2000シリーズ 3月発表)(2018/03/08)



 年度末・・・

 予算執行・・・

 この季節は嫌だなぁ・・・







 Ryzen 7 2700XはRyzen 7 1700Xよりも周波数が300MHz高められるらしい -北森瓦版
 https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-9293.html


 徐々に「Pinnacle Ridge」世代の CPUについての情報が出てきましたね。

 今回のものは,2種類の CPUスペックについてで,それぞれ

Ryzen 7 2700X・・・8コア16スレッド│3.70GHz/4.10GHz│L2 4MB/L3 16MB?│DDR4 2ch│TDP 95W?│12nm
Ryzen 5 2600・・・6コア12スレッド│3.40GHz/3.80GHz│L2 3MB/L3 16MB?│DDR4 2ch│TDP 65W?│12nm

 ということで,「Ryzen 5 2600」については以前の

 PC関係の新情報(Ryzen 5 2600 ES品 ベンチ,Pinnacle Ridge ソルダリング,IceLake GPU強化,Turing Geforceシリーズ)(2018/02/22)
 http://310satyo.blogspot.jp/2018/02/20180222.html

 ES品の時とほぼ同じスペックですね。

 まだ確定ではないかもしれませんが,時期的には今回の情報でほぼ決まりと考えても良いでしょう。

 「Ryzen 7 2700X」ではブースト時に 4.00GHzを超えてきていますが,「Ryzen 7 2700」の方はどうですかね。

 おそらく「Ryzen 7 2700」は TDP 65W になるでしょうから,同じように 4.00GHzを超えてくるのは厳しいかもしれません。

 「Ryzen 7 2700X」が「Ryzen 7 1700X」からそれぞれ周波数を 300MHz向上させていることから考えると,ギリギリ届きそうではありますけどね。


 そして,その「Ryzen 7 2700X」であろう CPUを用いたベンチマーク結果のリーク情報も出ており,

 Ryzen 7 2000 seriesのものとされるベンチマークがリーク -北森瓦版
 https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-9295.html

 数字的には「Ryzen 7 1800X」を上回ってきています。

 動作周波数の向上による影響もあるでしょうが,12nmプロセスに移行したことによる恩恵もあるかと。

 「Core i7 8700K」と同等な性能もあるようですし,個人的には十分な向上具合だと思います。

 シュリンクしたのですから,もっと劇的な性能向上を果たしてほしいという意見もあるかと思いますが,設計がほぼ変わらないのですから仕方ないでしょう。

 そういうことを期待している人は,この次の「Zen 2」に期待するべきかと。


 大幅なダイサイズ縮小と高性能化を見込むGlobalFoundriesの7nmプロセス -北森瓦版
 https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-9294.html


 どうやら 7nmプロセスでは現行の 14nmプロセスと比較して,

  • 0.37倍のスケーリング
  • ロジックライブラリレベルでも0.5倍以下のスケーリング
  • 40%前後の性能向上

 ということですので,もしこれが本当であれば,かなりの性能向上が期待できるでしょう。

 ダイサイズがほぼ半分になるということですから,コア数を倍にすることも可能だと思います。

 また,周波数では 5.00GHzを狙えるようなところまでいけるとしてます。

 もしこれが実現できるのであれば,

Ryzen 7 3800X・・・16コア32スレッド│4.00GHz/5.00GHz│L2 8MB/L3 32MB│DDR4 2ch│TDP 95W│7nm

 というのも夢じゃないかもしれませんよ。


 まぁまずは「Pinnacle Ridge」の登場を待つようですけどね。

 個人的には,その登場により処分価格で販売されるであろう「Summit Ridge」を確保しようかが悩ましいところです。

 今でも「Ryzen 7 1700」なんかは 32,000円前後まで下がっていますし,更に値下がってくるようなら記念に購入しておこうかな。

 新規に組もうとすると,メモリやらが高価格なのでね・・・





 “Coffee Lake”の追加モデルは4月第1週に登場する -北森瓦版
 https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-9292.html


 今登場しても時期が悪いけどなぁ・・・

 ようやく「Coffee Lake」世代の下位モデルが 4月から販売となるようです。

 それは,「Core」シリーズだけでなく,「Pentium」や「Celeron」シリーズの 8製品とバルク品ですが省電力の「-T」モデルが 10製品の予定です。

 それと併せて「X370」チップセット以外の

  • Q370
  • H370
  • B360
  • H310

 も登場しますので,安く済ませたい方々には朗報ですね。

 一体どのような製品が登場してくるのかは分かりませんが,4月発売するのであればそろそろ各メーカーから発表があるはずです。


 4月に登場となると,上に書いた「Pinnacle Ridge」と時期が被りますので,どちらの方が売上を伸ばせるのか直接対決することとなります。

 しかし,メモリやグラフィックカードの価格が高騰していますので,新規に組もうとする人は少ないのではないかと。

 なので,昨年の「Ryzen 1000」シリーズ(Summit Ridge)が登場した時と比べると,市場における自作熱は冷めてるかと。

 まぁ買い替えと言うか既存環境のまま CPUを交換するという人もいるでしょうし,実際にはそれなりに売れるかもしれませんけどね。

 何にせよ,まずはちゃんと登場してもらわないと。

 どちらも本当に 4月に出るのか,まだ分かりませんしね。





 GeForce GTX 2080, GTX 2070が3月のGTCで発表されるかもしれない? -北森瓦版
 https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-9287.html


 色々な情報が飛び交っている「GTX2000」シリーズですが,3月発表,4月発売という流れはどこも変わりありませんね。

 なので,もうそろそろ何かしらの新製品が出ることは間違いないでしょう。

 それが「Ampere」なのか,「Turing」なのかは分かりませんけど。


 そんな新製品について,更なる情報が出てきました。

 NVIDIA could price the GeForce GTX 2080 at up to $1499 -TweakTown
 https://www.tweaktown.com/news/61023/nvidia-price-geforce-gtx-2080-up-1499/index.html

 「GTX2080」は,

  • 価格:$1,499
  • 性能:GTX2080 > GTX1080 SLI
  • 消費電力:GTX2080 < GTX1080
  • メモリ:GDDR6

 という仕様になるというものです。

 にわかには信じ難いことですが,この価格であればそのような性能になってもおかしくはないでしょう。

 しかし,今までの例からすると,末尾「80」のシリーズは,ハイエンド製品ですが価格は $1,000以下になっていました。

 それが,一気に倍近い価格の $1,499 になるとは思えないのですよ。

 この価格になるのが「GTX2080Ti」なら納得しますがね。

 性能についても,前世代の同等コアの SLI以上のものになるというのも向上しすぎな感じがしますし,個人的にはガセな気がしますけどね。


 搭載するメモリについても,もうすぐ出るということであるならば,「GDDR6」は間に合わないと思います。

 搭載できたとしても「GDDR5X」になるのでは?

 容量32GB・1.36TB/secのGPUメモリを実現する第2世代HBM2 -PCWatch
 https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaigai/1109751.html

 第二世代「HBM2」の話もありますが,こちらはまだまだ先の話になりますし。


 今月中に発表されるのであれば,もうそろそろ本当のリーク情報が出てくるでしょうし,まずはそれを待ちましょう。

 どうせ今までと同じような価格帯で登場したとしても,昨今のPC市場の情勢からするとまず入手できないでしょうし。

 価格も変に高騰するでしょうから,登場してから 1ヶ月以上しないと一般人は手に入れられないのでは?

 はやくこのような状況が改善して欲しいところですが,パーツ(メモリ)が無いことにはどうしようもないのでしょう。

 なんとかしろよ「Samsung」はよぉ!





 ではではノシ


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