2019年9月8日日曜日

10万円以下で組む「Ryzen」を用いたゲーミングPCの構成について考えてみた(2019/09/08)



 これから台風が来ます。

 楽観視しているけど,他の豪雨の被害にあった地方のことを考えると,もしかしたらという危機意識は持つべきですよね。

 何もなければそれで良いじゃない。

 対策するというのも良い経験ですよ。

 さて,私は PCの電源を久々に落としておこうかな。










15万円以下で組む「AMD」製 CPUと グラフィックカードを用いたゲーム用PCの構成を妄想してみた(2019/05/18) 
https://310satyo.blogspot.com/2019/05/20190518.html

 以来になりますかね。

 久々に,ゲーミングPCの構成について考えていきます。

 こうして PCの構成を考える際,いつもテーマを決めているのですが,今回も同様に考えています。

 それは!

 単純に!

 10万円以下で組むというものです!

 ゲーミングPCを 10万円以下で組むというのは,なかなかに魅力的じゃないですか?

 もちろん,性能については価格相応になりますが,それでも設定を下げれば十分最新ゲームもプレイできるでしょう。

 そして,この価格には OS代も含めています。

 これは,最近のお得な PCパーツを用いての構成になりますので,少し時期がずれただけで価格が合わなくなってくるかもしれません。

 その点はご理解いただければと思います。


 さて。

 それでは早速その構成について触れていきましょう。

 今回構成を考えるにあたっては,

【CPU】6コア以上
【メモリ】8GB×2以上
【VGA】GTX 1060(6GB)並かそれ以上
【SSD】500GB以上
【HDD】1TB以上
【OS】Windows 10 Pro 64bit
【ケース】静音ケース
【電源】保証期間の長いもの

 最低でもこの要件を満たすものにしています。

 【CPU】はゲーム用ですので動作クロック重視で行きたいですけど,配信を考えるのであれば 6コア以上は欲しいところです。

 【メモリ】は今となっては 16GB以上が最低限ですよ。

 【VGA】については書いてあるとおり「GTX 1060(6GB)」に近い性能があればとりあえず十分かと。

 ストレージについては【SSD】と【HDD】はどちらも搭載します。

 【OS】はより上位モデルのほうが今後使い勝手が良いだろうということで,書いてあるとおり「Windows 10 Pro 64bit」にします。

 【ケース】は個人的な好みで静音性の高いもの,【電源】も電源容量ではなく保証期間重視でいきたいと思います。


 そして,この考えをもとに構成を考えた結果が,以下になります!



【CPU】AMD Ryzen 5 2600 @15,500円
【CPUクーラー】-(Wraith Stealth cooler)
【メモリ】CFD W4U2666PS-8GC19 @8,000円
【M/B】ASUS TUF B450M-PLUS GAMING @8,000円
【VGA】SAPPHIRE PULSE RADEON RX 570 8G GDDR5 DUAL 11266-66-23G @14,000円
【SSD】WesternDigital SN500 WDS500G1B0C @7,500円
【HDD】WesternDigital WD40EZRZ-RT2 @8,500円
【ODD】-
【OS】Windows 10 Pro 64bit @17,000円
【ケース】FractalDesign Define Mini C @8,000円
【電源】Corsair RM650x CP-9020178-JP @11,500円

 合計 98,000円


 ということで,ちゃんと 10万円以下で組めましたよ!

 ギリギリ上回るようなこともなく,スッキリ収まりましたね。


 まず【CPU】については,現状一番お買い得だと思われる「Ryzen 5 2600」にしました。

 これについては私も

常時稼働録画兼倉庫用PCに用いるため「AMD Ryzen 5 2600」と「ASRock B450M Steel Legend」を購入しました(2019/08/05)
https://310satyo.blogspot.com/2019/08/20190805.html

 購入していますが,このスペックの CPUが 1万円台半ばで購入できるのはかなりお買い得です。

 動作クロックこそ低いですけど,それでも良い製品であると言えますね。

 まぁ本当にゲーム用として考えるのであれば,動作クロック面で物足りないところがあるかもしれませんけど,それについては価格面を考慮してほしいと思います。


 【CPUクーラー】はサイドフローな製品がほしいところでしたが,今回は費用捻出のため付属してくる「Wraith Stealth cooler」を用います。

 これでもそれなりには冷却できるようですし,気になるようなら別途購入するようですね。


 【メモリ】は「DDR4-2666」規格な製品で 8GB×2 のものであれば何でも良し。

 より動作クロックの高い製品にしたいところですが,費用対効果を考えると,そこまで大きな影響は出ませんのでね。


 【M/B】には比較的安い製品の多い「Micro-ATX」規格のものを採用し,それでいて耐久性もありそうな「ASUS TUF B450M-PLUS GAMING」にしました。

 より耐久性を考慮するとなると「ASRock B450M Steel Legend」あたりになるのかな?

 費用対効果重視ですとそこまでしなくてもい良いと思いますし,ゲーム用であるならば「GAMING」と名のついている製品にしておこうというのもありました。

 大して意味のないことですけど。


 【VGA】には

「MSI Radeon RX Vega 64 Air Boost 8G OC」と「SAPPHIRE PULSE RADEON RX 570 8G GDDR5 DUAL(11266-66-23G)」の購入を検討しています(2019/09/05)
https://310satyo.blogspot.com/2019/09/20190905.html

 でも触れました,「SAPPHIRE PULSE RADEON RX 570 8G GDDR5 DUAL 11266-66-23G」を採用します。

 グラフィックメモリが 8GBあって,最適化が進み「GTX 1060(6GB)」並の性能となっていますので,そんな製品な 14,000円というのはかなりお得ですのでね。


 【SSD】には「M.2」規格の製品を採用するのが大前提,それでいて一応「NVMe」接続なものの中で大手メーカー製で安いのとなると「WesternDigital SN500 WDS500G1B0C」になりました。

 「NVMe」接続に拘る必要はありませんでしたが,「SATA」接続ですと【M/B】の SATAポートが制限されたりしてしまいますし,それならば低発熱で価格も安めな上の製品にしようかと思いましてね。


 【HDD】はゲーム用となると不要かもしれませんが,普段使いにも用いることができるということで搭載しようと思い,そうなると容量あたりに費用の安い「WesternDigital WD40EZRZ-RT2」が良いかなと。

 これだけの容量があれば,まず普通の使い方であれば不足するようなことはないでしょう。


 【ODD】はもう今では不要でしょう。


 【OS】には上に書いたとおり「Windows 10 Pro 64bit」を採用します。


 【ケース】は静音性重視で「Micro-ATX」規格に対応するもの,それでいてなるべく高さの抑えめな製品ということで「FractalDesign Define Mini C」にしました。

 私はこの「ATX」規格に対応する

「FractalDesign Define C」を開封していきます(2019/02/28)
https://310satyo.blogspot.com/2019/02/20190228.html

 「FractalDesign Define C」を購入しており,良い製品だと思っているからこそ,この製品の小型版である「FractalDesign Define Mini C」を推しました。


 【電源】では,私の場合は何よりも保証期間を重視しているので,そこが 10年とかなり長い「Corsair RM650x CP-9020178-JP」を採用します。



 そういった訳で製品を選んでいったのですが,もし【HDD】を所有していて【OS】のラインセスも余っているということであれば,合計して 25千円程度浮かせることができます。

 それを【SSD】だったり【VGA】をより良くするようにすれば,更なる高性能な PCを組むことが可能ですね。

 例えば,たくさんのゲームをインストールしたいので,【SSD】をより大容量なモデルに変更する,もしくは追加で【SSD】を増設するということが考えられますね。

 また,【VGA】に「SAPPHIRE PULSE RADEON RX 570 8G GDDR5 DUAL 11266-66-23G」ではなく「MSI Radeon RX Vega 64 Air Boost 8G OC」にするというのもアリですね。

 外排気のブロアーファンを冷却機構に用いていますが,「Define Mini C」は静音ケースとなりますので,その騒音も多少は軽減されるでしょう。

 性能だけで考えるのであれば「Vega 64」を搭載したグラフィックカードをこの値段で購入できるというのはかなりお得なことですので,検討に値するものだと思います。

 詳しくは上のリンクでね。



 ということで,久々にゲーミングPCの構成について考えてみました。

 今回は 10万円でしたが,次は 15万円でも考えてみようかな。

 基本的には今回の構成からの発展型となるだけでしょうしね。

 そして,実際に構成を決める際は,上に書いた構成を基に色々と弄っていくのが良いかと思います。

 あくまで参考程度に,ここから自分なりの構成にしていくというのが良いでしょう。

 ある部分をケチって,よりほかのパーツに予算を回すとか,より光らせていくとかね。

 そうして考えたほうが,より組むPCに愛着が湧きますから。





 ではではノシ


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