2019年9月13日金曜日

「Ryzen Threadripper 2970WX」が安くなってきているので自作する場合の構成を考えてみる(2019/09/13)



 今日は涼しかったですね。

 9月らしい気温だったと思います。

 運動するにもこれくらいの気温が良いですし,今後も続いて欲しいところです。

 しかし,今度の連休は雨予報なのですよね。

 せめて曇りになってくれないかなぁ・・・












10万円以下で組む「Ryzen」を用いたゲーミングPCの構成について考えてみた(2019/09/08) 
https://310satyo.blogspot.com/2019/09/20190908.html

 に続きまして,PCの構成を考えた話です。


 今回は,とある製品が目についたのでね。

 その製品というのが【CPU】になりまして,やはりお買い得になっているものです。

 それは,「Ryzen」シリーズの製品です。

 「Ryzen」となると,先日私は

常時稼働録画兼倉庫用PCに用いるため「AMD Ryzen 5 2600」と「ASRock B450M Steel Legend」を購入しました(2019/08/05)
https://310satyo.blogspot.com/2019/08/20190805.html

 「Ryzen 5 2600」を購入しています。


 コチラの製品は,6コア12スレッド動作するのに 16,000円程度で購入することができました。

 この価格でこれだけの製品が購入できるというのは,やはりお得です。


 そして,今回見つけた製品はこれとは異なります。

 お買い得ではあるけど,価格はそれなりに高い製品になるのですけどね。

 そう,見付けたのは「Ryzen Threadripper」の製品になります。

 それは現行品の第2世代「Ryzen Threadripper」になるのですが,現在安くなっているのはもうそろそろ第3世代の「Ryzen Threadripper」が登場するからですかね?

 まぁ安くなっているのは良いことです。


 ちなみに,その価格というのは

【CPU】AMD Ryzen Threadripper 2990WX(32コア) @187,000円
【CPU】AMD Ryzen Threadripper 2970WX(24コア) @108,000円
【CPU】AMD Ryzen Threadripper 2950X(16コア) @87,000円

 となっています。

 私は 12コアな

「ASRock X399 Phantom Gaming 6」と「Ryzen Threadripper 1920X」が届きました(2019/02/05) 
https://310satyo.blogspot.com/2019/02/20190205.html

 「Ryzen Threadripper 1920X」を購入していますので,手に入れるとすればそれ以上のコア数を対象にしていますので,そうなるとこの 3製品になります。

 一応第3世代「Ryzen」では

【CPU】AMD Ryzen 9 3900X(12コア) @72,000円

 がありますけど,コア数的な費用対効果で考えると,やはり第2世代「Ryzen Threadripper」の方がお得です。

 そして,この 3製品の中ですと,一番お買い得なのは

【CPU】AMD Ryzen Threadripper 2970WX(24コア) @108,000円

 になりますかね。


 24コア48スレッドな製品が 10万円ちょっとで購入できるのですよ?

 一昔前では考えられないことですよ。

 私が以前

Intel製 「Xeon E5-2620 V4」 を 2つ購入しました(2016/08/06) 
https://310satyo.blogspot.com/2016/08/20160806.html

 こちらの 8コア16スレッドな「Xeon E5-2620 V4」を購入したときは,それぞれ 6万円弱でしたから,3年でコア数が 3倍の製品が 2倍弱の値段で購入できるようになったということになるのか。

 時代の流れを感じますね。


 そんな訳で,今回は上で触れた「Ryzen Threadripper 2970WX」を用いた構成について考えていきたいと思います。


 まずは【CPU】ですが,こちらはもう「Ryzen Threadripper 2970WX」で決定しています。


 【CPUクーラー】については,私が簡易水冷が嫌いだということもあり,空冷のものを採用することとします。

 そして,空冷の製品となると「Ryzen Threadripper 1920X」で組んだときにも実績のある「Noctua NH-U14S TR4-SP3」が良いかな。


 【メモリ】については OCするつもりがないので,定格運用となると「DDR4-2666」な製品でもよいかと思いましたが,もしかしたらということも考えて,一応「DDR4-3000」に対応する製品である「ADATA AX4U3000316G16-DBG」を導入することにしました。

 容量については,8GB×4枚の 32GBでも良かったかもしれませんが,「Ryzen Threadripper 1920X」で組んだときと同じ容量になってしますので,どうせならば増やしたいと思い 16GB×4枚 にすることにします。


 【M/B】も「Ryzen Threadripper 1920X」で組んだときに用いた「ASRock X399 Phantom Gaming 6」にするかな。

 もっと良い製品にしたかったですが,それだと軽く 3万円を超えてくるのですよね。

 そうなると,現状「ATX」規格な「TR4」ソケットに対応する中で一番安い製品であるこの製品が魅力的に映るのです。

 安いなりの仕様になっているのでしょうけど,OCしない私からすれば電源フェーズ数はそこまで気になりませんし,問題ないかと判断しました。

 ※「ASRock X399 Phantom Gaming 6」では「Ryzen Threadripper 1920X」をサポートしていませんので,この構成では動作しませんね。
  実際に組む際には他の製品を採用することにします。



 【VGA】については

「MSI Radeon RX Vega 64 Air Boost 8G OC」と「SAPPHIRE PULSE RADEON RX 570 8G GDDR5 DUAL(11266-66-23G)」の購入を検討しています(2019/09/05)
https://310satyo.blogspot.com/2019/09/20190905.html

 で触れました「SAPPHIRE PULSE RADEON RX 570 8G GDDR5 DUAL(11266-66-23G)」にします。

 ゲームをしないのであれば,この製品で十分ですので。


 ストレージはケーブルレス運用したいのと,データ保管場所は別に用意するので,【SSD】のみを搭載することにします。

 そして,「ASRock X399 Phantom Gaming 6」の場合は「M.2」ソケットが 3つあるのですが,そのうち 2つは「NVMe」接続のみに対応しています。

 なので,「NVMe」接続に対応している中で容量が 480GBあり,それでいて信頼できるメーカーの製品であるもの,その条件に合致する中で安い製品というのは「WesternDigital SN500 WDS500G1B0C」になりますかね。

 また,このストレージはシステム用とソフト用とに分けて,2つ搭載することにします。


 上で書いたように【HDD】は無しで,更に【ODD】も最近は使用することがないので,非搭載とします。


 【OS】には当然「Windows 10 Pro 64bit」をチョイスするようでしょう。


 【電源】は容量が 800Wは欲しいかな。

 実際にはそこまで使用しないでしょうけど,「Ryzen Threadripper 2970WX」はそれなりに電力を喰いますし,なるべく余裕は持たせておきたいですからね。

 そして,その中で電源の保証期間が長い製品となると,10年保証のある「Corsair RM850 CP-9020196-JP」が良いかな。


 【ケース】については,「Ryzen Threadripper 1920X」の時と同じものは使用したくないので,「FractalDesign Define C」は無しで。

 カラーバリエーションが多ければ,例えば白色があればそちらを選択しましたが,無いものは仕方ありません。

 そうなると,静音性に力を入れていて,なおかつミドルタワーサイズでコンパクトなもの,そのような条件に合致してサイドパネルに強化ガラスが採用されていないものとなると,「Corsair Carbide 275Q」が候補になるかな。



 そんな訳で,色々と理由を書いてきましたが,これらをまとめると

【CPU】AMD Ryzen Threadripper 2970WX @108,000円
【CPUクーラー】Noctua NH-U14S TR4-SP3 @11,000円
【メモリ①】ADATA AX4U3000316G16-DBG @16,000円
【メモリ②】ADATA AX4U3000316G16-DBG @16,000円
【M/B】ASRock X399 Phantom Gaming 6 @24,000円
【VGA】SAPPHIRE PULSE RADEON RX 570 8G GDDR5 DUAL(11266-66-23G) @14,000円
【SSD①】WesternDigital SN500 WDS500G1B0C @7,500円
【SSD②】WesternDigital SN500 WDS500G1B0C @7,500円
【HDD】-
【ODD】-
【OS】Microsoft Windows 10 Pro 64bit @17,000円
【電源】Corsair RM850 CP-9020196-JP @15,000円
【ケース】Corsair Carbide 275Q @11,000円

 合計 247,000円


 という構成になります。

 うん,高いね!

 【CPU】だけで 10万円を超えてくるのですから,そりゃ当然か。

 削るところがあるとすれば,メモリを

「Corsair CMK16GX4M2D3600C18」と「CFD W4U2666CM-8G」を購入しました(2019/08/11) 
https://310satyo.blogspot.com/2019/08/20190811.html

 で購入したものでとりあえず搭載しておいて,【VGA】は何か余り物を,【SSD】も 1つだけにしておき,【OS】はどこかから流用すると。

 そうすれば,7万円くらいは浮いてきますので,15万円程度で組むことができます。

 うん,その数字になってくると,現実味がありますね。

 ですが,今は他に組んでいる最中の PCがありますし,更には今回の PCを組んだとしても用途がありません。

 組んでから考えたいところですが,さすがに 10台弱 PCがある中に,更にこの PCを追加して用途を考えるのは厳しいです。

 もう少しなにか,

「Ryzen Threadripper 1920X」と「ASRock X399 Phantom Gaming 6」で PCを組むことにしました(2019/01/24) 
https://310satyo.blogspot.com/2019/01/20190124.html

 の時のようなセールがあったら行動に移すようですかね。

 今のところは妄想するだけに留めておきますよ。



 ということで,今回はここまで。

 実際に組むとなったら,またお知らせしますね。





 ではではノシ


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