2019年10月21日月曜日

PC関係の新情報(「Zen 3」IPC向上+α,「Zen 5」開発中,第3世代「Ryzen Threadripper」11月5日 一部発表)(2019/10/21)



 ラグビーワールドカップ2019。

 日本代表にはまず何よりお疲れ様と言いたい。

 結果には満足してないともいますが,以前の状況からしたらここまでこれただけで本当に凄いことです。

 しっかり休養をとって,またこれから日本のラグビー業界を盛り上げるために頑張って欲しいところです。

 また,南アフリカ代表は本当に強かった。

 あんなチームからトライ奪えるのか?と思いましたね。

 なんにせよ,良い試合を観させてもらいました。

 残る試合についても忘れずに視聴したいと思うほど,ラグビーが好きになってきている私です。











“Zen 3”のIPCは“Zen 2”の8%増しとなる ー北森瓦版
https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-9988.html


 順当に性能向上していっているということですね。

 「Zen 2」は 7nmプロセスで製造されていまして,その次の「Zen 3」は 7nm+プロセスとなります。

 その改良版のプロセスになるおかげで,性能は 5%~8%向上すると。

 そして,動作周波数も 200MHz ほど向上するということで,「Zen 2」よりも高い周波数で動作してくれるでしょう。


 他にも気になる点としては,「CCX」の構成が 4コアで 1つだったのに対し,8コアで 1つになってくるようです。

 つまり,これはより多コア環境になるということですかね。

 ダイサイズは変わらないでしょうから大きな変化は無いでしょうけど,「Zen 3」では「CCX」 2基で 16コア構成にすることができる,これは大きな変化と言えるでしょうね。

 そうすることで,コア間の通信速度が速くなる(レイテンシの削減を図る)ようですから,良い事ずくめですね。


 ちなみに,以前 第3世代「Ryzen Threadripper」で導入されると噂されていた「4-way SMT」については,実装されることはないようです。

 従来どおり,「2-way SMT」どまりですね。

 これについては残念ですけど,変に不具合が発生するよりは,今のままでも良いかな。

 私の場合はコア数が更に 2倍に増えても使い道がありませんしね。


 そして,その「Zen 3」世代のコードネームについて整理しますと,

EPYC ⇒ Milan(Zen 3)│Rome(Zen 2)
Ryzen Threadripper ⇒ Genesis(Zen 3)│Castle Peak(Zen 2)
Ryzen ⇒ Vermeer(Zen 3)│Matisse(Zen 2)

 という形になります。

 参考までに覚えておくと良いでしょう。

 まぁ何かに役立つということは,あまり無いでしょうけどね。


 ちなみに,

“Zen 5”は既に開発段階に入っている ー北森瓦版
https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-9998.html


 ということで,以前の情報で「Zen 4」の設計に進んでいるという話がありましたが,「Zen 5」まで手を出しているようですね。

 これは早いと思いましたが,毎年新製品を出していくとなると,当然のことか。

 2020年に「Zen 3」,2021年に「Zen 4」,そして 2022年に「Zen 5」となりますからね。

 まだまだ先の話になりますが,楽しみですよね。





第3世代Ryzen Threadripperはまず3990X, 3970X, 3960Xがローンチされる ー北森瓦版
https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-9997.html


 ようやくの登場ということになりますかね。

 「Castle Peak」こと第3世代「Ryzen Threadripper」についての情報です。

 まず,11月5日に

  • Ryzen Threadripper 3990X
  • Ryzen Threadripper 3970X
  • Ryzen Threadripper 3960X

 の 3製品が発表されるようです。

 しかし,そのうちの「Ryzen Threadripper 3990X」については存在が明らかにされるのと限定的なスペック,コア数なんかが分かるだけで,詳細な情報はまた後になるようです。

 更に,実際に発売されるのは 2020年1月になるとのことで,更に 3ヶ月は待つようになるでしょう。


 残る「Ryzen Threadripper 3970X」と「Ryzen Threadripper 3960X」という 2製品については,発表後 2週間が経った 11月19日に発売開始されるようです。

 これと同時に「TRX40」チップセット搭載の製品も出てくるようですので,後 1ヶ月もすれば実際に組んで動作させることができるようですね。

 数字の空いている「Ryzen Threadripper 3980X」の存在が気になるところですが,これは「Ryzen Threadripper 3990X」と同時に発表されるのかな?

 「TRX80」チップセットについてもね。


 その第3世代「Ryzen Threadripper」に関する情報としては,

Exclusive: AMD’s Ryzen 9 3950X Cinebench, No-OC Score – Achieves A 32% Performance Increase Over 1950X ーwccftech
https://wccftech.com/amds-ryzen-9-3950x-cinebench-no-oc-score-achieves-a-32-performance-increase-over-1950x/

 このようなものがあります。

 これによると,16コアな「Ryzen Threadripper 3950X」は 18コアな「Core i9-9980XE」と同等の性能を持つようです。

 これは定格での比較になるのでしょうけど,本当だとしたら凄いことですよ。

 コア数の劣る「AMD」製 CPUが,「Intel」製 CPUと同等である,これはつもり 1コアあたりの性能で上回っているということですからね。

 これが本当かどうかは分かりませんし,実際の製品が出てみないと何とも言えません。

 しかし,今のところは期待しておきましょう。


 また,この情報からして,第3世代「Ryzen Threadripper」は

  • Ryzen Threadripper 3990X ⇒ 64コア128スレッド
  • Ryzen Threadripper 3980X ⇒ 48コア96スレッド
  • Ryzen Threadripper 3970X ⇒ 32コア64スレッド
  • Ryzen Threadripper 3960X ⇒ 24コア48スレッド
  • Ryzen Threadripper 3950X ⇒ 16コア32スレッド

 となる可能性が出てきましたかね?

 いや,「Ryzen Threadripper」で「EPYC」並のコア数は実現しないだろうという考えからすると,

  • Ryzen Threadripper 3990X ⇒ 32コア64スレッド
  • Ryzen Threadripper 3980X ⇒ 28コア56スレッド
  • Ryzen Threadripper 3970X ⇒ 24コア48スレッド
  • Ryzen Threadripper 3960X ⇒ 20コア40スレッド
  • Ryzen Threadripper 3950X ⇒ 16コア32スレッド

 という控えめなコア数になるかな?

 うーん,これについても 11月5日にならないと分からないでしょうね。

 私は現在「Ryzen Threadripper 2970WX」を購入するかどうかで悩んでいます。

 その決断をどうするか,第3世代「Ryzen Threadripper」の情報を待って決めようかと思っていましたが,はてさてどうしましょうかね。





 ではではノシ


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