2022年3月16日水曜日

PC関係の新情報(「Ryzen 7 5800X 3D」及び「Ryzen 5(4)000」シリーズ下位モデルが登場)(2022/03/16)

 


 今月中には、「Alder Lake-S」で組みたい。

 でも時間が取れなさそうです。

 仕事が忙しいうえに、ワクチン接種もあるし。

 とりあえず組むだけ組んで、OSとかは後回しかな?

 でも初期不良の確認はしないと・・・










https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1395315.html


 とうとう登場しましたね。

 「3D」の文字が付くのは、積層したキャッシュを増設したからですね。

 スペックで比較しますと、


Ryzen 7 5800X 3D・・・ 8コア16スレッド│3.40GHz/4.50GHz│L2 512MB×8 /L3 96MB│2ch DDR4-3200│TDP 105W│$449│2022年 4月20日
Ryzen 7 5800X  ・・・ 8コア16スレッド│3.80GHz/4.70GHz│L2 512MB×8 /L3 32MB│2ch DDR4-3200│TDP 105W│$449│2019年11月 5日


 となりまして、通常も出るよりも動作クロックが下がった代わりに、L3キャッシュを 3倍にしたと。


 これにより、性能が平均して 15%以上向上するというモノ。

 動作クロックよりもキャッシュ容量の方が、性能向上に寄与するのですね。

 動作クロックそのままにとなるのではないかと思っていましたので、この数字は意外でした。

 しかし、1年半してのリニューアル品となりますので、需要があるのかどうか。

 今でも十分戦える製品ではありませが、目新しさがありませんよね。

 価格の方も変わらず $449 になりますので、現在「Ryzen 7 5800X」が 5万円弱ですが、出始めですと


$449 × 120円/$ × 消費税 ≒ 60,000円弱


 ということで、少なくとも 6万円以上になりますかね。

 その価格では、さすがにパッと購入しようとは思えないですよ。

 むしろ、今の状況ではこの予想よりも高くなるかもしれませんし。


 それに、2022年後半に、次世代の「Ryzen 7000」シリーズが登場する。

 そうなると、もう半年もしたら新しい世代の製品がゲットできるわけじゃないですか。

 その期間中のためだけに、今回の「Ryzen 7 5800X 3D」を購入する価値があるのか。

 まぁ購入できるのであればしたいですけどね。



 そして、もう一つの情報が


https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1395321.html


 こちらになりますね。

 ようやく、低価格帯のラインアップを充実させるようです。

 現在販売されている製品ですと、もう登場して 2年近く経過する「Athlon 3000G」や「Ryzen 3 3000」シリーズがあります。

 しかし、「Athlon 3000G」でも 1万円以上、「Ryzen 3 3000」シリーズの方は 2万円近くしてきます。

 この価格では、正直なところ欲しいとは思えない。

 やはり「Athlon」シリーズであれば 5千円程度、「Ryzen 3」シリーズは 1万円~という価格帯であって欲しい。

 今回登場する製品は、その要望に沿っているのか。


 それぞれスペックを確認していきますと、


Ryzen 7 5700X ・・・ 8コア16スレッド│3.40GHz/4.60GHz│L2 512MB×8 /L3 32MB│2ch DDR4-3200│TDP 65W│$299│2022年 4月 4日
Ryzen 5 5600  ・・・ 6コア12スレッド│3.50GHz/4.40GHz│L2 512MB×6 /L3 32MB│2ch DDR4-3200│TDP 65W│$199│2022年 4月 4日
Ryzen 5 5500  ・・・ 6コア12スレッド│3.60GHz/4.20GHz│L2 512MB×6 /L3 16MB│2ch DDR4-3200│TDP 65W│$159│2022年 4月 4日

Ryzen 5 4600G ・・・ 6コア12スレッド│3.70GHz/4.20GHz│L2 512MB×6 /L3  8MB│2ch DDR4-3200│TDP 65W│$154│2022年 4月 4日
Ryzen 5 4500  ・・・ 6コア12スレッド│3.60GHz/4.10GHz│L2 512MB×6 /L3  8MB│2ch DDR4-3200│TDP 65W│$129│2022年 4月 4日
Ryzen 3 4100  ・・・ 4コア 8スレッド│3.80GHz/4.00GHz│L2 512MB×4 /L3  4MB│2ch DDR4-3200│TDP 65W│$ 99│2022年 4月 4日


 となっています。

 うん、なんとも微妙な・・・

 いやね、こうして多くのラインナップがあるのは良いことですよ?

 選択肢が拡がるわけですからね。

 しかし、もうちょっとどうにかできなかったのではないかと思うのですよ。

 「Ryzen 5000」シリーズ製品の方はまだ良いですよ?

 価格的にも 2万円を切ってくるのであれば、十分有力な選択肢になるでしょう。

 ですが、「Ryzen 4000」シリーズの方は・・・

 まず「Ryzen 5 4500」はいらないと思います。

 「Ryzen 5 4600G」と価格差はそんなにありませんし、それならば内蔵GPUを有するモデルが優先されるかと。

 そして、その下位モデルの「Ryzen 3 4100」につても、内蔵GPUが無いのが痛い。

 むしろ内蔵GPUを搭載している製品の方が需要があるのに、それを用意しないことが考えられないです。

 内蔵GPUを搭載すると、価格が数十ドル高くなるでしょうけど、それでもあった方が需要がありますよ。

 対抗する製品としては「Core i3-12100」が想定されますが、現在の販売価格が 17,000円程度。

 それと同等にするならば、$129 程度の値付けでいけるでしょう。

 となりますと、「Ryzen 3 4100」が $99 であるならば、同等クラスの値段設定ができるかと。

 そのようにした方が絶対に良いと思うのですが、「AMD」の考えというか、市場の需要は違うのですかね。


 まぁそれでも、こうして下位製品ラインアップを拡充してきたことは喜ばしいことです。

 後は、「Athlon」シリーズを更に販売できるようだと、競争力が働くでしょう。

 市場に大量に流せるだけの在庫があるのかが重要ですけどね。

 「Athlon 4000G 」とかが 5千円程度で登場するようだと、面白い存在になるのですけどね。

 今の生産規模では、それも難しいですか。





 ではではノシ


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