2022年9月17日土曜日

PC関係の新情報(「EVGA」が「Nvidia」グラフィックカード製品の取扱いを終了する)(2022/09/17)

 


 なんだろう。

 この万全では無い感じ。

 調子が悪いわけではないのですけど・・・

 鼻詰まりが続いているから?

 イライラしてきます。







 今回の情報は、結構衝撃的でした。

 寝耳に水というか、そんなことになっっていたとはという感じでね。


https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-11539.html


 とのことです。

 そう、あの「EVGA」がグラフィックカード製品の販売を止めると。

 これについては、公式フォーラムでも


https://forums.evga.com/Official-Message-from-EVGA-Management-m3574574.aspx


 メッセージが出ていまして、「Google」翻訳をかけますと


EVGA の次世代製品に関するニュースを耳にしたことがあるかもしれません。
今後の製品およびサポートに関するメッセージについては、以下を参照してください。

EVGA は次世代グラフィックス カードを搭載しません。
EVGA は、既存の現世代製品を引き続きサポートします。
EVGA は引き続き現世代の製品を提供します。

EVGA はお客様にコミットしており、現在のラインナップで販売とサポートを提供し続けます。
また、EVGA は、EVGA グラフィックス カードに対する長年のサポートと熱意に対して、私たちの素晴らしいコミュニティに感謝の意を表したいと思います。


 とのこと。

 これはマジのやつですね。


 「EVGA」というと、個人的にはグラフィックカードメーカーのトップ。

 一番良いメーカーであると思っていました。

 私は利用したことはありませんが、日本の自作erもよく購入、個人輸入していまいたね。

 その良さというのは保証面、個人輸入したユーザーでもしっかり保証してくれる、その対応の良さが高評価です。

 製品自体も、特に問題となるようなことは無かったかと。

 まぁ基本的には米国内で販売されている製品、メーカーになりますので、日本のユーザーにはあまり馴染みが無いからピンとこないですかね。


 さて、そもそもなぜ製造中止、取り扱わなくなるのか。

 「RTX 4090 ETW3」のサンプル品まで明らかにしているとすると、突発的に決まったことなのでしょう。

 北森さんの記事内では、「EVGA」の CEO Andrew Han氏の説明として、


EVGAはNVIDIAとの提携を終了した。
そのため、EVGAは今後いかなる形であれ、グラフィックカードを新しく製造することはない。
EVGAはRTX 4090 ETW3のサンプルを明らかにしたが、これが製品化されることはない。
また、現時点ではAMDやIntelと提携する計画もなく、EVGAはグラフィックカード部門を徐々に縮小し、撤退する方向である。


 といった内容を掲載しています。

 これは「VideoCardz」の記載内容を翻訳した形ですね。

 ここまでのことが書かれているということは、やはり「Nvidia」と関係が悪化したのは確実でしょう。

 円満にということは無いですね。


 他にも、

EVGA Terminates NVIDIA Partnership, Cites Disrespectful Treatment
https://youtu.be/cV9QES-FUAM




 この動画の内容について、


http://blog.livedoor.jp/bluejay01-review/archives/59732754.html


 の中で


615: Socket774 (ワッチョイ d758-vA/J) 2022/09/17(土) 06:24:44.26 ID:vi76/Y9Z0
ロン毛の動画ちょうど見てたわ
まとめると革ジャンのやり方に対してある種のボイコット的な決定くさいな
FEを作るたびに損は出るしオリファンでも価格帯にNVから制限があるからコストを掛けた冷えるボードも作れない
(自由度のなさやクリエイティブな製品開発の妨げに感じてるっぽい)
既存3000ユーザーサポートのための在庫は今はまだあるけど今年中までの見通し
NVは自身が販売元としてもやって儲けてる
2000や3000のマイニングでは終息付近で在庫管理で損が出る
アップルのようにサプライチェーンの管理を行わない(丸投げひどくね的な)
今後AMDやIntelの仕事するのかは完全否定ではないけど現状否定的

英語得意じゃないからこれ以上は得意な人よろしく
今はまだパートナーだし一応の敬意を持ってるから明言や批判めいたコメントはロン毛とのやり取りの返答には入ってないみたいだけど察し 


 とまとめてくれています。

 やはり、色々と問題を抱えていたようですね。

 より良い製品を造ろうにも、「Nvidia」からの干渉があったと。

 「Nvidia」の場合は、自前で「Founders Edition」を販売していますし、それとの兼ね合いもあったのですかね。

 それにしても、「Nvidia」が横暴である感はありますな。

 コメント情報で、


 という表も。

 これだけのマージンを「Nvidia」が得て、サードパーティメーカーの利益は大幅に減っていると。

 「EVGA」の「Nvidia」製のグラフィックカード製品による収益は、会社全体の 75%を占めていたようですけど、これはどれだけの利益があったのか。

 収益があったとしても、利益が少なかったり意味ないですよね。

 いやあることはありますけど、赤字垂れ流しは良くない。

 まぁ「Nvidia」としては、どうせウチのグラフィックカードを採用するしか無いのですし、サードパーティメーカーを締め上げても、撤退しないだろう、してくれても構わないという思惑はあったかもしれませんね。

 「Founders Edition」を製造していれば、まるまる自社利益になりますし。

 先日、日本国内代理店の「ask」と「Nvidia」だ代理店契約を結んだ


https://www.nikkei.com/article/DGXZRSP637712_U2A800C2000000/


 のも、それを見越してのものですかね。

 まぁ「Nvidia」の企業利益を追求していくのであれば、そのような締め上げは当然ありえる、手段としてはアリですな。

 どうせ、今の状況であれば、何してもゲームユーザーは自社製品を購入してくれるわけですし。


 何にせよ、「EVGA」の新製品が今後登場することは無い。

 その理由が何なのかは明らかにされていませんが、急な方針転換があったということは、やはり「Nvidia」がやらかしたのでしょう。

 そして、やらかしても問題無い、撤退してくれてもかまわないと判断したということか。

 となると、他のメーカーも撤退し始めるかもしれませんね。

 上の表にあるような利幅であれば、売るだけ損になっていくでしょうし。

 本当かどうか分かりませんが、


売り上げの8割近くがGPUだけど利益率が低く、売り上げの2割を占めている電源の利益率がGPUの3倍らしいから会社としては継続できるとの判断かな。


 「EVGA」として、このような状況であれば、撤退した方が良かったということもありえる。

 まぁその影響は大きいでしょうけどね。



 何にせよ、今後も「Nvidia」の天下は続くでしょう。

 現行製品から性能アップし続けている限りは売れ続けますのでね。

 個人的には、そのような状況は好きでは無い、負けている状況の方を応援したいので、どちらかというと「AMD」寄りのスタンスではありますけど。

 そのような状況が続く限りは、「Nvidia」の殿様商売は終わらない。

 製品は高値安定、消費電力や発熱が高くなっても大丈夫、それでもユーザーは買うから。

 なんだかなぁ・・・

 後は、「RTX 3000」シリーズの過剰在庫がどうなるのか、その行方も心配。

 そちらについても、サードパーティメーカーが値下がり分を負担しろなんて話になったら、更に撤退するメーカーが出てくるかも?

 そうなると、「Nvidia」ブランドの「Founders Edition」しか市場に出ない。

 そのような未来もあり得るのですかね?

 まぁ私は「Nvidia」がどうなろうが知ったこっちゃ無い。

 素直に、購入しようと思ったときにお買い得な製品を購入するだけですよ。

 ・・・いや、そのような時期が訪れるようなことは無い。

 「Nvidia」と「ask」のタッグにより、ますます高値安定するようなことも?

 更に利益を得るために、代理店税込みで 200円/$ といったレートになることもありえるのか?

 今後のグラフィックカード業界がどうなっていくのか、不安だなぁ。





 ではではノシ


0 件のコメント:

コメントを投稿