2022年9月27日火曜日

「Ryzen 9 5900X」の購入を止めた&「Ryzen 7000」シリーズの日本販売価格発表・ベンチ情報(2022/09/27)

 


 負けた・・・

 ここで負けるか・・・

 ホームでしたのにね。

 でもそれが野球です。

 まだ諦めずに、明日に期待しましょう。












https://310satyo.blogspot.com/2022/09/20220924.html


 これらに関連した話になります。

 そう、以前から考え続けている、「Ryzen」採用PCについて。


 前回までは、「Ryzen 7000」シリーズが高額になるだろう予想で、現在安くなっている「Ryzen 9 5900X」を購入しようかとしていました。


 その構成としては、


【CPU】AMD Ryzen 9 5900X
【CPUクーラー】noctua NH-L12S
【MEM】Corsair CMK32GX4M2E3200C16
【M/B】GIGABYTE B550I AORUS PRO AX [Rev.1.1]
【GPU】ELSA GeForce GTX 1050 Ti 4GB S.A.C GD1050-4GERST
【SSD】KIOXIA EXCERIA PLUS G2 SSD-CK500N3PG2/J
【HDD】-
【ODD】-
【OS】Microsoft Windows10 Pro 64bit
【電源】FSP DAGGER PRO SDA2-750
【ケース】darkFlash DLH21


 となり、セット割りを用いれば 10万円以内の出費で抑えられるとね。

 そう、つい先日までは、その構成にしようと思っていたのですよ。

 もう


 ポチる寸前までいっていましたし。

 しかし、心変わりしました。

 というのも、「Rzyen 9 5900X」というと 12コア24スレッドで、私の好きな多コア製品です。

 こちらの CPUで満足するだろう、そう思っていたのですが、ふと思ったのです。

 今年の初めに組んだPCに採用した


https://310satyo.blogspot.com/2022/04/20220403.html


 「Core i7-12700」と比較しますと、性能面では似たようなモノ。

 それで組んでしまって良いのかとね。

 組んだとして、やはり新世代にした方が良かったのではないか、そう思うのではないかと考えました。

 実際に、ベンチの数字を比較しても、ゲーム用としてはほぼ同程度、むしろ「Core i7-12700」の方が高いまであるか。

 今回組む PCについては、それなりの性能のグラフィックカードを積んで、


https://310satyo.blogspot.com/2021/12/20211226.html


 この PCの後継機にするつもりです。

 となると、ゲームプレイ時の性能というかスコアは重要になってきます。

 なので、「Rzyen 9 5900X」自体は良い CPUだと思いますが、今購入するのはどうなのかと思うのです。

 それに、追加数万円であれば、許容範囲内かなとも思いますので。


 ということから、現在は「Rzyen 9 5900X」の採用は無しとしました。

 目的に合うのであればアリなのですけどね。

 やはりゲーム用となると・・・

 単純性のであれば「Rzyen 7 5800X 3D」の方が上ですしね。



 さて、そうなると、導入するのは「Ryzen 7000」シリーズが第一候補となります。


Ryzen 9 7950X・・・16コア32スレッド│4.50GHz/5.70GHz│L2 16MB/L3 64MB│2ch DDR5│TDP 170W|$699|2022/09/27発売
Ryzen 9 7900X・・・12コア24スレッド│4.70GHz/5.60GHz│L2 12MB/L3 64MB│2ch DDR5│TDP 170W|$549|2022/09/27発売
Ryzen 7 7700X・・・ 8コア16スレッド│4.50GHz/5.40GHz│L2  8MB/L3 32MB│2ch DDR5│TDP 105W|$399|2022/09/27発売
Ryzen 5 7600X・・・ 6コア12スレッド│4.70GHz/5.30GHz│L2  6MB/L3 32MB│2ch DDR5│TDP 105W|$299|2022/09/27発売


 この中ですと、やはり「Ryzen 9 7900X」が欲しいですな。

 でも、気になるというか、障害になるのはその日本販売価格です。

 私としては、


Ryzen 9 7950X・・・$699 ≒ 116,000円(税込)
Ryzen 9 7900X・・・$549 ≒  91,000円(税込)
Ryzen 7 7700X・・・$399 ≒  65,000円(税込)
Ryzen 5 7600X・・・$299 ≒  50,000円(税込)


 といった価格になるかなと考えていました。

 その時は 150円/$程度で考えていましたが、最近は円安が進んで 160円/$程度のレートまで上がるかもと予想していました。

 そうなると、5千円ほど追加で高くなる。

 まだギリギリ・・・いやそもそも 9万円では厳しいか。

 そう思っていたところで、昨日


https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1442408.html


 情報が入りまして。

 日本国内における販売価格というのが


Ryzen 9 7950X・・・$699 ⇒ 117,800円(税込)
Ryzen 9 7900X・・・$549 ⇒  92,500円(税込)
Ryzen 7 7700X・・・$399 ⇒  66,800円(税込)
Ryzen 5 7600X・・・$299 ⇒  49,900円(税込)


 になるというモノ。

 これは、ほぼ想定していたレートどおりで計算されていますな。

 まぁだからと言って、「Ryzen 9 7900X」が購入できるかどうかは別ですけど。

 だって、「Ryzen 9 5900X」の倍の値段ですからね。

 さすがにそこまで高いのは・・・いや、性能次第か。

 あきらかに優れていると実感できるのであれば、購入する価値はありますか。

 その性能面についても


https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hothot/1442573.html


https://www.4gamer.net/games/612/G061273/20220926020/


 情報が出ています。


 「Cinebench R23」では、かなり明確に性能向上していると分かりますね。

 これは IPCの向上が大きいのかな?

 シングルコア性能でも「Core i9-12900K」と同等、いや少し上となっていますので。

 CPU性能を競うベンチスコアについては、順当に進化していることが分かりますな。

 「Ryzen 7 7700X」が「Ryzen 9 5950X」に近いエンコード速度を出していますしね。

 低解像度ですと勝っていることもありますよ。


 さて、気になるのはゲームにおいてどうなのか。

 こちらを確認していくと、「Intel」有利なタイトルでは「Core i9-12900K」が優勢なのは変わらず。

 それ以外ですと、「Ryzen 7 5800X 3D」が相変わらず強いですね。

 それに食らいついていけていう、上回っているタイトルもあれば、下回っているタイトルもあると。

 そうなると、やはり「Ryzen 3D」シリーズの強さが、改めて感じられますな。

 「Ryzen 9 5950X」については、明確に一段階下、「Ryzen 5 7600X」にも負けています。

 やはり単純なコアあたりの性能が違うからこそ、そのような結果になってしまうのでしょう。

 こうなると、来年に早々に登場する予定の「Ryzen 7000 3D」シリーズに期待が持てますね。

 出るかは分かりませんが、「Ryzen 5 7600X 3D」があれば、コスパ最強のゲーミングCPUとなりそうです。


 消費電力については、コア数に応じた差が出ていますね。

 ざっと見た感じでは、システム全体の消費電力は


Ryzen 9 7950X・・・CPUベンチ時 最大 350W|ゲームベンチ時(RX 6900 XT)最大 550W
Ryzen 9 7900X・・・CPUベンチ時 最大 300W|ゲームベンチ時(RX 6900 XT)最大 520W
Ryzen 7 7700X・・・CPUベンチ時 最大 250W|ゲームベンチ時(RX 6900 XT)最大 490W
Ryzen 5 7600X・・・CPUベンチ時 最大 200W|ゲームベンチ時(RX 6900 XT)最大 460W


 となっていますね。

 ベンチの種類によって差は異なりますが、大体比例している感じです。

 そんでもって発熱については、CPUベンチにおいて、360mmサイズの簡易水冷クーラーを用いて、どのCPUも 90℃以上になったと。

 しかし、この時の動作クロックは 5.00GHzを超えていたようですので、フルに性能を出し切っていると言えるかな?

 それだけ性能を出し切っていると言えますが、精神衛生上、もっと低い、70℃台で留まる設定にしておきたいですな。

 まぁこの簡易水冷でこの発熱ですので、空冷クーラーですと、スコアはもっと落ちることになりますか。

 ゲームベンチ時では、最大で 80℃までいくこともありましたが、平均すると 60℃台に収まっていたと。

 それだけ負荷が少ないということなのでしょうね。

 これならば、気兼ねなく使えますけど、やはり CPUベンチ時の高温は気になりますな。


 後は気になることとして、CPUクーラーについての話題なのですが、


ソケットに標準搭載された樹脂マウンタの固定方法や、バックプレートのネジ穴位置はSocket AM4から変更されていないので、樹脂マウンタに引っ掛けるタイプや、標準バックプレートを利用して取り付けるタイプのSocket AM4対応CPUクーラーであれば、Socket AM5でも使用できる。
使用できないのは、取り付けに独自のバックプレートを用いるタイプのCPUクーラーだ。これは、Socket AM5の標準バックプレートがLGAソケットのCPU固定金具のバックプレートを兼ねており、Socket AM4のようにバックプレートを取り外すことができないためだ。 


 とのこと。

 独自バックプレートが利用できないとなると、製品選択に大きな影響がありますな。

 想定していた「noctua NH-L12S」の場合は、


https://noctua.at/en/nh-l12s/specification


 こちらで「AM5」対応と記載されており、マニュアルを見ても搭載できるとされているので、問題ありませんね。


 これについては一安心・・・ですけど、しっかり冷却できるかどうかは心配ですな。

 こちらの製品を利用する場合は、最大動作CPU温度設定を制限するしか無いでしょう。



 今回の情報からすると、今のところは「Ryzen 9 7900X」か「Ryzen 7 7700X」が購入候補になりますかね。

 私の用途、ゲーム用であれば、「Ryzen 7 7700X」でも十分でしょう。

 「Ryzen 9 7900X」だとむしろスコアが下がるタイトルもありましたし、8コアよりも多いと性能を発揮しきれないかもしれませんので。

 しかし、個人的には、むしろ「Ryzen 7 7700X 3D」への期待が高まりました。

 ここから更にスコアが伸びるのですよね?

 となると、「Core i9-13900K」とも良い勝負になるのではないかと考えてしまいます。

 正直なところ、今すぐ購入する必要があるわけではない。

 「Ryzen 9 5900X」でればすぐにですけど、もうその選択肢は無くなりましたので。

 となると、まだまだ待って、まずはグラフィックカードの確保を最優先としますか。

 マザーボードについても、「Mini-ITX」規格製品の登場を待ちたいですしね。


 うん、結論としては、「Ryzen 7 7700X 3D」に期待して、より待つことにした! というモノでした。





 ではではノシ


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