休みが欲しいよぉ。
一日中ゴロゴロしていたいよぉ。
仕事行きたくないよぉ。
・・・これが6月病か!!(適当)
今回は,ビデオカード以外による映像出力の話です。
加賀ハイテック、USB 3.0接続のディスプレイアダプタ ~USB Hub+LANポートモデルや、Windows/Mac対応リンクケーブルなども -PCWatch
(http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20150612_706672.html)
この記事を見て「そういえばこういった方法もあったなぁ」と思ったものですから,簡単に書こうかと思いました。
まず,一般的にディスプレイに映像を出力する場合は,
- D-sub
- DVI
- HDMI
- Displayport
といった端子から接続するものだと思いますよね。
形状は色々(Mini とか Micro 等々)とありますが,基本的にはこの4つから派生した規格となります。
これらの端子は,デスクトップパソコンではM/Bに搭載されてあったり,ビデオカードを増設することで拡張スロットに増やすことも出来ます。
ノートパソコンでも側面にあるでしょうし,タブレットでも搭載している機種はあるでしょう。
しかし,その端子の数には限りがありますので,その端子の分しかディスプレイに接続することができません。
ディスプレイ自体は余っていたとしても,端子がないのですからどうしようもない。
そんな時にあると重宝するのが,タイトルにある USB接続のディスプレイアダプター です。
このアダプターを用いれば,上の4つの映像出力端子がなくても,USBポートから映像出力できるという画期的な商品です。
製品自体も,
このようにたくさんありますので,自分の環境(思想)に合わせて選択することができます。
また,物によっては,
USB-4K/DP -IODATA
(http://www.iodata.jp/product/av/graphicsboard/usb-4kdp/)
のように4K出力できるようなアダプターもあります。
これだけ見ると「わざわざビデオカードを購入する必要ないじゃん」と思うかもしれませんが,残念ながら使用するにあたっての注意点があります。
私が少し調べただけですが,色々とありました。
まず第一に,性能が低いということ。
低解像度の動画を再生するだけであれば問題ないですが,フルHD(1,920×1,080)以上になってくると厳しいかもしれません。
上記で紹介した「USB-4K/DP」も,「4Kを含む1920×1080を超える出力解像度の場合は、動画再生に対応していません。」とわざわざ明記している位ですから。
第二に,HDCP機能に対応していない場合があること。
アダプターを経由しているディスプレイでは,ブルーレイメディア等での保護コンテンツなんかは再生できないかもしれません。
上記と同様に,「USB-4K/DP」にも「本商品はHDCP機能などの著作権保護技術には対応していないため・・・コピーガードが施された映像の視聴はできません。」とあります。
もしかしたら対応している製品もあるのかもしれませんが,事前に良く確認しておく必要があるでしょう。
第三に,プライマリ画面としては利用できないということ。
簡単に言うと,BIOS画面は表示できず,OSが起動してからようやく操作できるようになるのです。
このアダプターだけを用いて使用することは設定等を考えると難しいでしょうね。
ざっと調べただけですので,製品によっては対応している物もあるでしょうが,これらの問題が付随してくる可能性があります。
これらの点を許容できるのであれば,購入してもよろしいでしょうが,デスクトップパソコンの場合は素直にグラフィックカードを購入した方が良いでしょう。
ノートパソコンの場合はどうしようもありませんが,マルチディスプレイ環境を構築したいのであれば最初からデスクトップパソコンにすべきだと思います。
今のところ,私がこういったUSB接続のディスプレイアダプターを買う予定はありません。
接続台数を増やしたいのであれば,素直にグラフィックカードを買いますね。
しかし,それ以外の形態(ノートパソコン,タブレット等)でマルチディスプレイ環境を考えているのであれば,購入を検討する価値はあるでしょう。
オススメはしませんけど。
やはりフルHD解像度の映像くらいはカクつき無く再生してもらいたいので,より高性能な物が出てくるのであれば購入を検討するかもしれません。
ではではノシ
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