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久々の構成妄想シリーズです。
前回は
Haswell-EP を使用したデュアルCPU構成のPCを自作(妄想)してみた(2016/01/17)
(http://310satyo.blogspot.jp/2016/01/haswell-ep-cpupc20160117.html)
これですね。
ゲーム用のPCに関するものだと,
【予算15万円】BTOでゲーム用パソコンを組んでみた(2015/09/09)
(http://310satyo.blogspot.jp/2015/09/15bto20150909.html)
これです。
今回のテーマは,以前と同じようなものですが,とりあえず
- 予算 20万円以下
- 最新CPU搭載
- SSDとHDDの両方を搭載
- OS代金込み
- メンテナンスを考えてケースは大きいものに
- 周辺機器は無し
といった条件で考えたいと思います。
しばらくゲーム用のPCという名目で構成を考えていなかったのですが,去年から変わったことは
- 「Skylake」発売
- SSD&電源の候補が増えた
という位で,あまり変化がありませんね。
今年の夏以降になれば,また変化があるのでしょうけど。
とりあえず,今回は今組むならということで構成を考えていきたいと思います。
(1)Windows8.1(Windows10)版
【CPU】Intel Core i7 6700K (@44,000円~)
【CPUクーラー】Scythe 虎徹 SCKTT-1000 (@3,500円~)
【メモリ】CFD W4U2133PS-8G (@9.000円~)
【M/B】ASUS Z170-K(@17,000円~)
【VGA】GIGABYTE GV-N970WF3OC-4GD (@40,000円~)
【SSD①】Crucial CT250BX100SSD1 (@9,000円~)
【SSD②】Crucial CT250BX100SSD1 (@9,000円~)
【HDD】HGST 0S03361 (@18,000円~)
【ODD】なし(外付けで対応)
【OS】Windows 8.1 64bit DSP版 (@11,000円~)
【電源】Corsair RM850x (@21,000円~)
【ケース】Fractal Design Define XL R2 (@14,000円~)
合計 195,500円~
何とか20万円以内に収まりました。
まずCPUですが,最新の「Skylake」世代のものをチョイスして,「Core i7 6700K」を選びました。
ゲーム用なら「Core i5」でも良いかと思いましたが,最近のゲームはマルチコアへの対応が進んでいますし,HTTを搭載していた方が良いでしょう。
それに,最近は DDR4メモリも安くなっていますし,「Haswell(Devil's Canyon)」よりは先を見越して「Skylake」にすべきかと。
しかし,後述しますが,ある問題を抱えているのですけど・・・
CPUクーラーについては無難な「虎徹」を,メモリはそれなりのメーカーで安ければ何でもいい。
マザーボードは上を見ればきりがありませんし,Z170チップセットでそれなりのを選びました。
ビデオカードはワットパフォーマンスとコストパフォーマンスで考えて,「GTX970」が一番良いかと思います。
メモリ問題も,4K解像度とかMODモリモリな状況でなければ発生しないでしょうし。
SSDは MLCNANDを搭載していて安いものをチョイスし,HDDは一番信頼できるメーカーである HGST製の4TBモデルを。
光学ドライブは外付けで対応することにし,今回の構成には含めませんでした。
OSは「Windows 8.1」を選びましたが,ある問題のせいで「Windows 10」に自分でアップグレードする必要があります。
そこは個人の好みですね。
電源はそれなりの質のものを選ぶべきなので,最近登場したサーバグレードの品質と謳う「RM○○○X」シリーズに。
容量はSLIにも対応できるように余裕を持って 850Wとしました。
ケースはでかければでかいほどメンテナンスが楽だと思うので,ストレージ搭載量も多く,静音志向な「Define XL R2」にします。
理由としてはこんな感じかな。
あと,上のCPUとOSのところで書いた「問題」というのは,「Skylake」での「Windows 7(8,8.1)」のサポートが,通常は
- Windows7 → 2020年1月14日
- Windows8.1 → 2023年1月10日
のところ,両方とも「2017年7月17日」までに短縮されてしまったのです。
これではあと1年半しか使用できませんので,「Skylake」世代のCPUを使用する場合は,「Windows 10」を使用する必要がありますのでご注意を。
どうしても,「Windows 7」や「Windows 8.1」を使用したい場合は,「Haswell-E」である
【CPU】Intel Core i7 5820K (@50,000円~)
【M/B】ASRock X99 Extreme4 (@32,000円~)
等に構成を変更する必要がありますね。
「Devil's Canyon」でもいいと思います。
ちなみに,予算は 20万円としましたが,予算を減額して 15万円とした場合の構成を考えますと,
【CPU】Intel Core i5 6500 (@26,000円~)
【CPUクーラー】Scythe 虎徹 SCKTT-1000 (@3,500円~)
【メモリ】CFD W4U2133PS-8G (@9.000円~)
【M/B】ASUS Z170-K(@17,000円~)
【VGA】ZOTAC ZOTAC GeForce GTX 960 ZT-90308-10M (@27,000円~)
【SSD】Crucial CT250BX100SSD1 (@9,000円~)
【HDD】WESTERN DIGITAL WD30EZRZ-RT (@10,000円~)
【ODD】なし(外付けで対応)
【OS】Windows 8.1 64bit (@11,000円~)
【電源】CoolerMaster V750 Semi-Modular (@12,000円~)
【ケース】Fractal Design Define R5 (@13,000円~)
合計 137,500円~
となりました。
バンバン削りました。
変更した部分は赤字にしてあります。
このスペックでも高画質・高フレームレートを追求しなければ普通にゲームをプレイ出来ますので,予算が少ない方はこちらを参考にして下さい。
このうち,
【CPU】Intel Core i5 6500 (@26,000円~)
【VGA】ZOTAC ZOTAC GeForce GTX 960 ZT-90308-10M (@27,000円~)
のどちらかは,もうワンランク上にしてもいいでしょうね。
優先順位としては,CPUの方が上かな?
後でパーツ交換することを考えると,ビデオカードの方が性能の向上が著しいですからね。
CPUはこれから先,劇的に性能向上することはないでしょうから。
ということで,以上が構成妄想になります。
自分が組む訳ではないのですが,それなりに無難な構成になっているのではないでしょうか。
個人的には悪くない構成だと思うのですがね。
それなりにゲームはプレイできるし,データ保存用のHDDは搭載しているし,パーツのグレードも悪くないし。
静音性やメンテナンス性にも気を遣っていますからね。
今回の内容が何かしらの参考になれば幸いです。
ではではノシ
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