2016年9月9日金曜日

PC関係の新情報(i7 7700K スペック,Bristol Ridge 発表,AM4 一部仕様,Naples 64コア ベンチ,GTX1050 スペック)(2016/09/09)



 さて,今日はまたロードバイクで走るぞ!

 台風一過で天候も良さそうだし,長距離走ってみようかな。

 まだ 100kmは怖いけど,50kmならもう余裕でいけるし,少しでも走れる距離を増やそう。

 ・・・風が吹かなきゃいいんだけど,堤防沿いは辛いかな?










 “KabyLake”―Core i7 7700KがSandraのデータベースに掲載される -北森瓦版
 http://northwood.blog60.fc2.com/blog-entry-8682.html


 性能は順当に上がっているようですね。

 ちなみに,CPUの設計自体はほとんど変わっておらず,GPUもそのままということで,「KabyLake」は「SkylLake」から周波数が向上しただけのようです。

 「KabyLake」よりは「Skylake Refresh」とした方が分かりやすいですね。


 判明したスペックは

  • コア数:4コア8スレッド
  • 定格周波数:4.20GHz
  • TB周波数:4.50GHz
  • TDP:95W

 ということで,前世代の「Core i7 6700K」と比較すると周波数が 0.2GHz ~ 0.3GHz 引き上げられています。


 “KabyLake”と14nm+プロセス -北森瓦版
 http://northwood.blog60.fc2.com/blog-entry-8685.html

 によると,

  • フィンのプロファイルの改良
  • トランジスタチャネルの歪みの改良
  • 設計・製造の統合

 といった改良により,同じプロセスでこれだけの周波数を上昇させることができたということですから,これは素直に凄いことだと思います。

 更に改良を進めていき,同時にシュリンクしていくことで,いつかオーバークロックせずとも 5.00GHzの大台に到達する時が来そうですね。

 こうなってくると,「Cannonlake」への期待が更に高まります。

 しかし,残念ながら私は今のところPCを更新する予定は無いので,「Kabylake」の導入はおそらくないでしょう。

 更新するとすれば「i5 4690K」搭載のPCですが,他の使い道が無いので余ってしまうのですよ。

 売ってしまうのもなんだかなぁ。

 誰かに譲ってしまうか,親にプレゼントしようかな。


 今後の予定としては,来年の1月にデスクトップ向けのものが登場しますので,もうしばらくの辛抱です。

 今年の年末から来年の初頭にかけては「Zen」や「Kabylake」の登場で盛り上がりそうですね。



 ちなみに,

 “KabyLake-U”および“KabyLake-Y”が正式発表される【9/3 追記】 -北森瓦版
 http://northwood.blog60.fc2.com/blog-entry-8683.html

 モバイル版の方はすでに正式発表されており,

  • KabyLake-U(TDP 15W)
  • KabyLake-Y(TDP 4.5W)

 の2種類が登場しています。

 自作にはあまり関係ありませんけど,もしかしたらオンボードで搭載されたマザーボードが登場するかもしれません。

 そうなれば,こういった省電力CPUというのを魅力に思う人もいるでしょうね。

 GPU性能は変わりありませんが,動画再生に関する機能は強化されていますので,そういった用途専用で使うのも面白いかも。






 “Zen”と“Bristol Ridge”に対応するAM4マザーは10月に登場するかも? -北森瓦版
 http://northwood.blog60.fc2.com/blog-entry-8684.html


 ということは,既に各メーカーでサンプル品はできているでしょう。

 そろそろ何かしらの製品情報が出てくるかもしれませんね。

 そして,

 【AMD】デスクトップ向け第7世代A series APUが正式発表される【AM4】 -北森瓦版
 http://northwood.blog60.fc2.com/blog-entry-8686.html

 「Bristol Ridge」がようやく登場です。

 製品一覧については


 この画像のとおりです。

 CPUに使用されているのは「Excavator」コアですので,その点注意して下さい。

 「Zen」を期待している方は来年登場予定の「Raven Ridge」を待ちましょう。


 性能的には「Godavari」から多少は向上するでしょうが,大きなものは望めないでしょう。

 しかし,「Bulldozer」系の最終形態と考えれば,買っておこうかと思えますね。

 それに,AM4チップセットを早めに利用できるという利点もありますし,購入する人は多いのではないでしょうか。

 ちなみに,「Bristol Ridge」は先に企業へ出荷されるようで,自作向けに販売されるのはまだ先になります。

 どうしても組みたい方は,「Lenovo」や「HP」のメーカー製PCから移植するしかないでしょうね。


 「Bristol Ridge」の登場と同時に,AM4プラットフォームについても触れられています。

 北森さんの記事では,

  • SocketAM4ではチップセットの意味づけが変わり、APUが持っている機能では足りない分を補うためのものとなっています。
  • そのため、理論上はこれらのチップセットがなくてもSocketAM4プラットフォームを構築することは可能そうです。
  • (例えばMiniITX等の小型プラットフォームではチップセットを省いたマザーを出すという荒技も可能だろう)


 と書かれています。

 「Brsitol Ridge」に搭載される機能は

【Brsitol Ridge(APU)】
DDR4-2400 ×2ch
PCI-Express3.0 ×12レーン(うち4レーンはチップセットとの接続に使用)
USB3.1 Gen.1 ×4
SATA(3.0?) ×2
NVMe(PCI-Express)×2

 となっていますので,これだけの機能があれば確かに別途チップセットは不要かもしれませんね。

 このとおりであるならば各メーカーから出されるマザーボードは色々と特色がありそうです。

 可能な限り搭載するチップを省き,省電力に特化したマザーボードが出たら面白いでしょう。


 チップセットの種類も何個か発表されており,

【B350(Mainstream)】
PCI-Express2.0 ×6レーン
USB3.1 Gen.2 ×2
USB3.1 Gen.1 ×2
USB2.0 ×6
SATA(3.0?) ×2
SATA Express ×1

【A320(Essential)】
PCI-Express2.0 ×4レーン
USB3.1 Gen.2 ×1
USB3.1 Gen.1 ×2
USB2.0 ×6
SATA(3.0?) ×2
SATA Express ×1

 となっています。

 他にも「Smal Form Factor」枠として

  • X300
  • B300
  • A300

 が予定されている他,最上位チップセットも別にあるようです。

 おそらく

 X > B > A

 の順で高性能になるのでしょうから,ハイエンド志向な人は「X3**」シリーズ,価格重視な人は「B350」や「A320」という住み分けになるのでしょう。


 まだ自作向けの製品についての情報が出てきませんが,10月には何らかの情報が出てくると思いますので,もうしばらく待つ必要があります。

 個人的には購入してみたいですけど,どういった用途で使おうかなぁ・・・






“Naples”のベンチマークスコアが明かされる -北森瓦版
 http://northwood.blog60.fc2.com/blog-entry-8688.html


 これは何とも言えないスコアです。

 周波数が 1.44GHzならばこのスコアになっても違和感はありませんが, 2.90GHz動作時であるならば低すぎますね。

 このスコアの数字は,Linux環境下で同等のスコアのものを探すと

 シングルコア:1441( ≒ 現行のスマートフォンに搭載されている ARM)
 マルチコア :15620( ≒ i7-4770K,i7-980X, E3-1230 v5,i7-4790K)

 となります。

 シングルコアについては,数値が低すぎるせいかPC用の CPUからは探すことができませんでした。

 スマートフォンに搭載されている ARMと同等となると,大分性能が低いことになりますよね。

 マルチコアの方でも,「Naples 64コア」が「i7-4770K 4コア」や「i7-4770K 4コア」と同等ということですしね。

 いくら低クロックとはいえ,このスコアは低すぎる気がしますので,おそらく最適化もされていないのでしょう。

 おそらく,製品版では 4.00GHzあたりになるでしょうから,スコアはもっと上昇するはずですし。

 まぁこういった情報もありましたということで,参考程度に覚えておきましょう。






 GeForce GTX 1050はGP107を使用する? -北森瓦版
 http://northwood.blog60.fc2.com/blog-entry-8687.html


 今後登場予定の「GTX 1050」では,「GTX 1060」に使用された「GP106」ではなく「GP107」が使用されるというお話です。

 「GP107」のスペックを見ますと,「GTX950(GM206)」から周波数が上昇したモデルになりそうです。

 そして,「Maxwell(28nm)」とは違い,より微細化の進んだ 16nmプロセスを用いていますから,消費電力は大分削減されることでしょう。

 おそらく,標準で TDP 75Wを切ってくるのではないでしょうか。

 それでいて「GTX960」に近い性能(予想)となれば,購入しようとする人は多いと思います。

 少なくとも「GTX950」からはスコアを確実に伸ばしてくるでしょう。

 「RX460」の性能がイマイチでしたので,Nvidiaとしてはここで一気にシェアを奪ってしまいたいところでしょうね。


 正直なところ,「Fluid Motion」等の機能が必要ないのであれば,性能からして「GTX 1050」を購入したほうが良いと思います。

 「GTX950」と同等以下な性能の「RX460」を買うよりは,より高性能な製品を購入すべきですしね。


 まだ公式発表はありませんが,今回の情報からすると,そう遠くない時期に「GTX1050」は登場しそうです。

 AMDには「Vega」で巻き返してもらいたいところですが,果たしてどうなることやら。






 ではではノシ


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