2018年5月20日日曜日

相談を受けたのでゲーム用PCの構成について考えてみた(2018/05/20)



 今日は「ツール・ド・さくらがわ」がありました。

 参加したかったけど,この体調ではなぁ・・・

 本当に残念です。

 来年はこうならないように,しっかりと体調管理しないとな。








 この自作するには時期が悪い状況ではありますが,久々にゲーム用PCの構成について考えていきたいと思います。

 なぜかというと,弟から「ゲーム用のPCを組むならどれくらいお金がかかる?」と相談されたので,折角ですからネタにしようかと思いましてね。

 実際には,もし必要となった場合は私の使用している PCのどれかを譲ることになるでしょうけど。

 しかし,久々に一から組んでみたときにどうなるかも確かめてもみたいのですよ。

 なので,タイトルにあるとおり,今ゲーム用PCを組む場合の構成について考えていきたいと思います。


 まずは普通に私がこれくらいのスペックは欲しいという構成で考えたいと思います。

 どれもこれも最高のものというわけではなく,コスパを優先しつつ,できるだけ高性能なものを採用する形でね。

 それぞれのパーツを選んだ理由については後で解説していきます。



 それでは,まずは【AMD】製CPUの場合から。


【CPU】AMD Ryzen 7 2700X @37,000円
【CPUクーラー】サイズ 虎徹 MarkII SCKTT-2000 @4,000円
【メモリ】ADATA AD4U266638G19-2 @19,000円
【M/B】ASUS TUF X470-PLUS GAMING @22,000円
【GPU】MSI GEFORCE GTX1080 ARMOR 8G OC @64,000円
【SSD①】Western Digital WD Black PCIe WDS256G1X0C @10,000円
【SSD②】Western Digital WD Blue 3D NAND SATA WDS500G2B0B @15,000円
【HDD】Western Digital WD60EZRZ-RT @14,000円
【ODD】-
【OS】Microsoft Windows10 Pro 64bit DSP @18,000円
【電源】Antec NeoECO Gold NE750G @11,000円
【ケース】IN WIN 101 IW-CI698 @10,000円

 合計 224,000円


【CPU】AMD Ryzen 7 2700X


 今から組むのであれば,最新の「Ryzen 2000」シリーズにすべきでしょう。

 まぁ私は

 今更ですが「Ryzen 7 1700」を購入しました(2018/05/13)
 https://310satyo.blogspot.jp/2018/05/20180513.html

 前世代の「Ryzen 7 1700」を購入していますけど。

 「Ryzen」シリーズはコスパに優れますし,導入するならば最上位モデルの「Ryzen 7 2700X」になるかな。



【CPUクーラー】サイズ 虎徹 MarkII SCKTT-2000 @4,000円


 これは安定のというか,ど定番の製品で。

 人によっては簡易水冷な製品を導入したいでしょうけど,私は断固空冷派なのでね。



【メモリ】ADATA AD4U266638G19-2 @19,000円


 相変わらず高値安定しているので,安めの動作周波数がちょっと高い製品を採用します。

 「Ryzen 1000」シリーズはメモリ相性があるみたいですが,「Ryzen 2000」シリーズではどうですかね。

 おそらく「DDR4-2666」程度であれば問題なく動作してくれるとは思いますが。



【M/B】ASUS TUF X470-PLUS GAMING @22,000円


 マザーボードについては,手頃な値段のものを採用しました。

 「ASUS」の「TUF」シリーズは高耐久な製品となりますので,基本的には電源つけっぱなしという私の用途に合います。

 それに,一応「GAMING」という名称も付いていますしね。

 LANチップが「Realtek RTL8111H」になるので,「Intel」製じゃないと嫌だという人には合わないでしょうけど。



【GPU】MSI GEFORCE GTX1080 ARMOR 8G OC @64,000円


 現在一番安い「GTX1080」チップ搭載の製品を選びました。

 ゲーム用PCを組むのであれば,グラフィックカードはより高性能なものにしないといけませんからね。

 「GTX1080Ti」搭載の製品については,ちょっと高すぎるかな。



【SSD①】Western Digital WD Black PCIe WDS256G1X0C @10,000円
【SSD②】Western Digital WD Blue 3D NAND SATA WDS500G2B0B @15,000円



 SSDについては,システム用の「NVMe」接続なものと,ゲームインストール用の「SATA」接続なものの 2つを搭載することにしました。

 個人的には用途別にストレージを用意したいのでね。



【HDD】Western Digital WD60EZRZ-RT @14,000円


 倉庫用に HDDも搭載します。

 コスパ的には 4TBモデルのほうが優秀ですが,ゲームの動画投稿をするようになった場合はストレージ容量が大きいほうが良いでしょうから,6TBモデルを選択肢ました。

 8TBモデルもありますが,あちらはまだ割高ですからね。

 それと,SMR方式で記録する製品は候補から外しました。

 色々と作業する場合に,読書速度が極端に遅くなる製品は避けるべきだと思いましてね。



【ODD】-

 今どきディスクからインストールするようなゲームは少ないと思い,搭載しないことにしました。

 基本的には「Steam」から,もしどうしてもディスクインストールが必要な場合は,外付けの光学ドライブを用意するようですかね。



【OS】Microsoft Windows10 Pro 64bit DSP @18,000円


 とりあえずは上位モデルの「Pro」版を採用します。

 まぁ「Windows10」はゴニョゴニョすれば・・・ライセンス・・・



【電源】Antec NeoECO Gold NE750G @11,000円


 保証期間が 7年もある製品ということで,人気のある「Antec NeoECO Gold」シリーズを採用します。

 紫蘇製品も良いとは思いますが,なるべく安く済ませたいという思いもありますのでね。



【ケース】IN WIN 101 IW-CI698 @10,000円


 一度はこのようなデザインのケースで組んでみたいと思いまして。

 以前から「IN WIN 301」で組んでみたいと言っていましたが,今回のモデルはその「ATX」対応版と考えて良いでしょう。

 静音性重視ならば「Define R5」が良いでしょうけど,すでに持っているからなぁ・・・



 ということで,以上が採用した理由になります。

 

 そして,【Intel】製CPUの場合は

【CPU】Intel Core i7 8700K @41,000円
【CPUクーラー】サイズ 虎徹 MarkII SCKTT-2000 @4,000円
【メモリ】ADATA AD4U266638G19-2 @19,000円
【M/B】ASRock Z370 Extreme4 @21,000円
【GPU】MSI GEFORCE GTX1080 ARMOR 8G OC @64,000円
【SSD①】Western Digital WD Black PCIe WDS256G1X0C @10,000円
【SSD②】Western Digital WD Blue 3D NAND SATA WDS500G2B0B @15,000円
【HDD】Western Digital WD60EZRZ-RT @14,000円
【ODD】-
【OS】Microsoft Windows10 Pro 64bit DSP @18,000円
【電源】Antec NeoECO Gold NE750G @11,000円
【ケース】IN WIN 101 IW-CI698 @10,000円

 合計 227,000円

 となりますね。

【CPU】Intel Core i7 8700K
【M/B】ASRock Z370 Extreme4



 について変更したくらいで,他の部分は変わり無しです。

 選定理由についても,上の【AMD】の場合と同じようなものになりますね。





 さて,構成については以上のような理由で決まりましたが,合計額が 23万円弱となっています。

 ゲーム用PCとしては妥当な値段なのかもしれませんが,やはり高いですよね。

 なので,その構成から妥協できるところのグレードを下げていき,なるべく安い構成を模索していきたいと思います。


 まず【AMD】製CPUについて。

 【CPU】は,性能自体は下がってしまいますが,なるべく安く済ませるのであればやはり「Ryzen 7 1700」になりますかね。

 【CPUクーラー】は【CPU】が「Ryzen 7 1700」になるのであれば,付属のリテールクーラーで十分でしょう。

 【メモリ】はこれ以上妥協できないので,そのまま。

 【M/B】はグレードを下げて,「B350」チップセットで定番の「MSI B350 TOMAHAWK」にしますか。

 【GPU】も妥協せずそのままですが,ここが一番安くできるところはではあるのですよね・・・

 【SSD】は 1基だけ搭載することとし,「WDS500G2B0B」のみにしますか。

 【HDD】も価格優先で 4TBモデルの「WD40EZRZ-RT2」に。

 【ODD】は変わらず非搭載。

 【OS】も「Pro」のままの方がよいでしょう。

 【電源】はすでにコスパが良い製品なので,そのままです。

 【ケース】についてもそのままでよいでしょう。


 これらをまとめると,

【CPU】AMD Ryzen 7 1700 @28,000円
【CPUクーラー】-
【メモリ】ADATA AD4U266638G19-2 @19,000円
【M/B】MSI B350 TOMAHAWK @12,000円
【GPU】MSI GEFORCE GTX1080 ARMOR 8G OC @64,000円
【SSD】Western Digital WD Blue 3D NAND SATA WDS500G2B0B @15,000円
【HDD】Western Digital WD40EZRZ-RT2 @9,000円
【ODD】-
【OS】Microsoft Windows10 Pro 64bit DSP @18,000円
【電源】Antec NeoECO Gold NE750G @11,000円
【ケース】IN WIN 101 IW-CI698 @10,000円

 合計 186,000円

 となります。

 ・・・うーん,これでも高いか。

 せめて 15万円は切りたいですよね。



 そうなると・・・

【CPU】AMD Ryzen 7 1700 @28,000円
【CPUクーラー】-
【メモリ】ADATA AD4U266638G19-2 @19,000円
【M/B】MSI B350 TOMAHAWK @12,000円
【GPU】玄人志向 GF-GTX1060-E6GB/OC2/DF @33,000円
【SSD】Western Digital WD Blue 3D NAND SATA WDS500G2B0B @15,000円
【HDD】Western Digital WD40EZRZ-RT2 @9,000円
【ODD】-
【OS】Microsoft Windows10 home 64bit DSP @13,000円
【電源】Antec NeoECO Gold NE750G @11,000円
【ケース】IN WIN 101 IW-CI698 @10,000円

 合計 150,000円

 【GPU】を「GTX1060(6GB)」にして,【OS】を「Pro」ではなく「Home」にすることで一応目標は達成できるのか。

 うーん,何とも言えない構成になってしまいましたね。

 いや,この構成でもゲームは十分できると思うのですが,やはり【GPU】には拘りたかったです。


 【Intel】製CPUの場合でも,「Core i5」に「B360」マザーボードで同じような構成はできるでしょう。



 さて,ここまでくると,更に安くしていきたくなりません?

 15万円までいったとはいえ,この値段でも高いと思えるレベルではありますしね。

 やはり,一度に購入するにしても,最大で 10万円程度に収めておきたい。

 そう考える人も多いと思います。

 そこで,10万円以下となるようことを目標に PC構成を考えていこうと思います。


【CPU】AMD Ryzen 5 1600 @18,000円
【CPUクーラー】-
【メモリ】Crucial W4U2400CM-4G @10,500円
【M/B】MSI B350 TOMAHAWK @12,000円
【GPU】玄人志向 GF-GTX1050Ti-4GB/OC/SF @19,500円
【SSD】-
【HDD】Seagate ST2000DM006 @6,500円
【ODD】-
【OS】Microsoft Windows10 home 64bit DSP @13,000円
【電源】Antec NeoECO Gold NE750G @11,000円
【ケース】IN WIN 101 IW-CI698 @10,000円

 合計 100,500円

 ということで,もうとちょっとで 10万円ということろまで行けました。

 実際には,各パーツがもう少し安くなると思うので,10万円は切ってきますけどね。

 変更点としては,

【CPU】⇒ 下位モデルの「Ryzen 5」に。
【メモリ】⇒ 容量を減らして 4GB×2に。
【GPU】⇒ 下位モデルの「GTX1050Ti」に。
【SSD】⇒ 搭載しないことに。
【HDD】⇒ 容量を減らして 2TBに。

 となっています。

 これでもそれなりの性能ではありますので,またお金に余裕ができた時に,【メモリ】を更に増設して【SSD】を搭載すればよいと思います。

 うん,今でも 10万円以下でそれなりの性能の PCを組むことはできるのですね。

 【Intel】製CPUの場合でも。「Core i3」にすれば実現可能でしょう。




 ということで,

  • 普通に組んだ場合
  • 妥協していた場合
  • 10万円以下で組む場合

 でのゲーム用PCの構成について書いてきました。

 一応は参考になりますかね。


 弟には,今回書いた内容をもっと簡単にまとめて,話をしたいと思います。

 まぁ実際には組むことにならず,

 「Z97 Extreme4」に「CT525MX300SSD4/JP」を装着する(2018/02/15)
 https://310satyo.blogspot.jp/2018/02/20180215.html

 この PCを譲ることになるでしょうけどね。

 そういえば,この PCの作業を全然していませんでしたね。

 確か・・・どこまで作業したんだっけか。

 譲ることになるかもしれませんし,色々と確認しておかないとね。





 ではではノシ

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