目がぁ・・・
なんだこれは。
むしろこれって花粉症なの?
良く分からない。
とりあえずは,我慢するしか無いかね。
今回は,久々にゲーミングPCの構成について考えます。
というのも,友人から相談を受けたのですよね。
まず,その友人が現在使用している PCが古い構成で,「Core i7-3000」シリーズ,つまりは「Ivy bridge」世代の CPUを搭載していると。
その世代の「Core i7」は,性能でいうと現在の「Core i5」,いや「Core i3」にも負けるかな?
そして,グラフィックカードには「GTX 780」になるそうです。
当時は高性能だったのは確かですけど,こちらも今となっては残念な性能ですからね。
性能的には「GTX 1060」にも負けてしまうレベルですから。
おそらく,今でも最新ゲームでなければそれなりにできると思いますが,高フレームレートは出せないですね。
そんなPCを持つ友人が,なぜ新たな PCを導入しようと思ったのか。
それは,PCケースの電源スイッチ,ボタン部分がヘタってしまったから。
電源を入れるのに,いちいちイライラするようになっているそうで,そりゃ精神衛生上良くない。
そして,PCケースを交換するのであれば,そのまま中身も一式更新するという流れですね。
ちなみに,そのケースというのは「NZXT Phantom」だそうです。
あぁ・・・そういう系が好きなのね。
質実剛健なものが好きな私とは趣味が合いませんな。
さて,更新するにあたっての条件です。
それは本人に確認しており,
- できるだけ安く
- 既存のパーツは再利用したい
- 光らせたい!
とのこと。
簡単に確認しただけですが,光らせたいというのはやはり今の流行なのでしょう。
それならば,とりあえず光り物を優先的に採用するようにしましょうか。
それと,これといってプレイするゲームは決まっていないようですが,性能についてはそれなりのものにしたい。
今後数年は遊べる性能にするとなると,今ならば「RTX 2060 super」あたりになるかな?
後は,既存パーツについてですけど,主要なパーツ類のうち,
【CPU】×
【CPUクーラー】×
【メモリ】×
【M/B】×
【VGA】×
【SSD】○
【HDD】○
【ODD】×
【OS】○
【ケース】×
【電源】×
「×」印のあるものは使いません。
というか使えないという方が正しいかな。
すでに規格が古くて使えない,相応に劣化している,単に性能不足といった要素がありますから。
ストレージ類も稼働時間が長い場合は故障が心配ですが,数万時間とかいっていないのであればまだ大丈夫でしょう。
・・・まぁいつ故障してもおかしくはない状態ですけどね。
OSについては,今でも「Windows 10」にライセンスを・・・ゲフンゲフン
よし,それでは上記のことを考慮して,実際に組んでいきますか。
できるだけ安くということなので,とりあえずは 10万円以下・・・というのは厳しいから,中途半端ですけど 13万円以下になるようにするか。
それでいて,製品の質はそれなりのものにね。
では,早速製品を選定していきましょう!
今回は,「Intel」と「AMD」両方の環境で考えますよ!
まずは「Intel」製CPUの方から。
【CPU】Intel Core i5 9600KF @25,000円
【CPUクーラー】DEEPCOOL GAMMAXX GTE DP-MCH4-GMX-GTE @4,000円
【メモリ】Corsair CMW16GX4M2A2666C16 @8,000円
【M/B】ASRock Z390 Steel Legend @18,000円
【VGA】Palit NE6206S018P2-1160A @44,000円
【SSD①】Western Digital WD Blue SN550 NVMe WDS500G2B0C @8,000円
【SSD②】流用
【HDD①】流用
【HDD②】流用
【HDD③】流用
【ODD】-
【OS】流用(Windows 10 Pro 64bit)
【ケース】Thermaltake VIEW 31 TG RGB CA-1H8-00M1WN-01 @12,000円
【電源】Corsair RM850 CP-9020196-JP @12,000円
合計 131,000円
採用する【CPU】は,性能も考慮して「Core i5 9600KF」にしました。
安さ重視ですと「Core i5 9400KF」がありますが,動作クロックの差がきになりましたね。
ゲーム用となるとなるべく高クロックにしたい,なので「Core i5 9600KF」にしたのです。
【CPUクーラー】は性能どうこうよりも,まずは光り物であること。
その製品の中で,更にサイドフロータイプで良さそうなもの,そういうことで「DEEPCOOL GAMMAXX GTE DP-MCH4-GMX-GTE」にしました。
個人的にはもっと定番の製品にしたいところですが,光ってないと駄目ですからね。
まぁファンを自分で光るものに交換すれば良いのですが,初期投資を抑えるために最初から光らせられる,この製品にしました。
次の【メモリ】も光り物に。
ということで「Corsair CMW16GX4M2A2666C16」にしましたよ。
「DDR4-2666」規格の製品になりますが,光らせなきゃいけないから仕方なし。
もっと予算があれば,より動作の速い光る製品もありますが,なるべく安くということですからね。
そこまで大きな影響の無いメモリについては,妥協させてもらいました。
光らせるということで,【M/B】もそこを重視しました。
その中で,それなりの質も担保しつつとなりますと,「ASRock Z390 Steel Legend」になるかな。
自ら光り,更に他の製品のライティングも制御できると。
それでいて採用されているパーツもそれなりのもの,安定した製品だと思いますのでね。
性能面で重要な【VGA】については,おそらく初採用の「Palit」製「NE6206S018P2-1160A」です。
この製品については,単にデュアルファンで,「RTX 2060 super」を採用した中で一番安い。
そういった理由から選択した製品になります。
ここも,より上位のモデルがありますが,動けばそれで良しとまでは言いませんけど,妥協したところです。
そして,ここも光らせられる製品にしようかと思いましたが,価格を考慮してやめました。
【SSD】については,ケーブルレスにしたほうが良いと思うので,システム用に「M.2」タイプの製品を採用します。
色々な製品がありますが,私が今回選ぶのは「Western Digital WD Blue SN550 NVMe WDS500G2B0C」です。
重要なシステムストレージになるので,信用のおける製品にしたいじゃないですか。
ここも光る製品はあるかと思いますが,やはりコスト面でね・・・
そして,流用する【SSD】については,ゲーム用ストレージとして用いることにします。
容量がどれくらいか分かりませんが,何本かは入るでしょうよ。
【HDD】については全て流用します。
3台あるとのことなので,【ケース】もその台数を搭載できるものにしないとね。
【ODD】は今どき不要,そして魅せるケースには搭載できない場合が多いので,無しでいきます。
必要となったら,外部ドライブを用いるようでしょう。
【OS】は既存の「Windows 7」か「Windows 8」のものを流用ですね。
まだ認証できるはず・・・
そして,重要な【ケース】です。
魅せるにあたっては一番大事になってくるところですね。
まず,【ケース】側面は当然のこと,フロント部分についても強化ガラス,もしくはアクリルを採用した製品であること。
そして標準で LEDライティングなファンを装備していること。
更には上の【HDD】3台を搭載できること。
この条件に合致しつつ,レビュー等から良さそうな製品を選定します。
その結果,今回は「Thermaltake VIEW 31 TG RGB CA-1H8-00M1WN-01T」を選びました。
ここらへんは好みもありますので,後は本人に自由に選んでもらおうと思いますけどね。
最後に【電源】ですが,こちらも【SSD】同様光らせるのは断念しました。
重要なパーツになってきますし,やはり質を追求したい。
なので,私も購入しています,長期保証な「Corsair RM850 CP-9020196-JP」を選定します。
この価格で 10年保証,逆に心配になってきますよ。
ということで,以上が「Intel」製CPUを採用した場合となります。
続いては「AMD」製CPUの場合。
大きくは上の構成と変わりありません。
【CPU】AMD Ryzen 5 3600 @27,000円
【CPUクーラー】DEEPCOOL GAMMAXX GTE DP-MCH4-GMX-GTE @4,000円
【メモリ】Corsair CMW16GX4M2A2666C16 @8,000円
【M/B】ASRock B450 Steel Legend @12,000円
【VGA】Palit NE6206S018P2-1160A @44,000円
【SSD①】Western Digital WD Blue SN550 NVMe WDS500G2B0C @8,000円
【SSD②】流用
【HDD①】流用
【HDD②】流用
【HDD③】流用
【ODD】-
【OS】流用(Windows 10 Pro 64bit)
【ケース】Thermaltake VIEW 31 TG RGB CA-1H8-00M1WN-01 @12,000円
【電源】Corsair RM850 CP-9020196-JP @12,000円
合計 127,000円
当然ながら,【CPU】と【M/B】は変わりますが,その他は全く同じです。
まず【CPU】ですが,今回は「Ryzen 5 3600」にしました。
「Ryzen 7 2700」と悩みましたが,ゲーム用となると動作クロックやシングルコア性能が重要になってきますのでね。
コア数には差がありますが,実性能ではむしろ「Ryzen 5 3600」の方が上らしい,そうなると性能重視となりますよ。
私が組むとすれば,やはりタスクマネージャーでニヤニヤしたいですし,「Ryzen 7 2700」にしますがね。
他人にすすめるのであれば,現状だと「Ryzen 5 3600」が一番費用対効果が優秀だと思います。
【M/B】については,上と同じような理由から「ASRock B450 Steel Legend」ですね。
さて,どちらも 13万円程度。
この構成でこの価格というのは,十分安いと言えるかな?
いや,まだまだ。
もう少し安くできるであろう。
そう言われるような気がしたので,もっともっと安い構成についても考えてみました。
目標としては,予算 10万円以下に収まるようにね。
もちろん,その分性能は落ちますけど,それでも安さ重視でいくならばということで考えていきます。
【CPU】AMD Ryzen 5 2600 @13,000円
【CPUクーラー】JONSBO CR-901-RGB @2,000円
【メモリ】Corsair CMW16GX4M2A2666C16 @8,000円
【M/B】ASRock B450 Steel Legend @12,000円
【VGA】ZOTAC GAMING GeForce GTX 1660 Ti 6GB GDDR6 ZT-T16610F-10L @32,000円
【SSD①】Western Digital WD Blue SN550 NVMe WDS500G2B0C @8,000円
【SSD②】流用
【HDD①】流用
【HDD②】流用
【HDD③】流用
【ODD】-
【OS】流用(Windows 10 Pro 64bit)
【ケース】Thermaltake VIEW 31 TG RGB CA-1H8-00M1WN-01 @12,000円
【電源】Corsair RM850 CP-9020196-JP @12,000円
合計 99,000円
キレイに収まりましたね。
ですが,やはり CPUが貧弱な感じがねぇ・・・
ゲーム用となると「Ryzen 5 2600」では力不足感がありますからね。
でもまぁ「Ryzen 5 2600」と「GTX 1660 Ti」の組み合わせであれば,大抵のゲームは問題なくプレイできるでしょう。
しかし,将来性を考えると【CPU】はより上位のものにしておきたいですね。
安さを取るか,将来性を取るか,その判断が難しいところ。
ということで,今回は 3パターンの構成について考えました。
後は,この情報から本人がどう判断するかです。
「NZXT Phantom」を選ぶような人ですから,ケースの形状にも拘りがありそうですし,もっとすごい製品に手を出すかもしれませんね。
その結果がたのしみです。
ではではノシ
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