2021年3月23日火曜日

PC関係の新情報(「Alder Lake-S」スライド資料 マルチスレッド性能 2倍に向上,「Xe-HPG」3月26日ローンチ)(2021/03/23)

 


 寒くなったり暑くなったり。

 この夜の気温差は勘弁してほしい。

 もうちょっと気温変化がマイルドになってほしいものですよ。

 風邪を引かないようにしないとな。










https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-10836.html


 「Alder Lake-S」に関する情報です。

 私が期待している,面白いなと思っている製品ですね。

 PC向けとしては初?となる「big.LITTLE」構成の CPUになりますので,こちらについてはとりあえず購入しておきたいと考えています。

 まぁまだ詳細な情報が出てきていませんので,確定ではありませんけどね。


 さて,今回の情報になるのですが,その仕様についてとなります。

 まず,CPUの組み合わせについてですが,

高性能コア:Golden Cove(最大8コア)
高効率コア:Gracemont(最大8コア)

 となりまして,最大 8コア+8コア となるようです。

 その組み合わせのバリエーションによってどうなるのか,単純に

Core i7 ⇒ 8コア+8コア
Core i5 ⇒ 6コア+6コア
Core i3 ⇒ 4コア+4コア

 となるのかな?

 それか,高性能コアについては「Rocket Lake-S」と同じような形にして,高効率コアの数に応じて末尾の数字を弄るのか。

 これらについてはまだ未確定でしょうし,おいおい決めていくようですかね。

 今回の情報でも触れられていませんしね。


 判明したこととしては,
  • 高性能コア(Golden Cove)は 10nmプロセス
  • 「Rocket Lake-S」から?最大 20%の Single-thread 性能向上
  • 高効率コア(Gracemont)を搭載し CPU全体の電力効率向上
  • 「Rocket Lake-S」から?最大 2倍の Multi-thread 性能向上
  • 設計の最適化により Core 管理機能の強化
  • PCI-Express 5.0(16レーン)及び PCI-Express(4レーン)
  • DDR5(-4800), DDR4(-3200), LPDDR5, LPDDR4へ対応
  • Intel WiFi 6E(Gig+)及び「Thunderbolt 4」へ対応
 ということになります。

 シングルスレッド性能が向上するというのは 10nmへ移行することから当然として,気になるのはマルチスレッド性能です。

 まさかの 2倍ですよ,2倍。

 比較元が「Rocket Lake-S」なのかどうかは分からないのですけどね。

 古い世代の CPUであれば,2倍になって当然だろうということもありますな。

 それにしても,コア数が 2倍になる,だからマルチスレッド性能も単純に 2倍となる。

 簡単に考えればそうなってもおかしくはありませんが,そのコアの半分は高効率コア,性能面では控えめなものではないですか。

 それでいて全体性能で 2倍になるというのは,それだけ上手いこと処理の設計が上手くいっているのですかね。

 今の「Intel」の現状を考えると,そう上手くできるとは思えないのですが,できたのでしょうか。

 コア管理機能についても強化されたことで,より省電力な動作をさせることが可能なようですし,ありえるのかな?


 I/O関係は順当な強化となっていますし,今回の情報(「Rocket Lake-S」比での性能向上)が本当だとすれば,かなり良さそうですな。

 これはもう発売したら即購入するようでしょう!

 ・・・とはならないかな。

 やはりね,もう少し情報が出てこないことには判断できません。

 まぁ登場時期はもう少し先になりますし,これから細部を詰めていくのでしょうからね。

 でもなぁ,初の PC向け「big.LITTLE」構成の CPUというのは欲しくなる。

 何事も初物というのは欲しくなるものですよ。


 登場するのは今年末の予定です。

 それまで 8ヶ月位かぁ。

 我慢できるかな?

 まぁすでに「Intel」製品では

https://310satyo.blogspot.com/2020/12/20201201.html

 「Comet Lake-S」で組んでしまっているものがありますし,「Rocket Lake-S」も出来が微妙そう。

 そうなりますと,そこまで「Intel」製品で組みたいとは思えないのです。

 組むとしても,

https://310satyo.blogspot.com/2021/03/20210322.html

 昨日のこのような「Ryzen」を用いたものになりますかね。

 まぁ「Alder Lake-S」については,気長にその登場を待つようにしましょう。





https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-10832.html


 もうすぐ登場するのか!

 一体どのような製品となるのですかね。


 今回の情報でも,その仕様については分からないままとなっています。

 これは発表当日にならないと情報が出てこないパターンですかね?


 現状では,「Nvidia」や「AMD」の製品は供給不足で高値安定状態となっていますので,とてもとても手を出そうとは思えず。

 そのような状況下で登場するのですから,その期待は大です。

 しかし,こお製品は「Intel」の自社工場ではなく,「TSMC」に製造委託していると。

 ・・・そしたら意味ないじゃん。

 何で自前で製造しなかったのですかね?

 製造設備的に無理だったのかな?

 それでもなぁ,なんとかして欲しかったですよ。

 この状況下で大量に市場供給できるようであったら,一気にシェアを奪うことができるのに。


 あえて外部製造委託したということは,撤退しやすくするためでしょうか。

 自社で製造ラインを確保すると,それだけでかなりの費用が発生するでしょう。

 まずは様子見,市場の反応を見るために,外部委託したと。

 そうであれば「Intel」には製品への自信が無いということですよね。

 もしくは,出せても現行ライバルメーカーのローエンドクラスの製品になるから,勝負にならないと考えているか。

 その戦略が裏目に出ないと良いのですがね。


 そして,やはり気になるのはその性能ですよ。

 そんでもって「Intel」製品とでしか動作しないようにしている件ね。

 あの制限もこの「Xe-HPG」にあるのかな?

 さすがにそれは撤廃していると思いたいところですが・・・


 あと 4日もすれば情報が出ますので,まぁまずはその情報を待ちますか。

 良い意味で期待を裏切ってほしいものです。





 ではではノシ


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