そろそろだ。
私の住んでいるところでもワクチン接種券が届くはず。
そうして摂取できれば,まず一安心ですね。
色々と不安要素があるとしていますけど,摂取しないことには先に進まない。
このまますぐにコロナが終息することはないでしょうからね。
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1339027.html
代理店の「リンクスインターナショナル」が販売する「MINISFORUM」製の小型PCについての話題です。
今回は 4機種について触れられていて,
- N40
- GK41
- GK50
- X400 4750G
といったものになります。
これらの製品には,OSに「Windows 10 Pro」が搭載されていますので,仕事用にも使えます。
なので,会社で導入する製品としてどうなのかという目線で,それぞれの機種を評価していこうかと。
やはり,今でも「Celeron N2840」とかで頑張っている人もいますのでね。
こういった完成品があるから,代わりにどうかと提案できることもあるでしょうから。
個人的には,業務用端末はそれなりにサクサク動くようでないとダメだと思うのですよ。
PCの動作が緩慢であれば,それだけ生産性が落ちますから。
サクサク動作する PCにすれば業務効率が上がり,残業が減って人件費が抑えられる。
そうすれば PCの初期投資代なんてすぐにペイできるでしょうしね。
そういったことを理解してくれない上司がいる場合は,もうどうしようもありませんけど。
さて,それでは上から順に触れていきますか。
まずは「N40」についてです。
この製品のスペックは
【CPU】Celeron N4020
【MEM】4GB
【GPU】-(内蔵:HDMI×1,D-sub×1)
【eMMC】64GB
【ODD】-
【OS】Windows10 Pro 64bit
【有線LAN】Gigabit Ethernet×1
【無線LAN】Wi-Fi 5
【Bluetooth】Ver 4.2
【寸法】120mm(W)×120mm(D)×27mm(H)
【重量】250g
【その他】USB 3.0×3
【価格】19,980円
となっています。
スペックについてはローエンドというか最低限なものになっています。
ストレージも eMMCですし,低価格ノートパソコンの仕様を小型筐体に押し込んだようなものですね。
しかし,無線LAN機能を有していて価格が 2万円ですから,このスペックでも文句は言えないでしょう。
というか,これで 2万円て,OS代でほぼ飛んでしまうのでは?
PCメーカーはそれだけ安く「Microsoft」から OSライセンスを購入できるということなのでしょうか。
こちらの製品が安いことは確かです。
2万円で購入できるとなると,既製品の中でもかなり安い部類になってくるのではないでしょうか。
しかし,スペックを考えると,もう一ランク上のモノにしておきたくなります。
どうしても予算が無い場合は仕方ありませんが,個人的には無しかな。
本当に軽い用途,このスペックでも十分ということであれば問題ありませんけどね。
続いては「GK41」です。
【CPU】Celeron J4125
【MEM】8GB
【GPU】-(内蔵:HDMI×1,DisplayPort×1)
【SSD】128GB(SATA)
【ODD】-
【OS】Windows10 Pro 64bit
【有線LAN】Gigabit Ethernet×2
【無線LAN】Wi-Fi 5
【Bluetooth】Ver 4.2
【寸法】125mm(W)×113mm(D)×30mm(H)
【重量】300g
【その他】USB 3.0×4,microSDカードスロット×1
【価格】29,980円
というスペックになります。
まず上の「N40」と比較しますと CPUが「Celeron J4125」にパワーアップしています。
単純にコア数が倍増して 4つになっていますので,より快適に操作できるでしょう。
「PassMark」のスコアからしたら「Core i5-6200U」や「A10-6700」と同等くらいとなっていますのでね。
一昔前の主流なモバイル向け「Core i5」と同等であれば,十分な性能を持っていると言えるでしょう。
それでいて,メモリとストレージについても搭載量が倍増,更にストレージには SSDが採用されています。
このスペックであれば,もう事務作業なんかは快適でしょうな。
地味に有線LAN端子も 2つ備えていますので,色々と遊べそうですね。
重量は増えていますが,サイズ感は変わりありませんし,それならば変化を感じるようなことではないかと。
うん,こうして仕様を確認しますと,なかなかに完成されているなと思います。
事務用PCとして許容できる,それなりのスペックになっていますからね。
それでいて,値段が 3万円であれば,まぁ簡単に購入できるレベルではあります。
製品 2個目にして,コレという製品が出てきてしまいましたね。
3つ目は「GK50」になります。
こちらは型番を見て分かるとおり,「GK41」の強化版となります。
違いとしては,CPUが「Pentium Silver N5030」に変更されている点ですかね。
いや,それだけにとどまらず,こちらはファンレス設計であることですか。
「GK41」はファンシンク設計,ヒートシンクにファンが取付けられていますので,ちょっとした音がします。
どちらが良いのかとなると,騒音のないファンレス設計にしたいところですよね。
「PassMark」スコアでは,「Pentium Silver N5030」は「Celeron J4125」に少し劣っていましたが,それでも採用しているのは発熱を抑えるためか。
なるほど,そういった部分で差を出してきたのね。
ファンレスな分,重量もちょっと軽くなっていますし。
それでいて,こちらの価格は 34,980円と 5千円高くなっていますので,後はこの差異をどう捉えるか。
たかだか 5千円,されども 5千円です。
私ならば,この価格差であれば「GK50」にしたいかな。
会社用に導入するのであれば,本体の耐久性を考慮すると,発熱が抑えられている機種の方が良いかと思いますのでね。
最後に「X400 4750G」について。
【CPU】Ryzen 7 PRO 4750G
【MEM】16GB
【GPU】-(内蔵:HDMI 2.0×1,DisplayPort×1)
【SSD】512GB(NVMe)
【ODD】-
【OS】Windows10 Pro 64bit
【有線LAN】Gigabit Ethernet×2
【無線LAN】Wi-Fi 6
【Bluetooth】Ver 5.1
【寸法】154mm(W)×153mm(D)×62mm(H)
【重量】1,080g
【その他】USB 3.0×4,microSDカードスロット×1
【価格】107,000円
型番から分かるとおり,「Ryzen 7 PRO 4750G」か搭載されている製品となります。
なので,スペックというか性能については上の 3製品とは桁違いなモノとなりますね。
おそらく何倍も性能が上となりますね。
それに伴い,サイズが一回り大きくなっているほか,重量も 3倍以上になっていますけど。
こちらもファンシンク設計ですので,ファンが搭載されていますが,搭載CPUを考えると当然のことでしょう。
性能については十分以上,後何年も困るようなことにはならないでしょう。
しかし,それに応じて価格も高くなっており,なんと 10万円越えです。
いや,性能を考えると当然な感じもしますが,上の 3製品と比べるとね。
会社で購入するとなると,10万円を越えてくる製品というのは買いづらいというのもありますし。
ということで,今回は新たに登場した 4つのコンパクトPCについて考えていきました。
その結果としては,個人的には「GK50」が一番良いかと思います。
「GK41」の方が安いですが,ファン搭載品となると,その寿命とかが気になってきますのでね。
しっかり発熱処理できることが前提ですが,やはり導入するならば静穏なファンレス製品にしたい。
それが「GK50」を選んだ大きな要因ですかね。
まぁこうして選定したところで,実際に購入して貰えるかは別ですけど。
やはり事務用となるとノートパソコンが主流になってきますので,デスクトップPCは好まれませんし。
職場でも 23インチ×2枚のディスプレイで作業したいモノですな。
ではではノシ
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