やばい。
興奮が抑えられない。
もうあれだ、これは現地観戦に行かないと。
そのためには、まずチケットを確保しないとね。
https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-11130.html
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1361770.html
とうとう登場しました。
第12世代となる「Core」プロセッサである「Alder Lake-S」シリーズですね。
こちらの製品のスペックについては以前から触れていたとおり、高性能コアと高効率コアが組み合わせられた構造となっています。
Core i9-12900K・・・P 8コア16スレッド/E 8コア8スレッド│Big 3.20GHz/5.10GHz/5.20GHz Small 2.40GHz/3.90GHz│L2 14MB/L3 30MB│HD 770|PCI-E 20レーン|2ch DDR4-3200/DDR5-4800│TDP PL1 125W/PL2 241W|$589
Core i7-12700K・・・P 8コア16スレッド/E 4コア4スレッド│Big 3.60GHz/4.90GHz/5.00GHz Small 2.70GHz/3.80GHz│L2 12MB/L3 25MB│HD 770|PCI-E 20レーン|2ch DDR4-3200/DDR5-4800│TDP PL1 125W/PL2 190W|$409
Core i5-12600K・・・P 6コア12スレッド/E 4コア4スレッド│Big 3.70GHz/4.90GHz/-.--GHz Small 2.80GHz/3.60GHz│L2 9.5MB/L3 20MB│HD 770|PCI-E 20レーン|2ch DDR4-3200/DDR5-4800│TDP PL1 125W/PL2 150W|$289
以前の情報からは、若干動作周波数が異なっているかな?
動作ロックの変化についても、「Core i7」以上にしか「Turbo Boost Max technology 3.0」によるクロック向上は内容ですし。
まぁ 0.1GHzとかの差になりますので、目に見えた変化とはならないでしょうけど。
動作周波数が、上位になればなるほど高くなるのは今までと同じです。
それに応じて TDPの値の差も大きく、「Core i9-12900K」と「Core i5-12600K」では負荷時に 90Wの差がありますよ。
あのコア数で高クロック動作させるとなると、相応に電気を食うのは仕方ないことだとは思いますけどね。
それでも、ここまで高い値となると、冷却面での心配が、やはり大きくなりますよ。
そして価格になるのですが、
Core i9-12900K ⇒ $589(≒ 税込85,000円)
Core i7-12700K ⇒ $409(≒ 税込60,000円)
Core i5-12600K ⇒ $289(≒ 税込42,000円)
となっており、これは想像よりも安かったです。
130円/$での計算でこの日本円ですので、個人的にはこれよりもプラス 1万円程度の設定価格となるのではないかと思っていました。
まぁ発売当初の初値では、更に値上がりしているかもしれませんけどね。
しかし、これならばまだ手が出しやすい、購入したいと思えるレベルですね。
「Intel」の場合は自社工場を有していますので、半導体不足による価格高騰の影響も受けにくいですし、そこまで高い値段にはならないでしょう。
そして、後はその性能になるのですが、「Core i5 12600K(7,220)」において、「CPU-Z」のベンチで「Core i9-11900K(6,563)」を上回るマルチスレッドスコアを計測していると。
シングルコアの方は当然としても、マルチフレッドでも余裕で上回っています。
Pコアで 2コア4スレッドの差がありますが、それを Eコアの 4コア4スレッド で補っているのでしょう。
コア性能の向上もあるでしょうが、このスコア差になるというのは驚きでした。
その部分については、
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/ubiq/1361961.html
こちらで触れられていますね。
「ハイブリッド・アーキテクチャ」構造にしただけでなく、「Intel Thread Director」の仕組みにより効果的な運用ができているようです。
その内容としては、
CPUに内蔵されているハードウエアが、Windows 11のスケジューラと連動して動作することで、命令をより効率よくPコア、Eコアに割り当てて実行することができる仕組みだ。
具体的にはCPUに内蔵されているハードウエアのモニタリング機能が、CPUの各コアの利用率などを常時チェックし、その情報をWindows 11のスケジューラに渡す。
それを受けてWindowsのスケジューラは、このスレッドはPコアに、このスレッドはEコアになどと割り当てて実行することになる。
とのことです。
いや、文面を読めばそうなんだと理解できますけど、それを効率よく実行できるよう運用できているのは凄いですわ。
その割り当てするためにも CPUは働くのでしょうし、従来のモノ+αの負荷が発生していながらこの性能を実現できている。
効果的にしっかり割り振れているのも凄いですね。
「Gracemont(Eコア)」は性能を上げていくことはもちろんだが、同時に電力効率も追加するCPUデザインになっている。
具体的には8コア構成の「Gracemont」は、第6世代Core(Skylake、2コア)と同じ性能を実現しながら、消費電力は80%減っている。
このため、例えばエンコードなど、CPUの演算器をずっと使っているようなマルチスレッド処理を行なう場合には、実はPコアよりも効率よく処理することができる、それがEコアの特徴だ。
ということで、Pコアだけでなく Eコアが搭載されているというのが重要だったのでしょう。
しかし、この記事の最後でも触れられていますが、
第12世代Coreの「Maximum Turbo Power」はそれが可能な限り長時間維持するようにOEMメーカーに対して設計してほしいという意味の数値になる。
このため、マザーボードメーカーが第12世代Coreの「Maximum Turbo Power 241W」に対応するためには、241Wの消費電力を実現するために必要な電流を長時間安定して供給する電源回路や電源回路自体の放熱機構が必要になる。
そうした電源回路の設計が十分でなければ十分な電力が安定して供給されないし、放熱機構(CPUクーラーやケースファンなど)が十分でなければCPUの温度は限界を迎え、徐々にクロック周波数が下がっていくことになる。
このため、今後よりマザーボードメーカーは電源回路の設計に注力しなければいけなくなるし、PCメーカーはCPUクーラーやケースファンなどに力点を置いて設計する必要があると言える。
自作PCユーザーにとってはこれまで以上に電源回路がしっかりしているマザーボードが重要になり、より強力なCPUファンや冷却性能のいいケースが重要、ということになっていくだろう。
とありますとおり、その性能を実現するためには、やはり冷却機構が重要です。
そうなりますと、5千円以下の空冷クーラーでは「Core i9-12900K」が真の実力を発揮できない、いけて「Core i7-12700K」までとなりますかね。
「Core i9-12900K」をガッツリ運用しようと思ったら、最低でも 360mmサイズのラジエータを持つ簡易水冷とかになるかな?
なので、空冷派な私としては、導入できたとしても「Core i7-12700K」になりますかね。
いや、「Core i9-12900」も登場するでしょうし、その発熱次第ではいけるかな?
まぁいけたとしても、価格的に厳しいかもしれませんけど。
ですが、今のところの情報だと、ライバルの「Ryzen 5000」シリーズよりも優秀と言えるかと。
その性能と費用を考慮するとね。
今後は、ゲーム用のとりあえずな CPUといえば「Core i5-12600K」になるかね。
費用対効果が優秀ですし、今後の BTOでも主力製品となりそう。
個人的にも、ゲーム用にコストを抑えて組むのであればこれかなと。
でも、やはり組むなら「Core i9-12900」にしたい。
価格の方が 7万円台であればギリギリ・・・どうだろうか。
うん、「Windows 11」に対応したゲーミングPCがありませんしね。
その構成については、また今度の記事で考えるとしましょう。
ではではノシ
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