2022年5月24日火曜日

PC関係の新情報(「AMD」の「key note」で発表された「Ryzen 7000」シリーズこと「Raphael」に係る新情報)(2022/05/24)

 


 そうだ。

 最近忙しすぎて、PC関係の情報からも離れていました。

 そういや、自作することを考えたのは、もう何ヶ月前だ?

 これはよくない状態ですね。







https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/1411114.html


 公式情報が出ましたか。

 自作erのアイドル、「リサ・スーCEO」が直々に説明してくれたようです。

 どうやら「COMPUTEX 2022」前日の基調講演とのこと。

 そうか、もう 5月も下旬ですからね。

 ですからね・・・


 さて、今回はその内容について触れていくとしますか。

 その発表内容の中で、今度登場する CPUの新製品について、


CPUにZen 4コアを採用した次期デスクトップPC用CPUとなる「Ryzen 7000」シリーズを発表した。
TSMCの5nmで製造され、CPUソケットがLGA1718に変更され、DDR5とPCI Express 5.0に対応するなど、CPUだけでなくI/O周りも強化され、CPUクーラーはSocket AM4用のソリューションを使い回せるように工夫されている。


 とのこと。


 「TSMC」製造は当然として、ソケットは「LGA1718」になると。

 「AM4」が「PGA1331」でしたので、基本構造が変わる形になりますね。

 ソケット規格が変わったことで、「AM4」では CPUからピンが生えていましたが、「AM5」ではソケット側にピンが生える形になります。

 これは「Intel」と同じ形式になるということですね。

 まぁこれは以前から言われていたことですからね。

 「DDR5」と「PCI Express 5.0」に対応するということにも驚きはありません。

 後は CPUクーラーについて、「AM4」対応品を流用できるというのが良いですね。

 公式で言ってくれましたので、これは確定なのでしょう。

 「Intel」では「Alder Lake」が「LGA1700」ソケットになったことにより、従来からサイズを変更してきましたから。

 CPUクーラーを流用できないのは地味にいたいので、この配慮は助かります。


 細かな内容としては、
  • 5nmで製造されるCCDが2つ
  • 6nmで製造されるIOD(I/O Die)
  • I/OにRDNA2のGPUが統合されている
  • I/O関連は高速化され、メモリはDDR5に対応し、24レーンのPCI Express 5.0に対応
  • CPUソケットはSocket AM5ことLGA1718(1,718ピンのLGAソケットに進化)
  • 最大でTDP 170Wに対応可能な設計
  • Socket AM4のCPUクーラーとの互換性あり
  • チップセットはX670E、X670、B650と3つのSKU
 とのこと。


 CPUダイと I/Oダイの製造プロセスが異なるというのは、以前から言われていたことですね。

 まぁ、より重要なのは CPUダイの方ですし、6nmも十分なサイズというか、仕様だと思いますしね。

 というか、I/Oダイに GPUが統合されているのか。

 そういえば、「Ryzen 7000」シリーズからは、内蔵GPUが標準で搭載されるのか。

 そうでしたね、APUとの区別化ができなくなるのではないかと心配していましたね。

 そうなると、その GPU性能を向上させるためには、より微細化が進んだプロセスにしたいところ。

 6nmというのは、その点を踏まえるとギリギリなのかな?

 後は、この組み合わせというか構造になった事による影響、それぞれの性能にどのような影響があるのかですね。


 そして、上に書いてあることの他に、L2キャッシュ容量についても、コアあたりの容量が倍増されるとのこと。

 そうなってくると、「Ryzen 7 5800X3D」のように、ゲーム用とにおける高性能化が期待できますね。

 これによりシングルスレッド性能が、「Zen 3」比で 15%アップということですので。


 後は、TDP 170Wに引き上げられましたが、そのおかげか 16コアの「Ryzen 7000」シリーズ CPUが 5.50GHzで動作し続けられていたようです。

 これは講演中のデモ映像で確認できたことですので、実際にどのように冷却されていたとかは分かりません。

 もしこれが普通の空冷でいけるのであれば、かなり大きな期待が持てるでしょう。


 最後に、内蔵GPUの部分について。

 こちらについては、標準で組み込まれた状態で製造されるであろうということです。

 しかし、有効化されるかどうかは別問題であると。

 なるほど、そうなると、実際にはデスクトップ版だと GPU機能が無効化された製品が出てくるのか。

 でも、その内蔵GPUについては、最大 4画面出力できるようになっていると。

 これは「PGA1331」から「LGA1718」と、ピン数が増加した影響も大きいのでしょうね。

 それだけ画面出力できるというのは魅力的ですし、内蔵GPU性能がそれなりであれば、もう私の場合はグラフィックカードを購入する必要が無くなるかも。

 私のメインの使い方であれば、APUでも十分事足りるでしょうしね。


 この「Ryzen 7000」シリーズについては、


AMDによれば、Ryzen 7000はこの秋に投入される計画で、Intelも同じく今年後半に「Raptor Lake」を投入する計画


 ということで、今年中に登場予定です。

 なので、今年末には「AMD」と「Intel」両社の最新世代 CPUが登場することになるのか。

 同時期に登場するのは久々になるのかな?

 自作erとしては、大きな楽しみとなりますね。


 ちなみに、その「Ryzen 7000」シリーズ CPUについては、


 このようなヒートスプレッダ形状になっているようです。

 ES品ですので、これで確定であるわけではない?

 でも、ほぼこれで本決まりなのでしょうかね。

 いや、これは余計なコストがかかっているのではないか、強度面はどうなのか、といった心配がでてきます。

 それに、グリスが漏れた際の除去が面倒くさそう。

 どういう意図でこのようなデザインにしたのか、設計者に聞いてみたいところです。

 まぁ形状だけ見れば、オモシロイとは思いますけどね。


 うん、こうしえ情報が色々と出てきましたが、販売されるのは半年後。

 まだまだ先ですな。

 その頃には、また自作しようという熱が湧いてくるかな?

 おそらく現行品よりも安くなることは無いでしょうから、まずは組むための予算を確保しないとね。





 ではではノシ


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