ダメだ。
色々なことへのモチベが下がっている。
特にゲーム関係ね。
やりたいけど、気が進まない。
良くない状態だよなぁ。
https://310satyo.blogspot.com/2022/05/20220524.html
昨日の続きですね。
前回は、「Computex 2022 AMD key note」に関する情報について触れました。
その中では、ざっとまとめると
- 「AM5」では「LGA1718」ソケットになる
- CPUクーラーについては「AM4」対応品を流用できる
- CPU部分は 5nm、I/O・GPUは 6nmで製造
- DDR5メモリ及び PCI Express 5.0(24レーン)に対応
- 最大でTDP 170W
- 最大動作クロック 5.50GHz
といったものでしたね。
今回はその情報の補足事項ということで、「北森瓦版」さんがまとめてくれました。
なので、その内容について触れていきたいと思います。
https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-11376.html
こちらの内容ですね。
内容について転記させていただくと、
- Ryzen 7000はTDP125W / Package Power Tracking (PPT) 170W
- Ghostwire Tokyoの5.5GHzのデモはオーバークロックしたものではなく定格仕様
- Ryzen 7000で2倍に増量されたL2 cacheはIPCの向上に寄与する
- Ryzen 7000はPCI-Express 5.0を28レーン有しており、うち24レーンをdGPUやNVMe storageに使うことができる
- 1:1 infinity Fabric clock (周波数の数字は言及されず)
- B650マザーボードはB550マザーと同等のオーバークロック機能を有する(つまりこれまでのB350, B450, B550と同様)
- 内蔵されるRDNA 2 GPUはVideo Encode/Decodeをともにサポートする
- RDNA 2 GPUの内蔵はビジネスマーケットへの展開のためないしは、診断(トラブル切り分け?)のため
とのこと。
一番上から触れていきましょうか。
まず TDPが 170Wでは無かったというのは朗報ですね?
PPT(Package Power Tracking)は実消費電力に近い数字となります。
CPU側に、冷却面等で余力があれば TDPの数値以上にオーバークロックする、その上限が PPTとなります。
なので、TDP 125W で PPT 170W であったというのは朗報ですよ。
もし TDP 170W であったならば、PPTは 200Wを超えていたでしょうしね。
それに、この数字は最上位品の数値となるでしょう。
そうなると、「Intel」製品に比べれば大人しいと言える部類になりますな。
そして、5.50GHz動作していたというのも、定格仕様であると。
それも定格であると。
これが全コアなのか、一部コアのみなのかは分かりませんが、5.10GHz~5.50GHzの間で動いていたようなので、全コア 5.00GHzしてくるのは確実かな。
そうなると、性能面では大きな期待が持てそうです。
キャッシュ容量も増えていますし、これは「Ryzen 7 5800X3D」で大きな効果があると分かっていますからね。
先日の発表では、シングルスレッド性能が 15%アップとしていました。
これは同クロックで比較した場合の数値となりますよね?
であれば、より高クロックになると 20%以上のアップが期待できるということでしょうか。
そうして色々とワクワクさせられる状態にあるというだけで、現時点では十分と言えるでしょうか。
こうして新製品の発表前に、「この程度じゃ・・・」と思われるようではダメですからね。
「PCI-Express 5.0」レーン数等の話は置いておいて、お次は内蔵GPUについて。
こちらについては勘違いしていました。
基本的には、全ての「Ryzen 7000」シリーズ CPUについて、内蔵GPUは有効化されているようです。
しかし、その規模は小さく、APUと呼ばれるようなレベルには無いと。
そういった状態になるようなのです。
そして、その目的としては、「Robert Hallock氏 (AMD Director of Technical Marketing) 」が語ってくれています。
Ryzen 7000 series (“Raphael”) は“CPU”という認識だ。
IO dieに搭載されたGraphics coreは大きなものではない。
しかしながらもGraphicsを追加したのは3つの目的がある。
1つは“Raphael”―Ryzen 7000 seriesの購買層を広げ、単体グラフィックスを購入しないようなビジネスマーケットにも訴求することだ。Video encode/decodeを備えつつ、オフィスワークでディスプレイを表示させるような用途にも“Raphael”を持っていくことができ、Ryzen Proにおいては大きな強みとなるだろう。
2つめはトラブル切り分けのためだ。しばしばグラフィックスカードがトラブルを起こすことがあるだろう。その時に別のグラフィックカードを持ってこなくてもよくなる。
3つめは単体グラフィックスカードを購入しているユーザーにおいても、GPUがそろわないといったようなときにも、GPUなしでもとりあえずはRyzen 7000 seriesでシステムを構築できるようにするためである。
AMDではAPUは“Big Graphics”を搭載するもの、CPUは“little graphics”を搭載するものと使い分けていく。
ということで、良い着眼点であると言えますね。
的を射ているというか、欠点を正確に把握していたのですね。
今までの「Ryzen」シリーズの弱点であった部分を解消することで、どれだけの効果があるのか・・・
まず、従来までの「Rzyen」シリーズについては、「Intel」製品とは異なり、内蔵GPUレス製品となっていました。
なので一般向けPCに搭載することが難しかったのですよね。
別途グラフィックカードが必ず必要になりますし、それを搭載するとなると、今の相場ではそれなりの値段がする。
となると、価格面で「Intel」製品に対抗できなくなりますから。
これが一番大きかったというか、良い製品であっても主流になりえなかった要因でしょうね。
しかし、性能が低くても、そこに標準で内蔵GPUが搭載されるようになれば、その使い勝手は大きく向上することになります。
上の目的にありますとおり、障害時の切り分けのためのテスト動作もすることが可能になる。
私もその時のために、内蔵GPUありの「Core i7-12700」を購入しましたからね。
やはり、いざというときのために、この部分を気にする人は多いのでしょう。
そして、そういった人が気軽に購入できるようにするためには、低性能でも内蔵GPUの搭載が必要と言うこと。
それをしっかり解決してきたのですから、「AMD」も市場の声はしっかり拾っているということなのでしょう。
うん、改めまして、発表された内容については期待の持てるモノでした。
あとは、無事に製品が発売されることを祈るだけ。
まぁこの段階で 5.50GHz動作する製品があるのですから、半年あれば製品販売までもっていけるでしょう。
そうなると、心配なのは「Intel」の方か。
後出しで性能が低いとなると買われないでしょうし、その投入時期を見定めているところですかね。
とりあえず、登場するのは今年の第4四半期です。
その登場が楽しみではありますが、私が組むかどうかは分かりませんけどね。
ではではノシ
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