2022年5月26日木曜日

「Microsoft Office 2021」の導入方法について調べてみた(2022/05/26)

 


 もう 5月が終わるのか。

 今月は何をしていたのだろうか。

 はぁ・・・








 今回は、ある相談を受けたので。

 それは、「Microsoft Office」について。

 というのも、知人から「Microsoft Office」を導入したいと話がありまして。 

 今までは「Google」の
  • ドキュメント
  • スプレッドシート
  • スライド
 等のサービスを利用していましたが、やはり使い勝手が悪かったようで。

 「Microsoft Office」の導入費用をケチっていましたが、以前は使っていたからこそ分かるのでしょう。

 なので、今「Microsoft Office」を導入するとすればどのような方法が良いのか、相談があったのです。

 そこで、現在の「Microsoft Office」を入手する方法について、改めて確認していこうと思います。


 まず、一般的な導入方法について。

 それは POSAカードを用いた方法ですね。


 「PowerPoint」込みの「Microsoft Office Home&Business 2021」だと、大体 4万円弱で導入することができます。

 そちらの価格で POSAカードを購入し、そのカードに記載されたプロダクトキーを用いて、インストール用のデータをダウンロードすることになります。

 なので、オフライン環境でインストールすることはできないのですよね。

 必ずオンライン上で「Microsoftアカウント」経由でコードを入力し、インストール用のデータをダウンロードする必要があります。

 確か、他のPCでダウンロードしたデータを利用してインストールしても、「Microsoftアカウント」にログインしてオンライン認証するように指示されるはずです。

 基本的に「Microsoftアカウント」に紐付けされることになりますので、その「Microsoftアカウント」を忘れたり、ログインできなくなってしまった場合はもうアウトとなります。

 ちなみに、こちらの POSAカード版では、同じユーザーが使うのであれば、2台のPCにインストール可能となっています。

 そのユーザーというのを、どこまで広義で見るかで、意味合いが変わってくるのですけどね。

 また、プリインストール版についても同じ手順を踏むようになるはずです。


 続いては、ボリュームライセンス版ですね。

 いや、正確には今だと「Office LTSC」になるのかな?

 イマイチそこら辺の関係性が分からなかったのですけど、置き換わったというよりは通称が変わったということでしょうか。

 ちなみに、「LTSC」は「Long Term Servicing Channel」の略でして、「長期サービスチャネル」の略となります。

 こちらは、別途手続きして有効化したラインセンスを、「ボリュームライセンスサービスセンター」のような管理ページにアクセスして、ダウンロードする形になります。

 そのライセンスの有効化というのは、特定の取扱業者を経由して購入する形となるでしょうね。

 そこで購入手続きをすれば、同じシリアルナンバーで、購入した台数分の PCにインストール可能です。

 インストールデータについては一度アクセスしてダウンロードする必要がありますが、その後の作業はオフラインでも可。

 データを使い回して、同じシリアルナンバーを入れていくだけですね。

 なので、手間は少なくなるのかな?

 でも、昨年聞いた話ですと、「Microsoft Office Standard」版で 8万円程度するということでした。

 そして、その時に、更に値上がりするということでして、2割ほど高くなると言っていたかな?

 そうなりますと、今では 9万円を超えてくる価格になっているでしょう。


 最後に、「Microsoft 365」について。

 こちらはサブスクリプション版となりますね。

 月額課金して利用をするというモノです。

 毎月、一定額を支出していく事になりますので、突発的な出費を抑えられるという面では良いですかね。

 こちらでは、


 このようなプランがあります。

 個人向けでは無く、一般法人向けの方で確認していますよ。

 その場合、上の製品と同等品で見ますと、「Microsoft 365 Apps for business」が該当しますかね。

 これだと 900円/月(税抜)となりますので、11,880円/年(税込)という費用になります。

 POSA版と比較すると 4年弱で、ボリュームライセンス版では 9年弱使うのであれば、同じような値段になりますかね。

 こちらについても、インストールするのにアカウントが必要になるようですが、個人向けだと「Microsoftアカウント」が必要なようです。

 法人向けですと「onmicrosoft.comアカウント」という聞き慣れないアカウントを作成するようですね。

 どちらにせよ、基本的にはオンライン環境である必要がありますけどね。

 おまけとして、1TBのクラウドストレージ(OneDrive)が利用できますので、そこに価値を見いだせるかどうかも関係してくるでしょう。


 うん、こうして比較しますと、POSAカード版と LTSC版、「Microsoft 365」版では、価格に大きな違いがありますね。

 導入の手間と費用を比較して、知人にどう紹介するか。

 個人で仕事をしているので、会社で一括して何台か導入するというわけではないようなのですよね。

 一応ビジネスモデルで考えていましたが、それならば個人向けでも良かったかな?

 いや、一応 POSAカード版については、個人向けではあるか。

 法人向けというか、ビジネス用ですと後ろ 2つが該当しますので。

 個人的には、一番扱いやすいのは「Microsoft 365」版ではないかと思います。

 支払い情報を登録してしまえば、後は自由に利用可能であると。


https://answers.microsoft.com/ja-jp/msoffice/forum/all/office/886cd6ec-4351-4529-9b79-512f3dff660f


 にあるとおり、アカウント情報が異なりますので。

 確認すると、1台のPCだけというわけではなく、出先でも利用することがあり、できれば 3台にインストールしたいとのことでした。

 となれば、もう「Microsoft 365」版で確定ではないですかね。

 導入費用も一番安いですし、管理も楽では無いかと。

 それに、また「Microsoft Office」が不要だと感じれば、いつでも解約可能ですからね。

 とりあえず 1年位利用してみて、どれでどうなるか。

 試しに利用してみることができるというのも大きいでしょう。

 うん、とりあえずは「Microsoft 365」版をオススメしておきましょうか。


 法人で一括導入とかだと LTSC版が手間無く導入できるのかもしれませんが、そうなると費用が莫大です。

 となれば、今後は「Microsoft 365」版を導入する事例が増えていきますかね。

  LTSC版が値上がりしている状況からして、そうするのが自然の流れと言えるのでは無いでしょうか。





 ではではノシ


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