今日は久々に本格的な雨が降る予報です。
ダムが十分貯蔵できると良いのですが,どれくらい降ってくれるのでしょうね。
まぁ降りすぎてもらっても困るのですけど。
ジメジメした暑さになるのだけは勘弁ですよ。
前回は
ゲーム用PCを自作するためのオススメ構成を考えてみた(2016/02/22)
http://310satyo.blogspot.jp/2016/02/20160222.html
ということで,半年近く前に書きました。
今回は,新しいグラフィックカードが登場しましたので,それらの存在を踏まえて考えていきたいと思います。
今回は,予算を
- 10万円
- 15万円
とした場合の2パターンの構成を考えていきます。
そして,「Pascal」や「Polaris」を採用した新しいグラフィックカードを積極的に採用できればと思います。
まぁ「GTX 1080」や「GTX 1070」は予算の都合上厳しいでしょうけどね。
ということで,今回考えた構成は以下のとおりです↓
◯予算10万円
【CPU】Intel Core i5 6500 (@22,000円~)
【CPUクーラー】Scythe 虎徹 SCKTT-1000 (@3,500円~)
【メモリ】Kingston KVR21N15S8K2/8 (@4.000円~)
【M/B】ASUS B150 PRO GAMING (@12,000円~)
【VGA】玄人志向 GF-GTX960-E2GB/OC2/SHORT (@20,500円~)
【SSD】なし
【HDD】Western Digital WD20EZRZ-RT(@6,500円~)
【ODD】LG GH24NSD1 (@2,000円~)
【OS】Windows 10 Home 64bit DSP (@13,000円~)
【電源】Seasonic SSR-550RMS (@12,000円~)
【ケース】SAMA 黒透 JAX-02W (@4,000円~)
合計 99,500円~
ギリギリ 10万円以内に収まりましたよ。
まぁその分犠牲になったパーツもありますがね・・・
まずはCPUについてですが,ゲーム用として最低限の性能ということで 4コア以上・定格周波数 3.00GHz以上の製品を選ぶことにしました。
その結果「Core i5 6500」になった訳ですが,これ以上のCPUは予算的に厳しいですね。
CPUクーラーは,単に鉄板製品の「虎徹」を選びましたが,好みによっては他社メーカーの同じような製品でも良いと思います。
「Skylake」は使用するCPUクーラーによっては基板が曲がるという話もありましたが,Scythe公式では
LGA1151「Skylake」はCPUの基板が薄型であるため、パソコンの輸送時など非常に強い衝撃が加わった場合、CPUが変形する恐れがある。
とのことですので,まぁ大丈夫でしょう。
メモリについては DDR4で 8GBの容量があれば何でも良し。
一応デュアルチャンネル目的で 4GB×2枚の製品にしましたが,将来を見越して 8GB×1にしても良いでしょうね。
マザーボードについては「H170-PRO」と悩みましたが,「B150 PRO GAMING」はゲーム用を謳っているので,コチラの方が良いかと思い選びました。
「SupremeFX」というゲーム用の高音質オーディオ機能を搭載しており,他にも「Sonic Radar II」という足音が聞こえた方向を画面に表示する機能もあるようです。
LANチップには Intel製の「I219-V」を搭載しており,他にもLAN関係でもゲームに関する機能を備えているとのこと。
ちゃんとゲームに関することに力を入れていますので,この製品をわざわざ選ぶ価値はあると思います。
H170チップセットの方が良いという方は,値段もそこまで変わりませんし「H170-PRO」を選んでも良いでしょう。
ビデオカードについては,他のパーツとの兼ね合いで 2万円位までの製品しか購入できませんでしたから,「GTX960」を選びました。
もう少し余裕があれば「RX 480」や「GTX 1060」もいけそうなんですけどねぇ・・・
他のパーツはこれ以上削れないので,残念ながらこの予算では妥協するしかないでしょう。
SSDは予算の都合でなしです。
個人的には必須なのですが,まぁ無くてもなんとかなる製品ではあるので,優先的に削りました。
後から追加してシステムドライブにすることも可能ですし,予算に余裕が出来たら導入を検討しましょう。
HDDは予算の都合で 2TBモデルになります。
後数千円出せばより大容量な製品に出来るのですが,残金 500円ではどうしようもありません。
後日SSDを追加した際は,倉庫用として活用しましょう。
光学ドライブにはDVDスーパーマルチドライブを選択。
使用するのはソフトのインストール時位でしょうし,別段困ることはないでしょう。
Blu-rayドライブは導入できませんでしたが,必要な方は後から設置するようですね。
その際は,既存の「GH24NSD1」を予備品としておきましょう。
OSは,今から組むのであれば「Windows10」になるでしょう。
バージョンは「Home」で十分でしょうし,4GB以上のメモリを使用するためには 64bit にする必要があります。
電源は色々と悩んだのですが,安定の紫蘇製である「SSR-550RMS」にしました。
同価格帯にはより大容量な電源があり,また同容量であればより安くすることも出来ます。
しかし,個人的に電源は一番大事な部分と思っていますので,なるべく高品質なものを選ぶべきだと考えています。
ここをケチってしまうと他のパーツも巻き込んで故障してしまう可能性がありますからね。
なので,コンデンサは全て日本製105℃品で,保証期間も 5年と長い紫蘇製の製品を選択しました。
ケースについては,値段を抑えるために格安のケースにしました。
個人的にはケースも良いものを購入すべきだと思うのですが,今回は予算上限が決まっていますので妥協します。
静音性とか拡張性に拘るのであれば,「Fractal Design Define R5 FD-CA-DEF-R5」とかの方が良いでしょう。
値段は約 1万円プラスになってしまいますので,予算は軽くオーバーしてしまいますがね。
ということで,以上が予算 10万円で考えたゲーム用PCの構成になります。
◯予算15万円
【CPU】Intel Core i7 6700K (@38,000円~)
【CPUクーラー】Scythe 虎徹 SCKTT-1000 (@3,500円~)
【メモリ】Kingston KVR21N15S8K2/8 (@4.000円~)
【M/B】ASUS B150 PRO GAMING (@12,000円~)
【VGA】AMD RX 480 (@33,000円~)
【SSD】Crucial CT250MX200SSD1 (@8,500円~)
【HDD】Western Digital WD20EZRZ-RT(@6,500円~)
【ODD】LG GH24NSD1 (@2,000円~)
【OS】Windows 10 Home 64bit DSP (@13,000円~)
【電源】Seasonic SSR-750RMS (@16,000円~)
【ケース】Fractal Design Define R5 (@13,500円~)
合計 150,000円~
続いては,予算 15万円で考えた構成になります。
こちらについては,上の予算 10万円で考えた構成を基に考えていきます。
変更のあった箇所については赤色にしていますので,そちらについて解説していこうと思います。
まずはCPUですが,予算が増えましたので「Skylake」世代最上級の「Core i7 6700K」にしました。
K付きモデルなのに「B150」マザーボードなのでオーバークロックには対応していませんが,ベースクロックが 4.0GHzと高いのでこちらを選定しました。
通常モデルの「Core i7 6700」でも良かったのですが,ベースクロックが 3.4GHzと低いのがね・・・
そこまで影響は出ないと思いますが,どうせ買うなら最上位も出るだろうということです。
マザーボードを「Z170」にしたいという思いもありましたが,オーバークロックはしないのであれば「B150」でも十分ですからね。
差額数千円で「Z170」にすることもできますので,気になる方は
- ASRock Z170 Extreme4
- ASUS Z170-K
- MSI Z170A GAMING PRO
- ASUS Z170-A
といったケースに変更した方が良いでしょう。
私であればそうするかも・・・
ビデオカードについては,3万円ちょっとの価格帯ですと,現状では「RX 480」しかないですね。
「GTX 1060」はもう1段上の価格帯ですし,「GTX 970」は今更感があります。
「R9 390」は消費電力で差をつけられており発熱も心配です。
そういった訳で,消費電力問題がありますが,購入するとすれば「RX 480」です。
予算が増えたことで,こちらでは SSDを導入しました。
「MX200」シリーズは MLC で Marvell製コントローラーを採用していることから選びましたが,ここは好みでいいかもしれませんね。
最近の製品であればそこまで速度差はないでしょうし,TLC でも寿命が短いだけで数年は軽く保ちますからね。
予算次第で 500GB近い容量のものに変更しても良いでしょう。
電源については,単純に容量アップさせました。
今後のことを見越して,CFXするとなった際のことを考えるとそれなりの電源容量が欲しいですからね。
ケースについては,安定の「Define R5」を選びましたが,同価格帯の好みなケースにしても良いでしょう。
「Define R5」は時々特価販売されているので,その際に購入すれば数千円浮きます。
特に拘りがないのであれば,このケースで十分だと思いますよ。
ということで,以上が予算 15万円の際の構成になります。
今までは何やかんや数千円オーバーしていましたが,今回はなんとか値段内に収めることが出来ましたので結構満足しています。
今回の構成はあくまで私個人の考えであり,もっと良い組み合わせもあるでしょうから,あくまでベースとして捉えてもらえれば幸いです。
そして,この構成には周辺機器が含まれていませんので,それらが必要な方はさらにスペックを下げる必要がありますので注意して下さい。
こういう妄想をすると,やはりPCの組立作業をしたくなりますね。
そろそろ注文したパーツ類が届くはずだし,久々の自作を楽しみますよ!
そのPCの構成はというと,以前に何回か話題にしたやつです。
もう少ししたらネタにしますので,それまでお楽しみに。
ではではノシ
0 件のコメント:
コメントを投稿