2016年7月14日木曜日

PC関係の新情報(GTX1060・RX470・RX460 スペック,Snowy Owl,DirectX 12 多コア 優位)(2016/07/14)



 宿直明けは投稿を忘れがちです。

 以前は23:50頃投稿という日もありましたしね。

 今日は忘れずに済んで良かった。

 さて,これからどうしようかな。








 GeForce GTX 1060の完全なスペックと基板の表面の写真 -北森瓦版
 http://northwood.blog60.fc2.com/blog-entry-8626.html


 事前の予想通りの数字になりました。

 搭載されるメモリは GDDR5 6GB になりますので,競合する「RX 480」よりは 2GB少ないですが,その分性能では少し上回っているようですので,購入する際はどちらをとるかですね。


 また,「GTX 1060」はオーバークロック耐性も良く,コア周波数 2,000MHzを達成したようです。

 その際のGPUの温度は 74℃ということですので,排熱も問題有りません。

 これだけオーバークロックしてこの温度ですから,リファレンスモデルの仕様では高負荷時でも 60℃台をキープするかもしれませんね。


 また,「GTX 1060」では基板上に 6PINコネクタを配置しておらず,冷却機構側に取り付けられているようです。

 これはどういった意図からなのでしょうか?

 基板に搭載できるスペースが無かったたというのはさすがに設計段階で気付くでしょうし,どうしても短い基板にしたかったのでしょうかね。

 冷却機構を交換するような人はほとんどいないでしょうが,サードメーカー製クーラーに交換したり水冷にするという方は注意が必要です。



 それなりの性能があって,消費電力は低く,そして温度もそこまで高くならないということであれば売れ筋商品になるでしょう。

 問題は価格ですが,$249 ですと日本国内では 4万円を超える値段になりますから,「RX 480」と争うにはちょっと値段が高いですね。

 ミドル帯で 1万円近い差は厳しいものがあります。

 Nvidia がどういった値段設定でくるのか(「RX 480」を駆逐しにくるのか)が気になるところです。






 Radeon RX 470, RX 460のスペックが明らかにされる -北森瓦版
 http://northwood.blog60.fc2.com/blog-entry-8629.html


 こちらについてもスペックが大体確定しました。

 後は周波数がどれだけの数字になるかですが,おそらく「RX 480」にならった数字になるでしょう。


 今回の製品のうち,「RX 470」は「RX 480」のカットダウン版になりますので,性能は1割減くらいになるでしょう。


 しかし,もう片方の「RX 460」については,初めて市場に出るGPUコア「Polaris 11」が搭載されていますので,性能が読み切れません。

 以前「GTX 950」との比較に使われたコアなのか,それとも全くの別物なのか。

 仕様を見る限りは性能面での期待はあまり出来なさそうですが,少なくとも「R7 360E」は上回ってくるでしょう。

 競合する補助電源レスな「GTX 950」と比較してどれくらいの性能差になるかで売れるかどうかが決まってきますが,「RX 460」の方が後発なのですから上回ってもらわないと。

 そうしないと単純に売れないでしょうからね。


 まだ発売日が決まっていませんが,公式から説明があったということはもう少しで発売開始されるはずです。

 そうなると,ベンチマーク結果等のリーク情報もそろそろ出てくるはずです。

 まずはその報告を待つようですね。




 

 “Snowy Owl”―16-coreの“Zen”世代Opteron -北森瓦版
 http://northwood.blog60.fc2.com/blog-entry-8628.html


 また新たな用語が出てきました。

 以前書いた内容で「Zeppelin」というのが「Zen」世代の CPUクラスタ(8コア)であるという話をしました。

 今回は,その「Zeppelin」を「Multi-chip-module (MCM) 」,つまりは 2つくっつけたものである 16コアの「Snowy Owl」についての話です。

 MCMされていますので,1クラスタで

  • PCI-Express 3.0(32レーン)
  • SATA 6.0Gbps(8ポート)
  • 10Gbit Ethernet(4基)

 だったものを単純に 2倍した数字が実装されるとのことです。

 こうなると,32コアである「Naples」は 4つの「Zeppelin」を繋げた構成になるのでしょうか。

 もし 16コアで構成されるクラスタがあるのであれば,今回の「Snowy Owl」で採用されているはずですからね。

 今回の「Snowy Owl」は 2017年中盤に登場するようで,対応するTDPは 35W~100Wになるようです。


 なお,「Snowy Owl」のソケットは「SP4 BGA」となり,「Naples」の「SP3」とは異なるようです。

 ダイの大きさが違うのでソケット数が異なるのは当然でしょうが,リンク先の記事では Intelの「Xeon-D」系の対抗製品になるという可能性も指摘しています。

 まだ正式な製品体系が分かりませんが,「Zen」世代のラインナップは多岐にわたりそうです。






 DirectX 12やVRで再び脚光を浴びるAMD FXプロセッサ -PCWatch
 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1009756.html


 時代を先取りしすぎていたのか(驚愕)

 まさか今になって「FX」系のAMDプロセッサが注目されることになるとは思いませんでしたよ。

 今回の話は,「DirectX 12」のおかげでより多コアな製品が有利になるというもの。

 以前までのものと比べて,よりマルチコアに最適化されたというか,処理をうまく分散できるようになったようです。

 そうなると,個々の性能は低いけど多コアな「FX」系CPUには有利になりますよね。

 今更買うモノ好きはいないでしょうけど,すでに所有している方には朗報ですね。

 「Radeon」系GPUと組み合わせて,「DirectX 12」系のゲームを快適に楽しみましょう。





 ではではノシ


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