2017年2月24日金曜日

「Ryzen」の販売時期・価格情報と自作する際のPC構成の妄想(2017/02/24)



 なんか半分寝ているような感じで今回の内容を書きました。

 なので,文章が変な表現になっているところもあるかもしれません。

 こういう状態が続くのは辛いなぁ・・・

 こうなったら寝れなくても良いので,早く布団にこもって体を休めることに専念するのが一番です。

 ・・・明日の仕事が心配だ。








 「Ryzen」の登場が間近に迫ってきて,

 AMDが次世代CPU「Ryzen 7」ファミリを3月2日から発売 -PCWatch
 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaigai/1045797.html

 より詳細な情報が出てきています。


 製品概要についてはだいたい既報の通りで,

○Ryzen 7 1800X ⇒ 8C16T・3.60GHz/4.00GHz・95W($499,CPUクーラー無)
○Ryzen 7 1700X ⇒ 8C16T・3.40GHz/3.80GHz・95W($399,CPUクーラー無)
○Ryzen 7 1700 ⇒ 8C16T・3.00GHz/3.70GHz・65W($329,CPUクーラー付属)

 となるようです。

 また,CPUの構造は


 このようになっており,ダイサイズは「Bulldozer」と比べて 6割程度の大きさとなるようです。

 それだけ小型なのに「Simultaneous Multithreading(SMT)」に対応していてコア性能も向上しているのですから,プロセスの微細化というのはすごいですね。

 まぁそれだけではなく,設計した「ジム・ケラー」氏と旧「Digital Equipment Corporation(DEC)」のAlphaプロセッサチームの貢献も大きいでしょう。

 公式発表では「Zen」の性能が「Excavator」比で


 52%も向上しているようですから,目標の 40%向上を軽く越えているという素晴らしい向上っぷりです。

 すでに「ジム・ケラー」氏は退社しているようですが,AMDには今後も「Zen」の開発を頑張っていってもらいたいですね。



 さて,その「Ryzen」ですが,

 「必ず買いますよ」(2/22) ・・・複数ショップ店員談 -エルミタージュ秋葉原
 http://www.gdm.or.jp/voices/2017/0222/197221

 「Ryzen 7 1800X」は税抜59,800円。複数ショップがラインナップと予価を告知 ~恒例の深夜販売も~ -エルミタージュ秋葉原
 http://www.gdm.or.jp/crew/2017/0223/197339

 このような状況となっております。


 珍しくCPU自体は在庫が潤沢なようですが,マザーボードの流通量が少ないようですね。

 まぁ今までの実績からすると,AMD製のCPUにはあまり期待できないという予想をするでしょうから,製造に力を入れていないのは当然ですよね。

 しかし,これだけ期待の持てる前情報が出てきて,なおかつ自作erの購入意欲が高くなりそうな製品に仕上がっていますので,各メーカーはこれからどんどんマザーボードを製造・出荷していくことでしょう。

 マザーボードが出揃うまではしばらく時間が掛かるでしょうが,そこは我慢するしか無いでしょうね。

 同じく,CPUクーラーも「AM4ソケット」に対応する製品が少なく,リテールクーラーの付属してこない「X」付きモデルを購入する方はCPUクーラーの確保に苦労することになるでしょう。

 既存の製品では爪で固定するタイプなら使いまわせるようですので,サードパーティ製のものを使用するのであればそういった品を選ぶようでしょう。

 「Ryzen 7 1700」についてはリテールクーラーが付属してくるようなので,当面の間はそれで持たせるようでしょう。


 さて,後はそれぞれのCPUの価格についてですが,ショップの予価は

Ryzen 7 1800X・・・ 64,000円~65,000円(税込)⇒ 120円/$
Ryzen 7 1700X・・・ 50,000円~51,000円(税込)⇒ 118円/$
Ryzen 7 1700・・・ 41,000円~43,000円(税込)⇒ 121円/$

 となっており,「Intel」の同等品と比較すると大分安くなっていますね。

 レートの方も 1$≒120円 となっていますので,これであれば十分許容範囲内でしょう。

 販売開始は 3月3日(金)からということですので,来週末には購入者のレビューがたくさん出てくるでしょう。

 秋葉原近辺に住んでいる人たちは羨ましいなぁ・・・

 私も行って購入しようか悩んでいましたが,仕事が入っているため行けそうにありません。

 残念です。





 CPUの価格情報が出てきましたので,今回は「Ryzen」を搭載するPCの構成を妄想しつつ,費用についても考えていきたいと思います。

 今回登場する

  • Ryzen 7 1800X
  • Ryzen 7 1700X
  • Ryzen 7 1700

 の3種類のうち,私が購入するとすれば「Ryzen 7 1700」になりますので,このCPUを搭載するPCということで考えていきたいと思います。

 どうせなら最上位の「Ryzen 7 1800X」を購入すべきという考えもあるでしょうが,コスパ重視な私としては最上位コアを購入するのは躊躇いがちになります。

 どうせオーバークロックはしませんし,用途としてそこまでの性能が必要というわけではありませんからね。


 まずは「Ryzen 7 1700」と搭載する際の一般的な構成についてざっと考えますと,


【CPU】AMD Ryzen 7 1700 @43,000円
【CPUクーラー】リテールクーラー @0円
【メモリ】Crucial W4U2400BMS-8G/W @9,266円
【M/B】X370 ATX @20,000円
【VGA】SAPPHIRE NITRO+ SA-RX480-8GD5N001 @22,656円
【SSD】WesternDigital Blue WDS250G1B0B @10,980円
【HDD】HGST 0S03667 @19,470円
【ODD】Pioneer BDR-209BK/WS2 @8,898円
【OS】Microsoft Windows10 Home 64bit @12,759円
【ケース】Fractal Design Define R5 @12,980円
【電源】Seasonic SSR-750RMS @14,980円

 合計 174,989円


 このようになるかと思います。

 それぞれのパーツをそれなりのものにしましたので,結構な価格になっていますね。

 パーツのグレードを落とせばもう少し安くできますので,そうなると 2万円~3万円 は下げられるかな。



 そして,私が自作する場合ですが,パーツを何個か流用するとして,

【CPU】AMD Ryzen 7 1700 @43,000円
【CPUクーラー】リテールクーラー @0円
【メモリ】Crucial W4U2400BMS-8G/W @9,266円
【M/B】X370 Micro-ATX @15,000円
【VGA】玄人志向 RD-R9-290-E4GB/DF/OC(流用)
【SSD】WesternDigital Blue WDS250G1B0B @10,980円
【HDD】何かしら(流用)
【ODD】ナシ
【OS】Microsoft Windows10 Home 64bit(流用)
【ケース】AeroCool DS Cube Window or Cooler Master Silencio352(流用)
【電源】Seasonic SSR-750RMS @15,000円

 合計 93,246円

 
となります。

 グラフィックカードについては

 「Xeon E3-1231 V3」を搭載したPCの構成変更をまだ考え中(2017/02/17) 
 http://310satyo.blogspot.jp/2017/02/20170217.html

 で余ったものを流用予定で,後々「Vega」に更新する予定です。

 今となっては「R9 290」では「RX480」にも負けますので性能的にキツイ場面もあるでしょうし,何より発熱の処理が難しいですからね。

 とりあえずは

 R9 290 を CCC でダウンクロックして温度が下がるか試してみた(2014/07/28)
 http://310satyo.blogspot.jp/2014/07/r9-290-ccc-20140728.html

 のようにダウンクロックして対応するとして,6月には「Vega」が登場しているでしょうから,それまでは我慢です。


 また,余っているPCケースの都合上,採用するマザーボードは Micro-ATX規格のものになります。

 どういった種類のものがあるのか,できれば「B350」か「X370」チップセットの製品が欲しいところですが,この規格だと「A320」チップセットを採用する製品が多いでしょうし,製品ラインアップがどうなるのか心配です。

 新たにPCケースを購入するとなると,既存の余っているケースが邪魔になるからなぁ・・・

 とりあえずは「ASUS」から発表された「PRIME B350M-A」


 に期待ですかね。





 「Broadwell-E」並の性能を持つCPUを割安で手に入れられるということで,「Ryzen」への期待は高まるばかりです。

 今の時点でネガティブな情報が無いということは,今までのリークどおりの性能があるということでしょう。

 後は,マザーボードの供給状況がどうなるかということだけが心配ですね。

 個人的には Micro-ATX なマザーボードが早くに登場してくれるのかが不安なところ。

 まずは ATX規格のものから出すでしょうし,Micro-ATXな製品が出たとしても高価なハイエンドモデルが先という可能性がありますからね。

 3月3日まで 1週間ありますし,そこら辺の続報が欲しいですね。

 そうか,もう後 1週間で「Ryzen」が登場するのか・・・

 新たにPCを組むための準備を進めないとな。






 ではではノシ


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