2017年7月7日金曜日

PC関係の新情報(Skylake-X・KabyLake-X 酷評,X299 冷却&電源問題,AMD CPU市場シェア向上,Fermi DirectX12 サポート)(2017/07/07)



 ゲームをプレイしての疲れがきつい。

 以前はそうでも無かったのですが,マルチプレイを 2時間近くプレイするだけで疲労が溜まっている感じがします。

 目だけではなく,体全体がね。

 これはやはり年なのか?

 体力は以前と比べて付いてきているはずなのですがね。

 まぁ無理せず楽しむようにはしますけどね。








 「Core i9-7900X」「Core i7-7740X」レビュー前編。10C20TのSkylake-Xと4C8TのKaby Lake-Xは誰のためのものか -4Gamer.net
 http://www.4gamer.net/games/382/G038222/20170630095/


 あの「4Gamer」がこんな記事を書くなんて・・・

 「Intel」びいきな記事を書いるイメージのある「4Gamer」ですが,なんと今回の記事では

  • 「Core i9-7900X」は「Core i7-6950X」と比べて妥当な性能向上を果たしている
  • 数万円安くなるのも評価できる
  • しかしこの消費電力の増加は引くレベル
  • 「Ryzen」がなければ「コストパフォーマンスが圧倒的に改善したCPU」と評価できた
  • 「Ryzen 7 1800X」の方が現実的でバランスの取れた選択肢と言わざるを得ない
  • この価格と消費電力を見て「Core i9-7900X」を選ぶ人はかなりのマニアではないかと思う
  • 「Core i7-7740K」は定格だと「Core i7-7700K」とほぼ同じ性能なのでわざわざ導入する必要性は感じられない

 とまとめています。

 性能では「Core i9-7900X」が「Ryzen 7 1800X」や「Core i7-7700K」に勝っていますが,やはりこの消費電力は凄まじいですね。

 CPUだけで 200W近い消費電力というのは頭おかしいですよ。

 性能を求めるのであれば導入するのも有りでしょうが,この消費電力と,グリスによる高温というのをどう処理するかが課題ですよね。

 負荷をかけると 100℃近い温度になるようですから,簡易水冷でも厳しいでしょうね。



 さらに,CPUだけにとどまらず,マザーボードの方も冷却面で問題があるようです。

 Intel X299 Platform Called a "VRM Disaster" by Overclocker der8auer -TECH POWER UP
 https://www.techpowerup.com/234744/intel-x299-platform-called-a-vrm-disaster-by-overclocker-der8auer

 によると,

  • VRMの冷却力不足によりほとんどオーバークロックすることができない
  • ほぼ全てのメーカーでこの問題を抱えている
  • CPU用補助電源に 8ピン✕1しかないマザーボードでは電圧不足になる
  • 8ピンケーブルが 65℃という温度になっている

 という症状があるようで,CPUだけではなくマザーボードにも冷却機構を別途設けなければならないようですね。

 これはより良いヒートシンクにするだけで何とかなるのかな?

 VRMの温度が 105℃になっているという情報もありますが・・・


 そして,補助電源ケーブルについても心配になります。

 「8ピン✕1」では足りないということなので,更に「8ピン✕1」か「4ピン✕1」コネクタのあるマザーボードにしなければなりませんね。

 電源ケーブルの温度が 65℃になるとか怖すぎますよ。


 ちなみに,これって定格運用した場合においても同様の問題が発生するのかですね。

 オーバークロックしなければ問題ないのでしょうか?

 一定クロックを超えると急に発熱やら消費電力が増えることになるのですかね?


 これだけ問題が発生してくると,今後出る

  • Core i9 7980XE
  • Core i9 7960X
  • Core i9 7940X
  • Core i9 7920X

 が心配になってきます。

 10コアな「Core i9 7900X」でこれですから,よりコア数の多い上位CPUだとこれ以上の問題が発生しそうですよ。

 そこは上手く動作クロックを抑えて調整するのでしょうが,そうなると性能が・・・


 「Intel」としてはネガティブな状況が続いてしまっていますね。

 しかし,

 “Coffee Lake”とZ370マザーボードは今年第4四半期に登場するらしい -北森瓦版
 http://northwood.blog60.fc2.com/blog-entry-9000.html

 「Coffee lake」が登場すれば,この流れは変わるかもしれません。

 まぁこちらの方はいつ登場するのかまだ分かりませんけどね。

 出たとしても年末でしょうし,それまではダメなままですかね。





 対して,「Ryzen」は相変わらず好調のようです。

 CPUんも市場シェアの方を

 AMDのCPUシェア、Ryzen効果で26%越えに -PCWatch
 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1068553.html

 これだけ伸ばしてきますから,「Intel」は本当にうかうかしていられませんよ。

 「FX」シリーズの時に一気に下がった市場シェアを,たった1年でここまで戻したのですから,本当に凄いことだと思います。

 「AMD」製CPUといえば一部の信者くらいしか購入しないようなイメージが有りましたが,今後は一般向けにもより浸透していくのでしょう。


 PCショップの店員さんも「Ryzen」を購入しているようで,

 SHOP店員も太鼓判。圧倒的なマルチタスク性能が魅力のAMD「Ryzen 7 1700」を体験する -エルミタージュ秋葉原
 http://www.gdm.or.jp/review/2017/0630/211657

 皆さん楽し編まれている様子。

 その話に中で,マザーボード上の発熱がそれなりにあるというものがありますから,冷却面では気を使う必要があるでしょう。

 まぁ「X299チップセット」並ではないでしょうし,「Ryzen 7 1700」では付属の「Wraith Spire」を使用すればCPUとともに周辺も冷却してくれるので,下手にサイドフローなCPUクーラーを導入するよりも良さそうです。

 これは参考になりました。

 私は「Ryzen Threadripper」待ちですのが,こちらでも同様の対策は必要でしょうし,今のうちからどうしようか考えておこうと思います。

 早く発表されないかなぁ・・・



 そして,「Vega」については,期待しないほうが良いようです。

 一般向けのゲーム用の製品についてもベンチマークの結果が芳しくないようで・・・

 こうなるのであれば,2万円まで下がった「RX480」か,安値で販売されていた「Pascal」でも購入しておくべきでしたね。

 今からでもセール品とか出てきますかね?

 このマイニング需要のある状況だと厳しいか・・・





 NVIDIA “Fermi”世代のGeForceにDirectX 12のサポートを追加 -北森瓦版
 http://northwood.blog60.fc2.com/blog-entry-9004.html


 まさかの対応ですね。

 なぜもう使用している人が殆どいないであろう「Fermi」シリーズをわざわざサポートするのでしょうか。

 そういう声が大きかったのですかね?

 まぁこれはまだ「Fermi」世代のグラフィックカードを使用しているユーザーにとっては朗報ですよ。

 しかし,個人的にはそろそろ「Pascal」に乗り換えるべきだと思いますけどね。

 さすがに 7年前に登場した製品を使い続けるのは,性能面で厳しいでしょう。 

 このサポートの情報自体は喜ぶべきですが,そろそろ引退させてあげるべきだと思いますよ?





 ではではノシ


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