今日の夜から雨か。
今回の台風なかなりの勢力なようなので,建物に被害がないか心配です。
それに,明日は仕事なので,ちゃんと出勤できるかもも不安ですよ。
まぁいざとなったら休めばよいのでしょうけどね。
いや・・・人がいないから休めないのか。
どうしようかしら。
Ryzen Threadripperは"ヤミ研"から生まれた予定外の成果だった -PCWatch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/yajiuma/1080177.html
そうだったのか。
「Ryzen」登場前の情報として,32コアな「Naples」と 16コアな「Snowy Owl」の話がありました。
「Naple」については,最終的に「EPYC」として出ましたが,「Snowy Owl」についてはよく分からない状況になっているので,もしかしたらそれ転用されたのかと思っていましたよ。
「Snowy Owl」については,BGA方式で直接マザーボードに取り付けられるという話でしたから,今後別の形で出てくるのかもしれませんね。
最大 8コアな一般向け「Ryzen」と,最大 32コアなサーバー向け「EPYC」ということで,コア数のバランスは取れていたと思います。
そこに,「Ryzen」が好評だったこともあり,一気に「Intel」のハイエンド市場も奪ってしまおうということで,「Skylake-X」対抗として「Ryzen Threadripper」を出すことにしたのだと予想していました。
しかし,正式にプロジェクト化したのは「COMPUTEX 2016」のときからのようですが,実際にはもっと前から動いていたのですね。
まぁ「Ryzen(8コア)」と「EPYC(32コア)」があるのであれば,数字的にその間の 16コアな製品を造りたくはなる気持ちは分かります。
それにしても,業務時間外で研究したということですから,「AMD」の社員たちは「Zen」に大きな希望をいだいていたのでしょう。
開発段階で良い性能を持つ CPUだということが分かってくれば,そこからより良い製品を出そうと頑張れますしね。
それに,「自身が欲しいと思えるハイエンドデスクトップ向けCPUを作ろう」というのは大事なことですよ。
自分自身が欲しい(必要だ)と思えるような製品でなければ,一般人にも売れるわけがありませんから。
もうすぐ「Coffee Lake」が出ますし,その性能や売れ行きによっては「Intel」が更なる追撃をしてくるかもしれません。
「AMD」には,今回の「Zen」の高評価に奢らず,「Zen+」や「Zen 2」の開発(改良)をしっかりとしていった欲しいですね。
ちなみに,その「Ryzen」対抗となるであろう「CoffeeLake」ですが,
“Coffee Lake”の話題2題―Core i7 8700Kのベンチマークスコア 他 -北森瓦版
http://northwood.blog60.fc2.com/blog-entry-9099.html
このような情報が出てきました。
ベンチマークテストとして「CineBench R15」が用いられ,その結果が
- シングル:196cb
- マルチ:1230cb
という数字になっているようです。
他の CPUと比較すると,シングルでは「Core i7 7700K」が 198cb,「Core i7 7800X」が 185cb,「Ryzen 7 1800X」が 163cb,「Ryzen 7 1700」が 145cb位の数字になりますので,シングルコアだと「Core i7 7700K」と同等位になるようです。
マルチだと,「Core i7 7700K」が 996cb,「Core i7 7800X」が 1,333cb,「Ryzen 7 1800X」が 1,625cb,「Ryzen 7 1700」が 1,421cb位の数字ですので,こちらは「Core i7 7800X」より下な数字になります。
しかし,この数字というのは少し低いのではないかと思いますね。
「Core i7 8700K」は 定格 3.80GHz/TB 4.30GHz(4.70GHz)という数字になりますから,動作クロックで勝るのに他の CPUよりもスコアが低いというのは納得できません。
順当に考えれば,同じコア数で動作クロックに勝る「Core i7 7800X」に負けることはないでしょうし,上の「Core i7 8700K」のスコアは TBが有効になっていない数字なのかもしれませんね。
ちなみに,私の「Xeon E5-2620 V4」を 2基搭載したPCの場合は,
Broadwell-EP(E5-2620 V4)を使用したデュアルCPUなPCでベンチマークテスト(2016/09/20)
http://310satyo.blogspot.jp/2016/09/20160920.html
マルチの方で 1,930cbという数字でしたから,まだ負けはしないですね。
しかし,コア数の割には差がないので,動作クロックの低さが影響しているのでしょう。
また,「CoffeeLake」の価格についても情報がありました。
Core i7-8700K・・・295ポンド│325ユーロ ≒ 44,000円(税抜)⇒ 47,500円(税込)
Core i7-8700・・・250ポンド│275ユーロ ≒ 37,000円(税抜)⇒ 40,000円(税込)
Core i5-8600K・・・210ポンド│230ユーロ ≒ 31,000円(税抜)⇒ 33,500円(税込)
Core i5-8400・・・150ポンド│165ユーロ ≒ 22,000円(税抜)⇒ 24,000円(税込)
Core i3-8350K・・・140ポンド│160ユーロ ≒ 21,000円(税抜)⇒ 22,500円(税込)
Core i3-8100・・・95ポンド│105ユーロ ≒ 14,000円(税抜)⇒ 15,500円(税込)
大体この位の価格になっているようで,日本円の方は 1ポンド=148円 で計算しています。
これに御祝儀価格が乗っかってきますから,ここから数千円は高くなるでしょう。
それぞれのCPUの仕様は
Core i7 8700K・・・6コア12スレッド│定格 3.80GHz/1C 4.70GHz/6C 4.30GHz│DDR4 2ch│L2=256kB×6,L3=12MB│TDP 95W
Core i7 8700・・・6コア12スレッド│定格 3.20GHz/1C 4.40GHz/6C 4.20GHz│DDR4 2ch│L2=256kB×6,L3=12MB│TDP 65W
Core i5 8600K・・・6コア6スレッド│定格 3.60GHz/1C 4.40GHz/6C 4.20GHz│DDR4 2ch│L2=256kB×6,L3=9MB│TDP 95W
Core i5 8400・・・6コア6スレッド│定格 2.80GHz/1C 3.80GHz/6C 3.50GHz│DDR4 2ch│L2=256kB×6,L3=9MB│TDP 65W
Core i3 8350K・・・4コア4スレッド│定格 4.00GHz│DDR4 2ch│L2=256kB×4,L3=8MB│TDP 91W
Core i3 8100・・・4コア4スレッド│定格 3.60GHz│DDR4 2ch│L2=256kB×4,L3=6MB│TDP 65W
となるはず。
このスペックからすると,6コアになっていますが「Core i7 8700K」は比較的安く感じますね。
今までですと,4コア8スレッドな「Core i7」が 4万円以上からという価格設定でしたので,+1万円で 2コア多くなるのであればアリだと思います。
ギリギリ「Ryzen 7 1800X」よりも安くなりますしね。
しかし,この中では「Core i5-8400」のコストパフォーマンスの良さに目を引かれます。
「Core i5-8400」が安いのか,「Core i3-8350K」が高いのか分かりませんが,6コア6スレッドで 2万円台前半というのは凄いですよ。
上位モデルの選別落ちになるのでしょうが,この価格であればサブに組んでみようかと思いますよね。
「Core i3-8100」の方も,今までの価格設定からすると 4コア4スレッドで 1万円台中盤というのは激安です。
前世代の最安 4コアCPUとなると「Core i5 7400」になりますが,それでも 21,000円(税込)しますからね。
やはり競争原理が働くというのは良いことですよ。
さて,後は実際に日本で販売される価格がどうなるかですね。
「Ryzen Threadripper」のようなことになるのか,さすがに自重してそれなりの価格になるのか,注目しているというか楽しみです。
また,もし 10月5日から販売開始されるのであれば,
「Ryzen」を使用した普段使い用PCの構成について考える(その②)(2017/09/09)
http://310satyo.blogspot.jp/2017/09/20170909.html
最終的な構成をそろそろ決めなければなりません。
「Ryzen」にするか,「CoffeeLake」にするかね。
あぁ・・・すぐにまとまるかな。
Windows 10で発生中の急激なゲーム性能低下問題の解決はFall Creators Updateまで持ち越し -PCWatch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1080350.html
それは問題ですね。
たかがカクツキと思う人もいつるかもしれませんが,フレームレートの低下というのはゲームをプレイする上で大きな問題となります。
こっちはカクついていて,相手は問題なしという状態であれば,一方的にやられてしまうでしょうし,自分ではどうしようもありません。
個人的に,ゲームをプレイしていて一番イラッと来るのがこのカクツキですよ。
マルチで変な味方にあたるより嫌です。
この問題が負荷によるものであれば,ゲームの映像関係の設定を軽くすればよいのですが,今回の件ではそれも通用しないのでしょう。
ただでさえ「Windows Update」を拒否できないのに,修正するのは次回の大型アップデートである 10月17日の「Fall Creators Update」まで待たなければいけないとかヒドイ仕様だ・・・
そのアップデートは今からでも 1ヶ月以上先の話になりますので,それまでは我慢するか,面倒ですが「Insider Preview」版をインストールするしかないのでしょう。
全くヒドイ話ですよ。
まぁ PCでゲームをしない私には関係ないことですけどね。
ではではノシ
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