2017年9月27日水曜日

PC関係の新情報(Ceffeelake 発表・日本国内登場時期,Core i9-7980XE レビュー)(2017/09/27)



 最近注意力散漫です。

 よく物に当たりますし,知り合いとすれ違っても気付かいないとかもあります。

 これも疲れの影響?

 それに睡眠不足も?

 やはり一日ガッツリ寝て過ごす時間が必要ですかね。








 Intel、6コア化したデスクトップ向け第8世代Coreプロセッサ -PCWatch
 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1082481.html


 とうとう正式発表となりました。

 ラインナップは以前の情報にあったとおりで,

Core i7 8700K・・・6コア12スレッド│定格 3.70GHz/1C 4.70GHz│DDR4 2ch│L2=256kB×6,L3=12MB│TDP 95W
Core i7 8700・・・6コア12スレッド│定格 3.20GHz/1C 4.60GHz│DDR4 2ch│L2=256kB×6,L3=12MB│TDP 65W
Core i5 8600K・・・6コア6スレッド│定格 3.60GHz/1C 4.30GHz│DDR4 2ch│L2=256kB×6,L3=9MB│TDP 95W
Core i5 8400・・・6コア6スレッド│定格 2.80GHz/1C 4.00GHz│DDR4 2ch│L2=256kB×6,L3=9MB│TDP 65W
Core i3 8350K・・・4コア4スレッド│定格 4.00GHz│DDR4 2ch│L2=256kB×4,L3=6MB│TDP 91W
Core i3 8100・・・4コア4スレッド│定格 3.60GHz│DDR4 2ch│L2=256kB×4,L3=6MB│TDP 65W

 動作周波数については若干の誤差がありました。

 正式な仕様は上のとおりになっています。


 性能については,コアあたりの性能は「Kabylake」とほぼ同じなようでして,後は動作クロックの問題になるでしょう。

 また,一部ゲーム等ではスコアが向上しているようですので,上手いこと最適化できたのかな?

 同じ動作クロックでは「Core i7 7800X」と同等の性能みたいですし,定格ならばむしろ上回っているようです。

 こうなると,レーン数やメモリチャンネル数にこだわりがないのであれば,今後導入するのは「Core i7 7800X」ではなく「Core i7 8700K」にするという人が増えるでしょうね。


 また,価格については以前の情報で

Core i7-8700K・・・295ポンド│325ユーロ ≒ 44,000円(税抜)⇒ 47,500円(税込)
Core i7-8700・・・250ポンド│275ユーロ ≒ 37,000円(税抜)⇒ 40,000円(税込)
Core i5-8600K・・・210ポンド│230ユーロ ≒ 31,000円(税抜)⇒ 33,500円(税込)
Core i5-8400・・・150ポンド│165ユーロ ≒ 22,000円(税抜)⇒ 24,000円(税込)
Core i3-8350K・・・140ポンド│160ユーロ ≒ 21,000円(税抜)⇒ 22,500円(税込)
Core i3-8100・・・95ポンド│105ユーロ ≒ 14,000円(税抜)⇒ 15,500円(税込)

 というものがありましたが,今回はドル表記の価格として

Core i7 8700K・・・359ドル ≒ 40,000円(税抜)
Core i7 8700・・・303ドル ≒ 34,000円(税抜)
Core i5 8600K・・・257ドル ≒ 29,000円(税抜)
Core i5 8400・・・182ドル ≒ 21,000円(税抜)
Core i3 8350K・・・168ドル ≒ 19,000円(税抜)
Core i3 8100・・・117ドル ≒ 14,000円(税抜)

 仕入れ価格がこうなっているようで,ショップ販売されるとここに消費税と販売店の利益分が乗せられますから,販売価格は数千円高くなることでしょう。

 「Kabylake」までのコア数から考えると,価格を据え置きでコア数が順当に増えていることになりますので,お得感はありますよね。

 コア数が増えた分価格も上昇すると思っていましたので,「Ryzen」対抗として「Intel」も頑張らざるを得なかったのでそうね。


 このラインナップからすると,一番お得そうなのは「Core i5 8400」になりますかね。

 2万円台中盤の価格で 6コアCPUを利用できますし,大抵の用途であればこれで十分となる性能があるでしょう。

 他にも「Core i7 8700」や「Core i3 8100」のコストパフォーマンスが良さそうですが,何を選ぶかは好みというか用途によるでしょうね。

 また,コア数(スレッド数)だけで見れば,まだ「Ryzen」が優勢というかコストパフォーマンスに優れますので,そこをどう判断するかでしょう。

 シングルコア性能では「Intel」に分がありますが,マルチコア性能では動作スレッド数の多い「Ryzen」が優勢ですからね。


 それにしても,こうして悩めるようになったというのは素晴らしいことです。

 今までは性能だけで言うとほぼ「Intel」しか選択肢がない状況でしたからね。

 まぁ一部の AMDerは例え性能が低くとも「AMD」の CPUを購入していたでしょうけど。


 ちなみに,当初は「Coffeelake」が 10月5日に発売予定との情報でしたが,

 第8世代Coreプロセッサ“Coffee Lake-S”が日本で10月5日に発売されないワケ -PCWatch
 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/ubiq/1082852.html


 日本ではどうならないようです。

 北米では予定通りですが,日本は今のところ 2017年第4四半期中になるとのことで,11月後半になると予想されています。

 実に1ヶ月半も遅れることになりますね。

 こうなった背景は色々と噂されていますが,個人的には歩留まりが良くなく,生産量が少ないため数を確保できていないからだと思われます。

 登場を早めた上に,最上位モデルのコア数を増やしたことが影響しているのでしょう。

 さすがに 1ヶ月半も遅れるのはなぁ・・・

 個人輸入するという手もありますが,そこまでして欲しいかと言われると・・・



 さて,私はまだ購入する CPUと マザーボードについて結論を出せていません。

 時期的には「Coffeelake」なのでしょうが,「Ryzen」を購入したいという思いもありますし・・・

 「Coffeelake」の登場が遅れることも予想外でして,ここから更に待たされるのはちょっとね。

 うん,決断を下すにはもう少し時間がかかりそうです。





 18コア/36スレッドの怪物CPU「Core i9-7980XE」を検証 -PCWatch
 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/review/1082435.html


 さすがの性能ですね。

 「Ryzen Threadripper」対抗というか,一般向け最上位の座は譲らないという思いから出たであろう「Core i9-7980XE」ですので,この結果には安心したことかと思います。

 「Skylake-X」のコアあたりの性能は「Ryzen Threadripper」を上回っていますし,コア数が多いのであればもちろん性能でも上に位置することになるでしょう。

 ほとんどの場面で「Core i9-7980XE」は「Ryzen Threadripper 1950X」に対して優位に立っていますし,「Core i9-7960X」も良い勝負をしています。


 心配だったのは消費電力や発熱についてですが,消費電力は同じコア数であれはほぼ同等のようです。

 温度については「Core i9-7900X」が高いだけで,より上位コアになるほど低温動作しています。

 これは,動作クロックが上位モデルになるほど低くなるので,その分発熱が抑えられるのでしょうね。

 ダイサイズが大きくなっているというのも影響しているでしょうけど。

 おそらく,「Skylake-X」では,4.00GHzを超えたあたりから消費電力や発熱が急上昇するのでしょう。

 全コアをフル動作させた際には,

Core i9-7980XE(18コア)⇒ 3.40GHz
Core i9-7960X(16コア)⇒ 3.60GHz
Core i9-7900X(10コア)⇒ 4.00GHz
Core i7-7820X(8コア)⇒ 4.00GHz

 となるようですので,安定運用させるのであれば 3.00GHz台に留めておくほうが良いのでしょう。


 性能は素晴らしく,発熱や消費電力についても問題なしということで,「Core i9-7980XE」は良い出来となりました。

 後は値段がどうなるかですが,国内価格は税込 25万円前後になるようです。

 「約1カ月遅れそうです」(9/24)・・・某ショップ店員談 -エルミタージュ秋葉原
 http://www.gdm.or.jp/voices/2017/0924/237038/

 $1999 な製品ですので,この価格というのは妥当なところでしょう。

 「Ryzen Threadripper」の時のような異常な税は発生しなかったようですが,いつもの御祝儀価格も無いのかな?

 まや安いに越したことはありませんし,上記のベンチ結果から購入を考える人も多いでしょう。

 「AMD」としては「EPYC」が対抗製品になってくるでしょうが,同じくらいの価格帯だと「EPYC 7401」あたりが対抗馬になりますかね。

 あちらはコア数こそ 24コア48スレッドと多いですが,動作クロックが抑えてありますし,どちらを選ぶかは何に使用するかによるのでしょう。


 ちなみに,「Core i9-7980XE」等の上位モデルの発売日は 10月下旬とのことですので,購入するのはもうしばらく我慢する必要があります。





 ではではノシ


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