2017年10月19日木曜日

PC関係の新情報(Core i7-7800X 殻割り 検証,WD HDD MAMR方式,WPA2 脆弱性 他)(2017/10/19)



 めっちゃ寒いんですけど。

 寒くて布団から出ないようにしていたら,半日以上寝てしまっていましたよ。

 そろそろ暖房器具を出しておかないとな。

 例年だとまだ暖かかったはずなのにね・・・









 高精度日本製Skylake-X殻割りツールを利用し、Core i7-7800X殻割りの効果を検証 -PCWatch
 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/review/1086311.html


 やはり効果はあるのか。

 この記事は「KARAWARI-X299」の宣伝記事でもあります。

 しかし,実際に殻割りして,TIMを交換した場合の検証をしてくれたのは助かりますね。

 今回の検証結果からすると,既存のグリスから「Liquid Pro」にすることで,確かに温度の低下が認められました。

 この差は高クロックになるほど広がっていき,4.50GHz以上では 10℃以上の差となってきます。

 この数字を見ると,より高クロックを求める人は殻割りしたくなる気持ちも分かりますね。

 そして,「Liquid Pro」でも 4.70GHz以上のクロックで動作させることは厳しいようですので,これ以上の冷却性能を求めるとなると,もう液体窒素をぶち込むしか無いでしょう。


 それにしても,この殻割りという作業は大変そうですね。

 少しでも作業を誤ったら CPUが破損してしまう可能性もありますし,私はとてもやろうとは思えません。

 まぁこれは私が定格志向だからなのでしょうけど。


 何にせよ,やはり CPUとヒートスプレッダの間はソルダリングにしてほしいですね。





 WD、2025年までに40TB超のHDDを実現へ -PCWatch
 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1086000.html


 また新たな技術による大容量化の実現に成功したようです。

 今回披露されたのは「MAMR」という技術についてです。

 これらの技術は「Western Digital」が開発した技術で,

 まず「MAMR」方式については,

  • スピントルク発振器(STO)から生成されたマイクロ波場を使用して磁性体に高周波磁界を照射
  • 強磁性共鳴を発生させ磁性粒子の磁化反転を高速かつより低い磁場で行なう
  • ヘッドの書き込み磁極近くにSTOを配置することでMAMR方式のHDDを実現
  • 面記録密度について年率15%の推定伸び率を実現できる

 ということになっています。

 うん,よく分からない。

 もう 1つ「HAMR」方式というのもあるようですが,こちらは「新たな材料科学や信頼性の課題がある」とのことですので,それらの制約が無い「MAMR」方式が主流になっていくのでしょう。

 HDDの各記録方式による記録密度の技術的な限界は,

SMR方式 ⇒ 1平方インチあたり 1,300Gbit
PMR方式 ⇒ 1平方インチあたり 1,100Gbit
MAMR方式 ⇒ 1平方インチあたり 4,000Gbit

 とのことですので,「MAMR」方式では「SMR」方式の 3倍の容量を実現できるとしているからこそ,40TB超という容量を出せたのでしょう。

 後は書込性能や発熱,動作音といった部分がどうなるかですが,これは今後の情報待ちですね。

 個人的には「SMR」方式並の読書速度が出るのであれば十分ですので,なるべく信頼性重視な仕様になって欲しいです。


 「MAMR」方式の HDDが一般販売されるのは 2019年ということですので,後 2年は待つようなことになるでしょう。

 出たとしても,導入するかどうかは価格次第になってきますけどね。





 Wi-Fiを暗号化するWPA2に脆弱性発見 -PCWatch
 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1086255.html


 それは不味いですね。

 「WPA2」といえばよく使われている暗号方式ですし,これに脆弱性があるとすれば様々な機器が影響を受けることでしょう。

 これは機器がどうこうというわけではなく,暗号方式に問題がありますので,全てのルーターに関わってくることですからね。

 しかし,この脆弱性は

 あらゆる端末が影響を受けるWi-Fiの脆弱性はパッチ対応可能 -PCWatch
 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1086388.html

 パッチによる対応が可能ということで,そこまで心配する必要はありませんでした。

 後はメーカーの方で早急に対応すればそれで良しですね。

 それに,もしかしたら家庭用の製品は影響を受けないかもということですし,最悪「802.11r」を無効にすることで問題に対処できるようです。

 深刻な問題ではなくて良かったですよ。



 また,

 ランサムウェアの遭遇率が最も低いのは日本 -PCWatch
 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1085966.html

 日本はランサムウェアの遭遇率が他国と比べて低いようです。

 これは,どういった理由からなのですかね。

 独自の言語を持っているので,ウイルスをダウンロードさせるようなページを作りにくいとか?

 怪しい日本語の表記があったら,基本的にはすぐ離れるでしょうから。

 もしくは,変なサイトへのアクセスも控えるような国民性があるのかね?

 何にせよ,この調査結果は嬉しいことですね。



 他にも,セキュリティー関連では,

 「スパイ疑惑報道はC級の創作」とカスペルスキー氏一蹴 -PCWatch
 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1085568.html

 「カスペルスキー」が情報収集しているという話題が

 PC関係のネタ(PC メモリ 必要容量,カスペルスキー,SSD 必要か,PC設定費用)(2017/10/14)
 http://310satyo.blogspot.jp/2017/10/20171014.html

 ありましたが,当然「カスペルスキー」はそれを否定しています。

 未知の脅威に対する情報収集をするのにデータの転送はしているが,ハッキングのような行いはしていないとのこと。

 しかし,ロシアの企業ですから,そうしたことを行っていてもおかしくはないというか,して当然だとは思います。

 特に米国やロシア,中国とかは国家ぐるみで動いていそうですからね。

 まぁ個人で心配してもどうしようもないことですけど。



 最後に,

 Silicon Motion、「SSDコントローラにバックドア」の報道を否定 -PCWatch
 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1085677.html

 このような話も合ったのですね。

 個人的には,中国の一部のメディアが報じたというところでデマらしく思えますね。

 「Silicon Motion」製のSSD用コントローラーは安価で実績があり,多くの製品に採用されていますから,その牙城を突き崩そうとしているのではないかと推測されます。

 中国のやることですからね。

 まぁ心配なら使うなということですよ。





 ではではノシ


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