2017年10月8日日曜日

PC関係の新情報(PCI Express リンク幅 性能差,WD SSD カラー別比較,超小型PC MousePro-C100PV)(2017/10/08)



 風邪をひいてしまったかも・・・

 なんかのどが痛いのですよね。

 特に寒い格好をしたわけではないのですが,どうしてだろうか。

 もう喉にくるような季節になってきたということなのか?

 毛布やら出しておかなきゃ。









 ビデオカードはPCI Express x16接続が必須かどうかを検証してみた -PCWatch
 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/1082967.html


 こういう検証はありがたいです。

 実際に組むにあたっての参考になりますからね。


 確か,以前同じような検証記事があったはずですが,その時は

  • 「PCI Express 3.0 ×16」と「PCI Express 2.0 ×16」では 数%の差
  • リンク幅が小さいほど性能が下がる
  • ×8まではほぼ差が無く,×4 だと数%,×1までいくと 20%位の差になる

 という内容だったはずです。

 どこのサイトが検証した記事かは覚えてませんし,上記の内容も曖昧ですが,私の中ではそうなっているはずだと思っていましたよ。

 そこに,今回の記事がきたわけですが,その内容を簡単にまとめると

  • 「PCI Express 3.0」では ×16 から ×4 までほぼ差は無し
  • ×1(ライザーカード)だと 10%~30%位の差になる
  • 「Thunderbolt 3」接続な外付け GPUボックス(PowerColor DEVIL BOX)だと ×1と同等かそれ以下
  • グラフィックカードの性能が高いほどリンク幅の影響を受ける

 ということになりますね。

 「PCI Express 3.0」接続の場合ですと,×4まではほとんど差がないことに驚きました。

 私が記憶していた検証記事では,「PCI Express 2.0」規格の ×4接続だったと思いますが 数%の差はありましたので,今回の結果では「PCI Express 3.0」になり転送帯域が広くなったことが差を縮める要因だったのでしょう。

 また,外付けGPUボックスについては「Thunderbolt 3」接続になるので,転送レートは「PCI Express 3.0 ×4」よりも上なはずですが,結果としては「PCI Express 3.0 ×1」と同等くらいになっていますね。

 やはり理論値と実測値の違いといいますか,規格上の最大限の結果は得られないということなのでしょう。


 今回の検証記事でも分かりましたが,やはり高性能なグラフィックカードを活かすためには,「PCI Express 3.0 ×16」が一番ということですね。

 しかし,「PCI Express 3.0 ×8」でもほぼ変わらないパフォーマンスは発揮できますので,空きがないという方はそちらに差しても良いでしょう。

 気になるのは消費電力についてで,×8接続は最大 25Wと「Wikipedia」にあったのですが,これだと補助電源への負荷がどうなるのですかね。

 ×16接続の場合は 75W供給できますので,差分の 50Wは補助電源の方でカバーするのかな?

 今回の検証では ×1接続でも「GTX1080Ti」を動作させられているので,そこら辺は上手く制御できているのでしょうけど。

 とにかく,あたりまえのことですが,グラフィックカードはできるだけリンク幅の広いところに挿すべきだということですね。





 SSDもカラーで選ぶ、3色展開のWestern Digital製SSDの選び方 -AKIBA PC Hotline!
 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/sp/1082346.html


 個人的には「Blue」か「Black」のどちらかかな。

 グレードとしては Black > Blue > Green となっており,「Black」は NVMe,「Blue」と「Green」は SATA接続となります。

 「Blue」と「Green」の違いは,

  • コントローラが異なる
  • キャッシュメモリの有無

 となっており,「Blue」の方は「Marvell」製コントローラを搭載しキャッシュ有り,「Green」は「Silicon Motion」製コントローラでキャッシュ無しですね。

 上記の違いがある分,「Green」の方は「Blue」よりもちょっと安くなっていますが,差があったとしても千円程度ですね。

 なので,個人的にどいらかを選ぶとなれば,迷いなく「Blue」の方を選択しますよ。

 私が「Marvell」製コントローラを気に入っているというのもありますが,ちょっとした金額の差であればより良い物を選びたいですからね。


 また,「Black」については M.2規格の NVMe接続な製品となっており,上の 2モデルとはまた違った立ち位置の製品ですね。

 NVMe接続な製品の中では比較的安いので,大手メーカー製ということもあり私も気になっています。


 今後私が購入していくとすれば,基本的にシステム用の SSDは配線レスな M.2規格なものを購入してくことになるでしょう。

 なので,冒頭にも書いたとおり「Blue」か「Black」のどちらかを購入することになるでしょう。





 NUCよりも小さい手のひらサイズの超小型PC -PCWatch
 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/nishikawa/1082577.html


 これは小さい。

 驚くほど小さいですよ。

 「MousePro-C100PV」という型番の製品であり,製品名にあるとおり「マウスコンピューター」の製品になります。

 この製品特徴は何と言ってもそのサイズで,筐体サイズが 70mm(W)×70mm(D)×34.1mm(H) となっています。

 この寸法というと,成人男性の拳大くらいの大きさですかね。

 もちろん重量も 約164gとかなり軽くなっており,携帯性も抜群ですね。

 このサイズながら,

【CPU】Celeron N3350
【メモリ】4GB(LPDDR4)
【GPU】オンボード(Intel HD 500)
【ストレージ】eMMC 64GB
【有線LAN】Gigabit Ethernet×1
【無線LAN】Intel Dual Band Wireless-AC 3165(IEEE802.11ac/a/b/g/n,Bluetooth 4.0+LE)
【OS】Windows10 Pro 64bit

 というスペックですので,そこら辺のスティックPCよりは高性能になっています。


 また,インターフェイスも

  1. 電源ボタン
  2. USB3.0
  3. USB2.0
  4. マルチカードリーダー
  5. MicroUSB(給電用)
  6. HDMI
  7. 有線LAN
  8. セキュリティースロット

 となっており,このサイズにしては豊富な端子を有していると言えますね。

 別途パーツを準備する必要があるベアボーンではなく,OSもインストール済みの完成品であるというのも大きいでしょう。

 このまますぐに使うことができますから,PCに詳しくない方でも安心です。


 そして,このスペックで 37,800円(税別)となっており,4万円ちょっとで購入できるというのも大きいでしょう。

 個人的には,39,980円(税込)という価格設定のほうがインパクトが有ったと思いますけどね。

 静音でより小型なPCを欲している人であれば,このPCはとても魅力的でしょう。

 現在の私の環境では,このPCの有効な使い道が思い浮かばないので,まだ購入することはありません。

 しかし,面白い製品だとは思いますので,この存在はよく覚えておきましょう。





 ではではノシ


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