2017年12月18日月曜日

Windows7 搭載PCで Cドライブ容量が圧迫された場合の対処(2017/12/18)



 あれ?

 もう 12月の半分以上が過ぎたの?

 どうして?

 時間が進むのが早すぎない?







 JONSBO U3 で録画用PCを組んでみた(2015/05/29)
 http://310satyo.blogspot.jp/2015/05/jonsbo-u3-pc20150529.html

 この PCについての話です。


 先にスペックを書いておきますと,

【CPU】Celeron G1630
【CPUクーラー】STEROPES RC-1206
【メモリ】DDR3 4GB×2
【M/B】ASUSTeK B75M-PLUS
【VGA】オンボード
【LAN】オンボード
【SSD】SP120GBSS3V55S25
【HDD①】ST3000DM001×1
【HDD②】Seagate製 80GBHDD×1
【ODD】なし
【OS】Microsoft Windows7 SP1 Pro 64bit
【ケース】JONSBO U3
【電源】FSP AURUM AU-400
【その他】PT3×1

 となっています。


 さて,まずはこのPCなのですが,録画用に稼働しているものになります。

 なので,ほぼ常時電源が点灯している状態ですね。

 その PCなのですが,たまたまデータを整理しようと思い,ストレージ容量を確認したところ,


 となっていました。

 TSファイル保管用の HDDもギリギリですが,一番やばいのは Cドライブになっている SSDですね。

 この SSDには Windows7 をインストールした以外に,特段他のソフトもインストールしていないので,ほぼ Windows7 のデータだけがある状態です。

 それなのに,なぜかそのストレージ容量の空きが全然ない状態になっています。


 SSDには 120GBのものを採用しており,Windows7自体は 30GBもあれば十分なはずですので,このようなことにはならないはずです。

 なので,何かしらの問題が発生しているということでしょう。


 そこで,まずは Cドライブ内のどのフォルダにデータが溜まっているのか確認したところ,


 あれ?

 全部でこれだけ?

 隠しファイルも表示しているのに?

 どういうことだ?

 こうなった原因は全然分かりませんが,こうなるのはおかしいことでしょう。

 まぁそこで止まっていても仕方ないので,まずはこういったときによく元凶となるバックアップ関連の設定から確認していきましょうか。


 復元機能用のバックアップデータは 5.22GBを使用しているようなので,


 とりあえずデータを全削除します。

 使用量も 1%までにしておきます。

 これで,


 数GBは戻ってきました。

 しかし,原因はこれではありませんね。


 仮想メモリの方は


 運用当初から 0MBにしてあるので,これも原因ではないでしょう。

 そうなると,もうソフトウェア関連の苦手な私にはお手上げです。


 こういった場合はソフトの力を借りたほうが早いと思い,


 「DiskInfo」というソフトをインストールして,ストレージ内容を解析することにしました。


 フォルダーにはもちろん Cドライブを指定し,解析したところ,


 このソフトでも過大となっているファイルが何なのか分かりませんでした。


 36.84 GBがどう使われているかは,すでに分かっています。

 知りたいのはそれ以外の部分なのですよね。


 このソフトもダメということなので,また違った視点からのアプローチが必要になるでしょう。


 次に目をつけたのは,


 隠しフォルダの中の「保護されたオペレーティングシステムファイル」です。

 これの


 チェックを外して,


 内容を確認します。

 これらの新たに表示されたファイルの中で,特に怪しいのが「System Volume Information」のようです。


 プロパティでは全然容量がなさそうですが,ぐぐったらこのフォルダにデータが大量にある場合があるそうで。

 表示上は 0GBだとしても,実際にはデータが入っている場合もあるようですしね。

 
 しかし,普通にフォルダの中身を確認しようとしてもアクセス権限がないということで,中身を参照することができません。


 なので,


 アクセス許可に,


 「Administrators」を追加します。

 こうすれば中身を参照できるはずですが,


 あれ?


 あれれ?

 なんかダメです。

 この方法じゃダメだったかな?

 いや,合っているはずなんですけどね・・・



 ここでも行き詰まってしまいました。

 どうしたものかと悩んでいたところで,ふと思いつきました。

 こういった場合にデータを削除してくれる優秀なフリーソフトがあるじゃないですか。

 そう,「CCleaner」ですよ。


 もしかしたら,このソフトならデータを見つけられるかもしれない。

 そう思い,全てにチェックを入れて解析してみたところ,


 お?

 オォォ!!!

 「システム -一時ファイル」の不要なデータ量が 71,131,515KBとなっていますよ。

 つまり,これだけで 71GB近くもデータが有るということですね。

 しかし,どうしてこれがフォルダ容量を確認したときに分からなかったんだ?

 これって,「temp」フォルダやらに格納されているものじゃないのか?

 一体どこにあったんだこのデータは?

 その疑問は解消できませんが,とりあえず見つかっただけ良しとしますかね。


 必要以上にデータを消す必要はないので,


 消してもさそうな項目にだけチェックを入れて,クリーンアップ開始!


 順調に作業が進んでいき,


 無事にすべてのデータを削除することができました。

 そして,緊張しながら「マイコンピュータ」を開いてみると,


 空き容量が増えてる!

 普通な感じに戻った!!


 ということで,問題解決です。

 色々と確認等しましたが,今回の問題の結論としては,システムドライブのストレージ容量が圧迫されるような状況になった場合は,「CCleaner」を使うべきということですね。

 まさかこんなにアッサリ解決するとは思いませんでした。

 今まであまり「CCleaner」を信用していませんでしたが,今回の件で個人的な評価がかなり高くなりました。

 やはりこういった管理用のソフトは重宝するものですね。


 今回は無事に解決しましたが,いつもこうなるとは限りません。

 なので,稼働させているPCは,その状態をちょくちょく確認しておく必要があるでしょう。

 気付いた時には手遅れという状況は勘弁したいですからね。




 ではではノシ


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