2019年3月30日土曜日

PCを組む際にパーツ選定で何を優先するべきか(2019/03/30)



 はぁ・・・

 4月になったら新しい場所で勤務です。

 先日引き継ぎにも行ってきました。

 通勤時間は 1時間以上になりそうです・・・

 はぁ・・・










3D CG制作に最も重要なのは“SSD”だった、プロのクリエイターが求めるPCの性能とは -AKIBA PC Hotline!
https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/sp/1176453.html


 やはりストレージは重要なのですかね。


 皆さんは,PCパーツを選定する際の優先順位はありますか?

 上位グレードにするか下位グレードにするかという話ではなく,PCを構成する

【CPU】
【CPUクーラー】
【メモリ】
【M/B】
【GPU】
【SSD】
【HDD】
【ODD】
【OS】
【電源】
【ケース】

 といったパーツ類の中で,何から優先させていくかです。

 予算の上限が無いと切りはありませんが,決められた予算の中でとなるとある程度妥協しますよ。

 その妥協点がどこかという話ですね。


 やはり,一般的には【CPU】と【GPU】をより良いもの,高性能なものにしていくものですかね。

 よりよい性能を目指すのであれば,この 2つのパーツが特に重要になってきますし,その差も大きいですから。


 「Core i9」と「Celeron」,


 「RTX 2080 ti」と「GTX 1030」,これらを比較すると,そこには歴然とした差がありますよ。

 しかし,私の場合は用途にもよりますが,【CPU】と【GPU】の優先順位は低いというかそこまで高くないですね。

 ひたすらに計算能力が欲しい場合やグラフィック能力が必要な場合は,当然そこを優先しますよ。

 ですが,そうでない用途の場合もあるじゃないですか。

 単にネットサーフィンしたり,動画鑑賞したり,ブログを書いたり。そういった一般的な用途ですね。

 そのようなそこまでの性能を必要としない場合は,むしろ性能面は妥協しますね。

 優先順位をつけるとすれば,

【SSD】≧【電源】≧【ケース】>【M/B】>【CPU】≧【CPUクーラー】>【GPU】>【メモリ】>【HDD】>【ODD】

 となりますかね。


 まず,ちょっとした操作,例えばフォルダ内でデータを選択した際の読み込みといった場面で,少しでも待たされるというか


 こういったぐるぐるマークが出るのが嫌なのですよね。

 大したことではありませんが,これにストレスを感じるのです。

 なので,操作中にサクサク動作させたいがために,システムストレージに【SSD】を導入するのは最優先事項です。

 また,私は基本的に PCを点けっぱなしなので,【電源】もなるべく質には拘っています。

 安物ですと,このような使い方をしていれば簡単に壊れてしまいまそうなのでね。

 そして,点けっぱなしですから常に PCが起動している,そうなるとその本体から聞こえてくる音も気になりますので,動作音のない【SSD】やファンの静かな【電源】を重要視していますが,それと同じくらい【ケース】も静音志向なものにしたいですね。

 後は,【M/B】も点けっぱなしなのでなるべく耐久性のあるものを,最低限の性能は欲しいので【CPU】も今だと 6コアなやつで,【CPUクーラー】はやはり静音性に優れるものを採用したいですね。

 【GPU】は「GTX 1050」程度の性能がアレば十分で映像出力端子が 3ポート以上あるもの,【メモリ】が動作クロックは全然気にしませんが,容量は 16GB(8GB×2)以上は欲しいです。

 【HDD】は倉庫用に 1TBくらいあれば良く,【ODD】は無くても問題なし。

 簡単に理由を書くとこのような感じですね。






 話が大きく逸れましたが,まぁ結局の所,【SSD】は快適に PCを用いるのに必須だということですね。

 それは,仕事で PCを用いる場合にも同様のことのようですね。


 一番上の記事は,3DCGを制作する場合でのインタビューをまとめた記事です。

 その中で,

3D CGを扱うとなると、昨今のヘビーな3Dゲームに適したPCと考慮すべきポイントはさほど違わないように思える。であれば、グラフィック性能の要となるGPUに予算を多めに配分し、CPUもそれに見合う可能な限り高速なものにすべきと考えるのではないだろうか。

 あとは予算残高に応じてメモリ容量を調整しつつ、コストパフォーマンスの良い小容量のSATA SSDとデータ保管用の大容量HDDを組み合わせる……という感じかもしれない。少なくともそこで、GPUやCPUよりも先に「高性能なSSDを」と考える人はまれのはずだ。 

 とありましたが,私もそう思っていました。

 操作端末は【CPU】と【GPU】を良いものにして,ストレージはシステムドライブは【SSD】にするけれど,データはネットワーク上のものを編集するような形ですね。

 しかし,それは違ったようです。

パーツ選定にあたって最もこだわったのはSSD。選んだのはSamsung製のNVMe(NVM Express) SSDである「SSD 970 EVO Plus」(1TB/M.2)だった。


 ということで,まずはストレージの【SSD】に拘ったと。


 「TSUKUMO」から購入した BTOPCのスペックは

【CPU】AMD Ryzen 7 2700
【CPUクーラー】Wraith Spire?
【メモリ】64GB(DDR4-2666/16GB×4枚)
【M/B】AMD X470
【GPU】GeForce RTX 2080Ti(ZOTAC)
【SSD】Samsung SSD 970 EVO Plus(1TB/M.2)
【HDD】Western Digital WD40EZRZ-RT2?
【ODD】DVDスーパーマルチ
【OS】Windows 10 Pro 64bit
【電源】750W(80PLUS GOLD)
【ケース】G-GEAR


 というスペックになるようで,「RTX 2080Ti」を搭載しているという以外ではそこまで目立って高性能というパーツはありませんね。

 「Ryzen 7 2700」を搭載しているというのも驚きでした。

 「Core i9-9900K」や「Xeon」系ではなく,「AMD」の CPUであり,なおかつ最上位モデルでないと。

 それでも問題ないのですかね。


 3DCGには現在主流の「プリレンダー」方式というものがあり,

プリレンダーは、ゲームで言えばオープニングなどで動画として流れるCGのこと。動画になっているので視点変更などはできず、ユーザーは眺めるだけになる。

 という手法になるそうです。

 ちなみに,「リアルタイムレンダリング」というものもあり,

3Dゲームの操作時と同様、ユーザーの好きなタイミングで視点変更したり、ゲームの進行状況に応じてオブジェクトを差し替えたりすることが可能になる。 

 そちらはこのようなもののようです。


 このうち,「プリレンダー」方式では,

NVMe SSD > メモリ > GPU > CPU

 というパーツの優先順位になるそうです。

 その理由としては「データセーブの高速さ」にあるようで,データ喪失リスクを考えると細かくバックアップをとるべきですが,HDDですとそのデータセーブに 5分以上かかってしまうと。

 それが NVMe SSDであれば 5倍以上高速化されると。

 バックアップをとっていないと,もしデータが飛んでしまったら今までの苦労がパーですからね。

 ですからこまめなバックアップが重要なのでしょうが,それに時間を取られるようだとイライラしますわな。

 メモリは複数のソフトを立ち上げるのでなるべく大容量に,GPUはビデオメモリの容量が大きいものが欲しくなり,CPUはなるべく多コアなものを。

 そういった感じのようですね。



 今回の話はモデリング作業においてのものですけど,記事中の最後にあります

自分が想定しているPCの使い方で、大容量データを頻繁に扱うことはないか、メモリを消費しやすい重いアプリケーションを使ったりしないか、というような点について、冷静に判断するべきかもしれない。

 一度すべてのパーツについてフラットに考え、場合によってはCPUやGPUの予算を削ってでも強化する部分を見直すのが、自分にとって快適でベストな“高性能PC”を選ぶコツなのではないだろうか。

 ということが大事だと私も思います。

 【CPU】や【GPU】という目が行きがちなパーツをより高性能にしたくなりますが,用途にあった構成にするのが一番満足度が高いでしょう。

 ゲームもしないのに【GPU】にお金をかけるよりは,ストレージに【SSD】を採用したり,より冷却性能が高く静音性に優れた【ケース】を導入したりね。 

 今回の記事は,私が自作する上で考えていることを実例を踏まえて文章化してくれているものになりますので,紹介しようと思いました。

 みなさんも,今後自作する際にはちょっと違うところに目を向けてみるのも楽しいかもしれませんよ。





 ではではノシ


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