2021年4月19日月曜日

PC関係の新情報(AMD製 APU「Cezanne」こと「Ryzen 5000G」シリーズがローンチ&その性能)(2021/04/19)

 


 やばい。

 ブログ投稿が全然追いつかない。

 これはマズイなぁ。

 初めて以来の一番のピンチかも。

 でも仕事が・・・







 先日「Cezanne」こと「Ryzen 5000G」シリーズが発表されました。

 今回は,その情報について時系列に触れていきたいと思います。



 まず,

https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-10854.html

 こちらから。

 ラインナップ情報について触れていまして,

Ryzen 7 5700G・・・8コア16スレッド│3.80GHz/4.60GHz│L2 4MB/L3 16MB│Vega *CU|2ch DDR4-3200│TDP 65W
Ryzen 5 5600G・・・6コア12スレッド│3.90GHz/4.40GHz│L2 3MB/L3 8MB│Vega *CU|2ch DDR4-3200│TDP 65W
Ryzen 3 5300G・・・4コア8スレッド│4.00GHz/4.20GHz│L2 2MB/L3 8MB│Vega *CU|2ch DDR4-3200│TDP 65W

 となっています。

 前シリーズの「Ryzen 4000G」シリーズのほうが

Ryzen 7 4700G・・・8コア16スレッド│3.60GHz/4.40GHz│L2 4MB/L3 8MB│Vega 8CU|2ch DDR4-3200│TDP 65W
Ryzen 5 4600G・・・6コア12スレッド│3.70GHz/4.20GHz│L2 3MB/L3 8MB│Vega 7CU|2ch DDR4-3200│TDP 65W
Ryzen 3 4300G・・・4コア8スレッド│3.80GHz/4.00GHz│L2 2MB/L3 4MB│Vega 6CU|2ch DDR4-3200│TDP 65W

 となっていますので,順調に進化していると言えるでしょう。


 「Zen3」を採用しながら動作周波数の向上,そしてキャッシュ容量の増加,これでも結構な性能向上具合ですよね。

 1割以上はスコア等が上がってくるのではないでしょうか。

 GPUに「Navi」ではなく「Vega」を搭載しているのは以前からの情報ですが,やはり残念な気持ちになりますね。

 GPU面について大きな変化がないとなると,APU所有者としてはあまり移行する気になれないでしょうから。

 あとは消費電力の上昇具合とかがどうなっているかが気になるところです。


 と思っていましたら,

https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-10859.html

 新たなベンチ情報が。

 「CPU-Z」を用いたベンチで,

Ryzen 7 5700G(ES)・・・シングル 623.6│マルチ 6335.8

 となっています。

 参考までに,

Ryzen 7 Pro 4750G・・・シングル 543│マルチ 5991

 前世代の方はこんな感じ。

 やはり CPU性能についてはいい感じですね。

 「Ryzen 7 5700G(ES)」と「Ryzen 7 4700G(Ryzen 7 Pro 4750G)」の比較で,シングルスレッド性能では 2割弱,マルチスレッド性能では 1割弱という伸び具合です。

 マルチスレッド性能の上昇具合が微妙ですけど,今回のベンチでは準定格動作?な感じで動かしたようですから,実際の製品版でブーストが掛かった場合は,より性能は向上してくることでしょう。


 そして,この 1週間後に

https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-10870.html




 実製品の画像情報が。

 まず今回のベンチ情報と上のものとを比較しますと,

Ryzen 7 5700G・・・シングル 631.3│マルチ 6782.4
Ryzen 7 5700G(ES)・・・シングル 623.6│マルチ 6335.8
Ryzen 7 Pro 4750G・・・シングル 543│マルチ 5991

 となります。


 シングルスレッド動作では ES品とほぼ変わりありませんでしたが,マルチスレッド動作の方では大きく向上しています。

 TDPの制限もあることから,シングルスレッド動作のほうが伸びが良いのは仕方ないですし,同じ枠内であるということを考えると,頑張っていると思いますよ。

 GPU性能についてのベンチも欲しいところですが,まぁあちらはそこまで驚くような向上具合ではないでしょうな。



 あとは,この製品が一般向けに CPU単体で販売されるかどうかですね。

 あとは値段とか流通量とか,どうなるのでしょうか。


https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-10871.html

 「Ryzen 4000G」シリーズと同じく,同じスペックで管理機能等が追加された「Pro」版が出るという話がでたところで,

https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-10874.html

 とうとうローンチされました。


Ryzen 7 5700G・・・8コア16スレッド│3.80GHz/4.60GHz│L2 4MB/L3 16MB│Vega 8CU|2ch DDR4-3200│TDP 65W
Ryzen 5 5600G・・・6コア12スレッド│3.90GHz/4.40GHz│L2 3MB/L3 8MB│Vega 7CU|2ch DDR4-3200│TDP 65W
Ryzen 3 5300G・・・4コア8スレッド│4.00GHz/4.20GHz│L2 2MB/L3 8MB│Vega 6CU|2ch DDR4-3200│TDP 65W

Ryzen 7 5700GE・・・8コア16スレッド│3.20GHz/4.60GHz│L2 4MB/L3 16MB│Vega 8CU|2ch DDR4-3200│TDP 35W
Ryzen 5 5600GE・・・6コア12スレッド│3.50GHz/4.40GHz│L2 3MB/L3 8MB│Vega 7CU|2ch DDR4-3200│TDP 65W
Ryzen 3 5300GE・・・4コア8スレッド│3.60GHz/4.20GHz│L2 2MB/L3 8MB│Vega 6CU|2ch DDR4-3200│TDP 65W


 という 6製品ですね。

 一部登場時期が異なる製品もありますが,それぞれ 4月中には販売し始めると。

 しかし,これは一般向けには流れず,OEMオンリー,メーカー製PC向けの出荷に限られるようですね。

 まぁこれは「Ryzen 4000G」シリーズと同じですから,予想できていたことではあります。

 しかし,やはりこうして示されると,残念ですな。

https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-10876.html

 という情報もありますが,どこまで信用できるかしらね。


 何にせよ,とりあえず「Ryzen 5000G」シリーズは登場となりました。

 しかし,まずはメーカー製PC向けのみということで,一般向け製品は入手できないです。

 これは,昨今の半導体不足,供給量が足りていないということもあるでしょうね。

 まずは一定量をメーカーに流しつつ,そこで余裕が出てきたら一般向けにもという流れになるのでしょう。

 物がないのですから仕方ありませんよね。

 しかし,楽しみにしていた自作erには悲しいお知らせとなりましたな。


 さて,あとは私の方でどうするか。

 これを用いて組むことはできなかった,それならばメーカー製PCを購入するかどうか。

https://310satyo.blogspot.com/2020/11/ryzen-4000glenovo-thinkcentre-m715q.html

 でも触れています,「Lenovo ThinkCentre M715q Tiny Gen3」が登場するでしょうからね。

 それを待って購入するのも面白いかもしれません。

 しかし,やはり使いみちがなぁ・・・

 まぁ登場するまで時間はあるでしょうし,引き続き悩んでいきましょう。





 ではではノシ


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