2021年4月30日金曜日

PC関係のネタ(中国メーカー「麦本本(MAIBENBEN)」製ゲーム用チップ流用「Ryzen」搭載PC)(2021/04/30)

 


 月末ですね。

 明日から休みです。

 まぁ遠出はできないのですけど。

 普通に家でゆっくり過ごしますよ。

 地道に運動もしてね。








 今回は

https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1321433.html

 こちらについて。


 これまた面白そうな製品が登場しましたな。

 今回話題となる PCは,なかなかに面白い構成になっています。


 CPUには「Zen 2」採用の「Ryzen 7 4700S」を搭載していまして,

Ryzen 7 4700S・・・8コア16スレッド│*.**GHz/4.00GHz│L2 4MB/L3 8MB

 という仕様になっています。

 これは,「Ryzen 7 PRO 4750G」よりも動作クロックが低いものとなっていますね。

 だからこそ「Ryzen 7 4700S」という名前になったのでしょう。

 その性能としては,


 順当に「Ryzen 7 PRO 4750G」よりも 2割減程度となっていますね。

 動作クロックからすれば妥当と言えるでしょう。


 「Core i7-9750H」よりも性能は上だということ。


 そして,この次の画像を見てピーンと来る方もいるでしょうね。


 そう,メインメモリには「GDDR6」を採用しているとのこと。

 容量は 16GBであるということですので,

 「DDR4」メモリではなく「GDDR6」であること,そして容量が 16GBであるという点から,あることが思い浮かびません?

 そう,「PlayStation 5」や「Xbox Series X」に採用されているチップの流用ではないかと思うのですよね。

 実際そうじゃないですか?

 中国産という点も,その信憑性を高めていますよ。



 一応簡単にスペックをまとめますと,


【CPU】Ryzen 7 4700S
【CPUクーラー】トップフロー
【MEM】GDDR6 16GB
【M/B】?
【GPU】RX 550(2GB)
【SSD】?
【ODD】-
【OS】Windows10 Home 64bit 試用版
【ケース】CNC削り出しのアルミ製ケース
【電源】200W


 となっています。


 5TBの SSDを搭載しているということではないよね?

 そんなことしたらかなりの金額になりますし。

 基本的にはコンシュマー機に近い仕様であり,あとの部分は安物ですましているでしょうね。



 しかし,考えてみましょう。

 同じスペックのゲーム機が 5万円も出せば購入できる,それを再利用して 8万円弱という価格はどうなのでしょうか。

 おそらく,こちらに流用されているのは GPU部分が不良品となったチップになるでしょうから,通常よりも安く入手できているでしょう。

 そう考えると,この値段というのは高く感じますね。

 というか,そういった PCに流用できるようなチップがあるのであれば,もっと PC用に回してもよいのでは?

 GPUレスな APUであったとしても,CPUとして流用できるのであれば需要はあるでしょう。

 ただでさえ今は CPU不足・・・いや,最新モデルが不足しているだけか。

 そうなると,「Zen 2」搭載品ではそんなに需要がないか。


 こういった例があるとなると,今後は同じような製品が出てくるかもしれませんね。

 というか,筐体はそのまま,PCに転用するようなこともありそうですね。

 日本国内でそんな製品が販売されるようなことは・・・期待できないかな。

 こういった製品を販売するのは,中国だからこそできることか。

 BIOSをイジれば PC化できそうな気もするけど,どっかで製品化してのベアボーンキットとか出さないかな?

 そうなれば購入しやすいですよ。


 形としては,ゲーム機を PC化したようなものですからね,そういった製品には惹かれます。

 もうちょい安く,そして仕様も良い感じになれば購入しようかね。





 ではではノシ


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