2022年10月6日木曜日

PC関係の新情報(「Core i 13000」シリーズこと「Raptor Lake-S」発表&価格予想、その他)(2022/10/06)

 


 ダメだ。

 野球と PC、そしてそれ以外にもまた出費が・・・

 節約しないといけないのに・・・

 本当にお金のやりくりって大変ね。









https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-11554.html


 今回は「Intel」製の新世代 CPUについての話題です。

 そう、「Core i 13000」シリーズとなる「Raptor Lake-S」についてですね。

 こちらについては、「Core i 12000」シリーズの後継品になりますけど、個人的にはそこまで期待していませんでした。

 まず、「Alder Lake-S」から大きな変化が無さそうであること。


 Eコアの搭載最大数は倍増しますが、Pコアは変わり無しですからね。

 それでいて、動作クロックは向上するかもしれませんが、より高発熱、高消費電力となる傾向になりそうなこと。

 そういった懸念材料がありましたのでね。

 それ以外の変更点については、まず Pコアについては、「Alder Lake-S」の「Golden Cove」から「Raptor Cove」に改良されています。

 L2キャッシュについても

Pコア:1.25MB/コア →2 MB/コア
Eコア:2MB/クラスター(4コア) → 4MB/クラスター(4コア)

 増量されていますね。

 これにより、性能の方が「Core i9 12900K」比で「Core i9 13900K」がシングルスレッド性能 15%、マルチスレッド性能 41%アップとなっています。

 シングルスレッド性能の 15%アップ、これは


https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-11536.html


 にしては頑張っているかと。

 本来であれば「Golden Cove」のまま次に繋ぐ予定だったのでしょうけど、「AMD」を脅威に感じての「Raptor Cove」開発だったのでしょう。

 上にあるように、それなりに手を加えていますので、「Golden Cove Refresh」扱いではなく、しっかり「Raptor Cove」と命名したのですね。

 うん、それにしては、本当に頑張っている方だと思います。


 さて、それではその頑張っている「Raptor Lake-S」のラインナップについて確認していきましょう。


Core i9-13900K ・・・Pコア 8コア16スレッド/Eコア 16コア16スレッド│Pコア 3.00GHz/5.80GHz Eコア 2.20GHz/4.30GHz│L2 32MB/L3 36MB│2ch DDR5/DDR4│PBP 125W/MTP 253W|$589|2022/10/20
Core i9-13900KF・・・Pコア 8コア16スレッド/Eコア 16コア16スレッド│Pコア 3.00GHz/5.80GHz Eコア 2.20GHz/4.30GHz│L2 32MB/L3 36MB│2ch DDR5/DDR4│PBP 125W/MTP 253W|$564|2022/10/20
Core i7-13700K ・・・Pコア 8コア16スレッド/Eコア  8コア 8スレッド│Pコア 3.40GHz/5.40GHz Eコア 2.50GHz/4.20GHz│L2 24MB/L3 30MB│2ch DDR5/DDR4│PBP 125W/MTP 253W|$409|2022/10/20
Core i7-13700KF・・・Pコア 8コア16スレッド/Eコア  8コア 8スレッド│Pコア 3.40GHz/5.40GHz Eコア 2.50GHz/4.20GHz│L2 24MB/L3 30MB│2ch DDR5/DDR4│PBP 125W/MTP 253W|$384|2022/10/20
Core i5-13600K ・・・Pコア 6コア12スレッド/Eコア  8コア 8スレッド│Pコア 3.50GHz/5.10GHz Eコア 2.60GHz/3.90GHz│L2 20MB/L3 24MB│2ch DDR5/DDR4│PBP 125W/MTP 181W|$319|2022/10/20
Core i5-13600KF・・・Pコア 6コア12スレッド/Eコア  8コア 8スレッド│Pコア 3.50GHz/5.10GHz Eコア 2.60GHz/3.90GHz│L2 20MB/L3 24MB│2ch DDR5/DDR4│PBP 125W/MTP 181W|$294|2022/10/20


 となっています。


 これは初期導入される CPUについてで、無印モデルや下位モデルについては今後拡充されていくことになります。

 大体は想像通りというか、そこまで驚くような内容ではありませんな。


 気になったのはコア数で、「Core i5-13600K」でも Eコアは 8コア搭載されているのですね。

 これは「Core i5」の最上位モデルだからですかね。

 「Core i5-13500K」以下については Eコアは 4コアだけになるようか。

 まぁコア数が大いに越したことはありませんし、差別化を図る、「Core i5」の最上位モデルという立ち位置からすると、これもアリですかね。

 消費電力については気にしないとして、価格がどうなのか。


 つい先日国内販売価格が判明しました、


https://310satyo.blogspot.com/2022/09/20220927.html


 日本での販売価格が発表された「Ryzen 7000」シリーズ(Raphael)は、


Ryzen 9 7950X・・・16コア32スレッド│4.50GHz/5.70GHz│L2 16MB/L3 64MB│2ch DDR5│TDP 170W|$699|2022/09/27
Ryzen 9 7900X・・・12コア24スレッド│4.70GHz/5.60GHz│L2 12MB/L3 64MB│2ch DDR5│TDP 170W|$549|2022/09/27
Ryzen 7 7700X・・・ 8コア16スレッド│4.50GHz/5.40GHz│L2  8MB/L3 32MB│2ch DDR5│TDP 105W|$399|2022/09/27
Ryzen 5 7600X・・・ 6コア12スレッド│4.70GHz/5.30GHz│L2  6MB/L3 32MB│2ch DDR5│TDP 105W|$299|2022/09/27


 となっており、これらを価格順に並べると


Ryzen 9 7950X ・・・$699 ⇒ 117,800円(税込)
Core i9-13900K・・・$589
Ryzen 9 7900X ・・・$549 ⇒  92,500円(税込)
Core i7-13700K・・・$409
Ryzen 7 7700X ・・・$399 ⇒  66,800円(税込)
Core i5-13600K・・・$319
Ryzen 5 7600X ・・・$299 ⇒  49,900円(税込)


 となりますね。

 良い感じの価格設定となっているかな?

 これで、「Ryzen 9 7950X」は「Core i9-13900K」と、「Ryzen 9 7900X」は「Core i7-13700K」と、「Ryzen 7 7700X」は「Core i5-13600K」が良い勝負をすることになるか。

 そうなってしまうと、「AMD」の優位性が大きく揺らぎますな。

 やはり価格対性能、費用対効果というのは大事ですからね。

 まぁ為替レートがどうなるのか、「AMD」のレートと同等の値付けになるのかは分かりませんけど。

 もしかしたら、160円/$あたりで計算されて、価格の優位性が無くなるようなことも考えられる?

 まぁ詳しくは実製品が出てから、10月中旬頃には情報が出てくるだろうベンチ性能の比較が気になりますね。

 このラインナップの中ですと、「Core i7-13700K」あたりが一番気になるところですが、それだと以前組んだ「Core i7-12700」とそう変わらないことに。

 となると、やはりもう少し上の、少しと言うか 1つしか無いのですが、「Core i9-13900K」になるか。

 できれば「Core i9-13900」にしたいところですけど。


 まぁ今のところは、その「Core i9-13900」か「Ryzen 9 7900X」、「Ryzen 7 7700X 3D」の 3つのうちどれかが良いかなと思っています。

 実際に購入できるかどうかは、やはり値段次第になりますがね。

 今のところは、「Ryzen 9 7900X」の販売価格で厳しい、となると「Core i9-13900」も同価格帯であるから厳しい。

 であれば、そこよりは少しは安くなる「Ryzen 7 7700X 3D」が第一候補となるかな?



 ちなみに、上記「Raptor Lake-S」シリーズについては、より上位のモデルについても登場が予定されているようです。

 それが、「Core i9-13900KS」という型番の製品。

 まぁ今までも登場していたので、そう驚くようなことではありませんけど。

 しかし、「Core i9-13900K」の最大動作周波数 5.80GHzに対して、「Core i9-13900KS」では 6.00GHzに到達する。

 それを知ると、興味が湧いてきますよね。

 具体的には、どれだけの消費電力、発熱になるのかね!

 まぁフルに動作させるには、私には手の負えないレベルになるのでしょうけど・・・



 そして、まだ登場していない下位モデルになりますが、


https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-11552.html


 やはり混在すると。

 これは以前の噂にあったとおりですね。

 まぁ性能に変わりがないのであれば問題ありません。

 しかし、L2キャッシュの構成が異なりますからね。

 その部分をどう補完するのか、しないとなると差が発生してきてしまいます。

 まぁすぐに差がわかるような状態で販売はしないと思いますけどね。

 まずは発表される仕様がどうなるのか、来年早々の「CES 2023」での発表に期待。

 その前には情報の漏れがあるでしょうけど。

 まぁ私はおそらく購入しない、おそらく同時期に登場するであろう「Ryzen 7 7700X 3D」の方に期待していますけど。

 その「Ryzen 7 7700X 3D」についても、型番が「Ryzen 7 7800X 3D」になるのか、どうなるのか分かりませんけど。

 とりあえずは、価格面での落ち着きがほしい。

 具体的には、もっと円高傾向になって欲しいですけど、ここ数年は厳しいかな?





 ではではノシ


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