2016年12月4日日曜日

PC関係の新情報(STREACOM DB4 レビュー,サイズ 静寂,ファンレス GT 710,1スロット RX460)(2016/12/04)



 相変わらず風邪のような症状が続いています。

 どうやったら治るんだこれ?

 病院行くべきかなぁ・・・








 全身ヒートシンク型Cubeケース STREACOM「DB4」で完全無音PCはできるのか -エルミタージュ秋葉原
 http://www.gdm.or.jp/review/2016/1128/187031


 今回のエルミタのレビューでは,
  • Celeron G3900T(TDP 35W)
  • Core i7-6700(TDP 65W)
の2種類のCPUで温度等を計測しています。

 スペックの方は,

【CPU①】Celeron G3900T
【CPU②】Core i7-6700
【CPUクーラー】ケース付属
【メモリ】SanMax SMD4-U32G48M-24R-Q
【M/B】ASRock H110M-ITX
【VGA】なし
【SSD】Samsung SSD830 128GB
【HDD】なし
【ODD】なし
【OS】Windows10 Home 64bit
【電源】picoPSU-160-XT + 108W ACアダプタ
【ケース】STREACOM DB4

 となっています。

 できればM.2接続なSSDで試してもらいたかったですが,まぁそれは過ぎたお願いですね。

 室温23℃の環境で上記構成におけるそれぞれのCPUに
  • CINEBENCH R15 マルチコア
  • OCCT 4.4.2 CPU:OCCT(テスト時間30分間)
で負荷を掛けた際の温度を「HW Monitor 1.30」で計測した結果が以下になります。


【Celeron G3900T(TDP 35W)】


 アイドル ⇒ 41.5℃
 CINEBENCH R15 ⇒ 51.5℃
 OCCT 4.4.2 ⇒ 55.5℃



【Core i7-6700(TDP 65W)】


 アイドル ⇒ 45.5℃
 CINEBENCH R15 ⇒ 77.5℃
 OCCT 4.4.2 ⇒ 未完走


 この結果には正気驚きました。

 「Celeron G3900T」では負荷をかけても 60℃を超えていませんので,これならば実用範囲内に収まっていますよ。

 正直なところ,この構造では普通に 70℃位までいくかと思っていましたから,これだけ低くなったことに素直に驚きです。

 この温度であれば,これからの時期ですとこのケースが丁度良い暖房器具になりそうですね。


 対して,「Core i7-6700」は残念な結果となりました。

 まぁTDPに差がありますから仕方のない結果なのでしょうけど。

 もしこれが「Core i7-6700T」ならどうだったのでしょうかね。

 同じTDPであれば問題なく冷却しきれるのでしょうか?

 これについては実際に計測してみないと分かりませんので,レビュー待ちになるでしょう。


 今回の結果からすると,付属の1本のヒートパイプで冷却しきれるのは「TDP 35W」なCPUに限られそうです。

 オプションキットの「LH6 Kit」を使用するとなれば,より高TDPなCPUを使用できるのでしょうけどね。


 この形からすれば,今回の「Core i7-6700」でも冷却しきれたかな?

 放熱部を分散させられれば,なんとか冷却しきれそうな気がします。


 それにしても,このケースはサイドパネル全体で一つのヒートシンクとしての機能を持たせられなかったのでしょうか。

 上の画像を見るに,ヒートパイプが接地しているパネル以外には熱があまり伝わっていないようですので。


 一体成型ではなく,それぞれの面を取り外せるようにしたことで,うまくサイドパネル同士が触れられず,熱を受け渡しできていないのでしょうね。

 だからこそ,オプションキットが作られたのか。

 何かこの構造を活かしきることが出来ていないので,勿体ないような気がしますね。

 しかし,面白いケースではありますので,財布に余裕があれば省電力なCPUを使用して組んでみたいものです。



 


 高密度遮音素材を使った”サイズ流”静音PCケース、「静寂」12月発売 -エルミタージュ秋葉原
 http://www.gdm.or.jp/pressrelease/2016/1126/186981


 静音志向なPCケースが増えるのは良いことです。

 今回のこのPCケース「静寂(SCY-DFR5-BK)」は,

 デザイン・シャーシ共に価格以上の価値がある

 とサイズの担当者が言っているようなので,気になるところです。

 しかし,自信があるのであれば,もう少し高い値段設定絵も良かったのではないかと思いますけどね。

 税抜 7,980円というのは,静音志向なPCケースとしては安く感じますので。



 簡単に仕様を書きますと

対応M/BATX,MicroATX,Mini-ITX
対応電源ATX
対応VGA415mmまで
対応CPUクーラー180mmまで
拡張スロット7
5.25インチベイ2
3.5インチシャドウベイ2(レール方式)
2.5インチシャドウベイ3(表側 2ヶ所,裏側 1ヶ所)
標準搭載ファンフロント:120mm(3PIN)×2,リア:120mm(3PIN)×1
増設可能ファンフロント:140mm×2(既存ファンと交換),トップ:120mm or 140mm×2
I/OポートUSB3.0×2,USB2.0×2,Audio in/out×1,2chファンコン(フロント)
寸法(W×H×D)220mm(W)×468mm(H)×483mm(D)
重量8.75kg(SPCC)

 となっています。



 この製品のポイントは,
  • 前面に開閉ドアを装備
  • フロント・トップ・両サイドパネルに高密度遮音素材を貼付
  • 電源ユニット搭載エリアにはサイレントカバーを設けた
  • トップパネルは着脱式
となっています。

 前面部に開閉ドアを採用したのは,フロント部のフィルターを簡単に着脱できるようにしのでしょうから仕方ありません。


 ドア部分にはちゃんと「高密度遮音素材」を貼っていますしね。


 内部構造については,最近良く見る形になっていますので,おそらく何か別のPCケースのデータを流用したのでしょう。

 サイレントカバーというか,ストレージ・電源部と分離させるのも今時ですしね。

 しかし,問題なのはトップ部です。


 なぜ静音志向なのに着脱式にしたのでしょうか。

 本当に静音志向なのであれば,トップ部分はフラットな形状にして,そこにも「高密度遮音素材」を貼るべきでしょうに。

 これだけが本当に残念です。

 もしこれがフラットな構造であれば,私は次に組むとすればこのPCケースを採用していたでしょう・・・

 その1点だけ改善された製品を出す予定はありませんかね?

 本当に勿体ないと思います。






 ASUS、ファンレス駆動のGeForce GT 710「710-2-SL-BRK」税込約5,000円で今週末発売 -エルミタージュ秋葉原
 http://www.gdm.or.jp/pressrelease/2016/1125/186812


 ファンレスなのは良いことです。

 しかし,やはり性能がなぁ・・・

 搭載されるGPUが「GT 710」ですので,下手したら最近の「intel」のCPUに内蔵されるGPUよりも性能が低いですよ。

 これだと,
  • 内蔵GPUが無い(若しくは使いたくない)
  • とにかく映像が映せればOK(性能なんてきにしない)
  • なるべく静音なものが欲しい
という人向けですから,需要が限られています。

 まぁその限られた需要を満たすためなのでしょうが,わざわざこういった製品を出すということは,それだけ売れるからってことですよね?

 このような製品はいったいどれだけ売れているのでしょうか?

 そして,製造コストも気になるところです。






 シングルスロット対応のセミファンレスRadeon RX 460、HIS「RX460 Slim-iCooler」シリーズ -エルミタージュ秋葉原
 http://www.gdm.or.jp/pressrelease/2016/1128/187104


 とうとう出ましたか。

 省電力な「RX460」だからこそできるシングルスロットな製品です。

 当然ですが補助電源を必要としないので,様々なPCに搭載できるでしょう。

 特に小型なPCケースを使用している人にとっては待ちわびた製品ではないでしょうか。


 しかし,この製品も最近流行のセミファンレス機能を搭載しています。

 個人的にはこの機能はいらないのですが,常時ファンを回すというのはもう朱印じゃないのですかね?

 ユルユルでもファンが回っていたほうが熱により寿命を縮める可能性が低くなるでしょうし,周辺のパーツも冷却することが出来ますよ。

 まぁ「RX460」ならアイドル時はファンレス運用もできるでしょうし,気にするようなことではないのでしょうけど。

 個人的にはそこの点だけが気になりますね。






 ではではノシ



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