2017年4月1日土曜日

「Ryzen」で自作する際のPC構成を再度妄想してみた(2017/04/01)



 とうとう 4月になってしまいました。

 エイプリルフールネタでも考えようかと思っていましたが,そんな余裕は無かった・・・

 ブログのネタにも困り始めていますしね。

 さて,今年度はどういう一年になるのでしょうね。







 先日「Ryzen」が発売開始された際に,

 「Ryzen」の販売時期・価格情報と自作する際のPC構成の妄想(2017/02/24) 
 http://310satyo.blogspot.jp/2017/02/20170224.html

 ということで,構成を考えました。

 当時は各メーカーから販売されるマザーボードについての情報を全然知らず,とりあえずの構成ということで考えました。

 それが

【CPU】AMD Ryzen 7 1700 @43,000円
【CPUクーラー】リテールクーラー @0円
【メモリ】Crucial W4U2400BMS-8G/W @9,266円
【M/B】X370 Micro-ATX @15,000円
【VGA】玄人志向 RD-R9-290-E4GB/DF/OC(流用)
【SSD】WesternDigital Blue WDS250G1B0B @10,980円
【HDD】何かしら(流用)
【ODD】ナシ
【OS】Microsoft Windows10 Home 64bit(流用)
【ケース】AeroCool DS Cube Window or Cooler Master Silencio352(流用)
【電源】Seasonic SSR-750RMS @15,000円

 こちらになります。

 すでに所有していて余っているケース等のパーツを利用しつつ,値段を抑えて「Ryzen」で組むというものです。





 今回はその構成を基に,発売から結構経ちまして,それぞれのパーツも色々な製品が登場していますので,改めて私が組むとしたらという構成を考えていきたいと思います。

 16コアな「Ryzen」を待とうかとも思っていましたが,登場するのが 3ヶ月近く先となると,大分待つことになりますからね。

 そろそろ流通在庫も復活してくるでしょうし,本当に組むつもりで考えていきたいと思います。





 PC構成を考えるにあたっては,


【CPU】「AMD Ryzen 7 1700」で決定
【CPUクーラー】サイドフローなものに
【メモリ】8GB×2枚以上で高周波数は求めない
【M/B】「Micro-ATX」規格のもので「ASUS」と「ASRock」以外で
【VGA】玄人志向 RD-R9-290-E4GB/DF/OC(流用)
【SSD】M.2接続で容量単価の安いもの
【HDD】不要
【ODD】不要
【OS】Microsoft Windows10 Home 64bit(流用)
【ケース】Cooler Master Silencio352(流用)
【電源】電源容量は 600W位を目安に


 といった条件に合うものを探していきます。




 まずは【CPU】からですが,これは「AMD Ryzen 7 1700」にすると決めていますので,悩む必要なし。

 なぜ「AMD Ryzen 7 1700」かというと,単にコストパフォーマンスに優れるからですね。

 あと 1万円プラスして「AMD Ryzen 7 1700X」にすることも考えましたが,オーバークロックしない私からしたら「X」付きのシリーズを買う必要はありませんし,「AMD Ryzen 7 1700」はCPUクーラーが同梱されているのも大きいですね。

 最上位の「AMD Ryzen 7 1800X」になると価格差がありすぎますので,バランスの良い「AMD Ryzen 7 1700」を選定しました。




 続いては【CPUクーラー】についてで,こちらはAM4ソケットに対応するサイドフローな製品を探していきます。

 選定にあたっては,「Silencio352」に搭載できる高さにしなければなりませんので,全高が 155mm 以下のものを探す必要があります。

 そうなってくると,160mm近いサイズの大型な製品は搭載できませんね。

 まぁオーバークロックしない「AMD Ryzen 7 1700」であればそこまで発熱しないでしょうし,小型の製品でも大丈夫でしょう。

 簡単に調べたところ,

  • Thermaltake Contac Silent 12
  • ENERMAX ETS-N31-02
  • MSI CORE FROZR L

 あたりが候補になってくるでしょう。

 この中から選ぶとすれば,すでに利用していて冷却能力に満足している「ETS-N30」シリーズと同じ性能はあるであろう「ETS-N31-02」ですかね。

 全高も 125mmと低いですし,「Silencio352」への搭載も問題なくできるでしょう。




 次は【メモリ】ですが,最近のメモリ価格は上昇傾向にあり,高周波数で回る製品となると大分価格が高くなっています。

 なので,とりあえず確保していた「SanMax」製の「SMD4-U16GM-24R-D」を利用します。

 この製品は DDR4-2400 (PC4-19200) 動作ですので,とりあえずこれだけあれば十分かと。

 ちなみに,この製品は 9.680円で確保しています。

 高かったなぁ・・・




 そして,今回一番悩んだ【M/B】ですが,現在出ている製品で私が候補にあげたのは

  • MSI B350M GAMING PRO
  • BIOSTAR B350GT3

 の2つになります。

 他のメーカーからも MicroATXなAM4マザーボードは登場していますが,「ASUS」と「ASRock」はあまり評判がよろしくないようで,「Gigabyte」については特に理由があるわけではありませんが,積極的に選ぼうとは思えませんでした。

 なので,珍しく「MSI」か「BIOSTAR」から選ぶという形になっていますが,今回私が選んだのは「MSI」の方です。

 「B350GT3」の方がメモリスロットの数が多いですし,後々のことを考えるとコチラの方が良さそうですが,メモリは 8GB×2(=16GB)あれば十分なのと,板のデザインから
「B350M GAMING PRO」の方が良いかなと思いまして。

 M.2スロットの位置はもう少し考えて欲しかったですが,逆にグラフィックカードの下ならば風が当たって冷えるかな?

 正直なところ,まだ他の製品にしようか悩んでいる状態なので,とりあえず今は「B350M GAMING PRO」にしておこうかと思います。




 【VGA】については流用するので選びようがありません。

 後で新しい世代のものを購入する予定ではいますけどね。




 【SSD】については,「WesternDigital」製の「WDS500G1B0B」にしました。

 既に 250GBモデルの方は購入して使用しており,

 WesternDigital製SSD Blue「WDS250G1B0B」を購入しました(2017/03/10)
 http://310satyo.blogspot.jp/2017/03/20170310.html

 「Xeon E3-1231 V3」搭載PCの構成を変更する(その③:検証編)(2017/03/20)
 http://310satyo.blogspot.jp/2017/03/20170320.html

 速度が十分に出て発熱がそこそこなのは知っています。

 それに,480GB以上のモデルで現状最安値なのがこの製品ということもありますね。



 【HDD】と【ODD】については搭載しないので無し。




 【OS】も既存のライセンスを流用するので,選択の余地なし。




 【ケース】については,

  • AeroCool DS Cube Window
  • Cooler Master Silencio352

 のどちらかから選ぶ形になりますが,今回は「Silencio352」の方にしました。

 「DS Cube Window」の方が重いですし,設置スペースのことを考えるとなるべく小さいケースにしたかったというのもあります。

 後は静音性重視でいきたいからですかね。

 心配なのがグラフィックカードの排熱ですが,当面の間はダウンクロックして運用したいと思っています。




 最後に【電源】ですが,ここは安定の紫蘇製ということで「SSR-650RMS」にしたいと思います。

 セールがあったりすれば他の電源を考慮にいれるかもしれませんが,とりあえず今のところはこの製品でほぼ決まりです。




 ということで,以上の点を踏まえると,構成としては


【CPU】AMD Ryzen 7 1700 @41,859円
【CPUクーラー】ENERMAX ETS-N31-02 @2,950円
【メモリ】SanMax SMD4-U16GM-24R-D @9,680円
【M/B】MSI B350M GAMING PRO @11,081円
【VGA】玄人志向 RD-R9-290-E4GB/DF/OC(流用)
【SSD】WesternDigital Blue WDS500G1B0B @18,037円
【HDD】無し
【ODD】無し
【OS】Microsoft Windows10 Home 64bit(流用)
【ケース】Cooler Master Silencio352(流用)
【電源】Seasonic SSR-650RMS @12,744円


 ということになりますかね。



 合計すると 96,351円ということになり,一応 10万円以下で組むことができますね。

 値段を更に下げるとすれば,【CPUクーラー】はリテールにし,【M/B】は最も安いもの,【SSD】は 250GBのモデルで,【電源】も紫蘇製以外のものを採用することで,15,000円位は下げられますかね。

 しかし,あまりパーツのグレードを下げすぎるのもよくありませんし,将来的に長く使うのであればどれなりのもので揃えておきたいです。

 なので,今回組むとすれば,以上のような構成になりますかね。



 そっか,10万円以下で揃えることができるのか。

 そうならば,これで組んでみるのもありですかね。

 どうせ 16コア「Ryzen」は【CPU】と【M/B】だけで 10万円を超えてくるでしょうし,購入するとなると二の足を踏みそうだからなぁ。

 しかし,今は組んでいる時間がないというのもあります。

 とりあえず購入していたとしても,初期不良のことを考えると,なるべくすぐ組立に取り掛かれる時期にしておきたい。

 ・・・そうなると5月過ぎになるのですよね。

 悩ましいところですね。

 もう少し考えます。





 ではではノシ



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