2019年5月13日月曜日

常時稼働録画用PCに搭載する SFX電源を選定する(2019/05/13)



 うん,やはり無理でしたね。

 ここで勝ちきれるからこそ,マンチェスター・シティはこの位置にいるのですよ。

 こうまでして完璧に勝たれては,素直に祝福するしかありません。

 PL制覇おめでとう,マンチェスター・シティ!











常時稼働録画用PCとして運用していくのに「SST-ML05B」PCの構成について考える(2019/05/07) 
https://310satyo.blogspot.com/2019/05/20190507.html

 の続きです。

 前回は,

【CPU】Intel Celeron G1840
【CPUクーラー】Scythe Samuel17+120mmファン(15mm厚)
【メモリ①】SanMax SMD-4G68HP-13HZ
【メモリ②】SanMax SMD-4G68HP-13HZ
【M/B】ASRock H81M-ITX
【GPU】-
【SSD①】Transcend TS128GSSD370S
【SSD②】CT256M4SSD2
【ODD】-
【OS】Windows10 Pro 64bit
【ケース】SilverStone SST-ML05B
【電源】玄人志向 KRPW-AC120W

 というスペックにしようと考えましたが,電源のサイズ的に SSDを 2台搭載するのは難しいので,何かしら対処法を考えなければならないという話になりました。

 「H81M-ITX」に M.2ソケットがあればよかったのですが,今更どうしようもありませんからね。



 そして,今回は前回に検討した電源を交換した場合について考えていきたいと思います。

 検討するにあたっては,まず SFX電源について調べないといけませんね。

 でも,SFX電源というのは種類がなぁ・・・

 単純に採用されるケースが少ないですし,それではメーカーも力を入れませんよね。

 そうなってくると,製品数が少なくなるのも当然か。

 しかし,今回はサイズ的に SFX電源しか選択肢がありませんので,まずはパッと目についた製品を上げていきましょう。

 例のごとく,とある製品価格検索サイトで調べたところ,

  • Cyonic CY-300SB
  • SilverStone SST-ST30SF V2
  • Corsair SF450(CP-9020104-JP)
  • SilverStone SST-SX500-G
  • Corsair SF450 Platinum(CP-9020181-JP)

 といった製品が目に止まりました。

 まずは,それぞれの製品について簡単に触れていきたいと思います。



【Cyonic CY-300SB】


 まずは「Cyonic CY-300SB」から。

 「Cyonic」というと,「Seasonic」の元社員が立ち上げた会社ですよね。

 そういった事情もあってか,このメーカーの電源を採用する人も多かった印象です。

 今回の製品を見ていくと,まず電源容量は 300Wもあれば十分です。

 しかし,小型な筐体に詰め込んでいくのに,電源ケーブルが直付け式というのは難点ですね。

 直付けであったほうが信頼性は高いですけど,スペースがない場合は邪魔までしかありません。

 そして,保証期間が 3年というのも短く感じますし,「80PLUS Bronze」までというのもしょぼいです。

 まぁ価格を考えるとこのような仕様であって当然なのでしょうけどね。

 後は,現在取り扱い店舗が少なくなってきたので,もう生産終了なのかもしれません。

 そう考えると,手を出しにくいかな。



【SilverStone SST-ST30SF V2】


 続いての製品は「SilverStone」製の「SST-ST30SF V2」になります。

 この製品についても,特徴としては上の「Cyonic CY-300SB」と同じようですね。

 電源ケーブルは直付け式であり,3年保証という短さ,「80PLUS Bronze」である点もです。

 そこを抜き出しますと,あえて採用する価値はないかな・・・



【Corsair SF450】


 次は「Corsair SF450」です。

 この製品はフルプラグイン式フラットケーブルを採用していますので,必要なケーブルだけを利用できます。

 そして,保証期間も安心の 7年保証であり,「80PLUS GOLD」に対応ということで効率も良いです。

 全てのコンデンサに日本メーカー製105℃コンデンサを採用というのも当然良い点ですよね。

 採用するとしたら,やはりここらへんからになってくるかな。



【SilverStone SST-SX500-G】


 「SilverStone SST-SX500-G」です。

 こちらもフルプラグイン式フラットケーブルを採用しており,「80PLUS GOLD」で全てのコンデンサに日本メーカー製コンデンサを採用しているとのこと。

 105℃と謳っていないのには不安がありますが,まぁそこは気にしないこととしましょう。

 しかし,保証期間が 3年というのは短いですね。

 個人的には,保証期間というのはメーカーの製品への自信の現れだと思っていますので,これが短いとなるとやはり不安があります。



【Corsair SF450 Platinum】


 最後にこの製品です。

 名前から見て分かる通り,「Corsair SF450」の上位互換品となり,変更点としては「80PLUS Platinum」に対応したという部分かな?

 いや,ちゃんと細かく見ていけば,内部パーツによりよいものが採用されていたりするのでしょうけど,保証期間が同じですし,とりあえずは効率が良くなったという程度かな。

 今回のように常時稼働録画用PCとして利用する場合は,24時間毎日稼働させ続けることになりますので,それだけ長時間稼働させるのとなると「80PLUS Platinum」の効果は大きいかと。

 電気面だけでなく,温度とかでもね。



 ということで 5製品に触れましたが,今のところは「Corsair SF450」か「Corsair SF450 Platinum」のどちらかにしようと思っています。

 「Cyonic CY-300SB」は在庫が少なくなっており,「SilverStone」の 2製品は保証期間がね。

 それに,まだ「SilverStone」製の電源を使用したことがないので,ちょっと購入に躊躇してしまうというのがあります。

 変な電源を出すメーカーではありませんが,あえて選ぶほどではというイメージもありまして。

 後はその「Corsair」製電源のどちらを購入するかですね。

 価格差は 3,000円ですから,その差をどう判断するかです。

 うーん,悩ましい。


 これについては,まだ結論は出さず,

「QLC NAND」搭載の大容量 SSDを購入しようか悩んでいる話(2019/05/11)
https://310satyo.blogspot.com/2019/05/20190511.html

 と一緒に考えていきたいと思います。

 すぐにどうこうしなければいけない話というわけではありませんからね。

 こうして構成を妄想する楽しい時間を,もう少し味わいますよ。





 ではではノシ


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