2019年5月11日土曜日

「QLC NAND」搭載の大容量 SSDを購入しようか悩んでいる話(2019/05/11)



 暑い・・・

 まだ 5月だよね?

 なんでこんなに暑いの?

 扇風機を出しましたが,これはエアコンが稼働し始めるのも早そうですね。

 今年も暑い夏になるのかな?










 つい昨日,5月10日の金曜日にですが,

2019/05/10発行の特価情報メール【祝】1TBクラスのSSDが1万円切り!27型4Kが29,800円!!PHILIPS・AO... -NTT-X
https://nttxstore.jp/mailingList/MailMagazineList.asp?MMID=5973

 「NTT-X」からメールが届いていました。

 まぁいつもあるやつなのですが,その中に気になるものが。

 そのメールトップにある,


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 こちらですね。


 「ADATA」の「Ultimate SU630」というシリーズの製品です。


究極のSU630 SSD | ADATA コンシューマー - ADATA Technology
https://www.adata.com/jp/feature/591


 こちらにある製品ですね。


 その中でも,容量が 960GBということで,ほぼ 1TBと言っても良い容量の製品となります。

 そんな,SSDにとっては大容量な製品が,なんと 1万円を切ってきたのですよ。

 クーポンは大したことありませんが,それでも合計して 9,880円 になると。

 とうとう SSDもこの価格まで来ました。

 先日の

PC関係の新情報(「Intel」10nmプロセスなモバイル向けCPU「Ice Lake」の量産開始,SSD 価格下落,HDD 販売数半減?)(2019/05/09)
https://310satyo.blogspot.com/2019/05/20190509.html

 情報でも,SSDの価格は 1GBあたり 10円までいくとしていましたが,もうその価格に近づいてしまっていますね。

 安くなることは素晴らしい。


 現在は

常時稼働録画用PCとして運用していくのに「SST-ML05B」PCの構成について考える(2019/05/07) 
https://310satyo.blogspot.com/2019/05/20190507.html

 この件で,ちょうどストレージというか SSDを購入しようか悩んでいたところでしたしね。

 現在は

【CPU】Intel Celeron G1840
【CPUクーラー】Scythe Samuel17+120mmファン(15mm厚)
【メモリ①】SanMax SMD-4G68HP-13HZ
【メモリ②】SanMax SMD-4G68HP-13HZ
【M/B】ASRock H81M-ITX
【GPU】-
【SSD】Transcend TS128GSSD370S
【ODD】-
【OS】Windows10 Pro 64bit
【ケース】SilverStone SST-ML05B
【電源】玄人志向 KRPW-AC120W

 このような構成なのですが,ここから電源を交換しつつ,追加のストレージとして余っている「Crucial m4 CT256M4SSD2」を導入しようと考えていました。

 しかし,やはり録画用のストレージとしては 256GBという容量は少ないです。

 せめて 500GB前後,できれば 1TB近くは欲しいですね。

 そう思っていたところに今回の情報です。


 これは買えということでは!

 ポチってしまうか!


 ・・・一瞬そう思ったのですが,どうしても気になるところが。

 それは,「QLC NAND」を搭載しているという点です。

 SSDに搭載されている NANDは

SLC(シングルレベルセル)

 ↓

MLC(マルチレベルセル ⇒ デュアルレベルセル)

 ↓

TLC(トリプルレベルセル)

 ↓

QLC(クアッドレベルセル)

 という形で,搭載されるものが年々進化?していっています。

 書込耐性というか寿命面では退化ですけど,より低コストで大量化できるようになっていっているのです。

 費用対効果に優れるのは良いことなのですが,やはり心配なのはその寿命ですよ。

 正確な数字ではありませんが,それぞれの書込可能回数は

SLC ⇒ >100,000回
MLC ⇒ 10,000回 ~ 3,000回
TLC ⇒ 1,000回(3D:3,000回?)
QLC ⇒ 300回(3D:500回?)

 といった程度であると思っています。

 この数字は,今までに知った知識をもとに,私がそうだと思っている数字です。

 実際には違うところもあるでしょうけど,個人的な目安としてね。

 また,NANDについては 3D化(積層化)により寿命を伸ばせていますので,「3D TLC」なチップを搭載しているのであれば,より長寿命になっているでしょうね。



 色々と長く書きましたが,結局の所,「QLC NAND」ですと書込可能回数が極端に少ないので,倉庫用として使用するにも怖いのです。

 おそらく 300回も書き込むことはないでしょう。

 1TBモデルですと 300TB分のデータを書き込むのですから,録画する回数がそこまでいくとは思えません。

 しかし,書込耐性が低いとなると,やはり心配なのです。

 以前,「MLC」から「TLC」に移行するときも,私はかなり躊躇しましたからね。

 今となっては容量単価に優れる「3D TLC」な製品が増えてきたので,そちらを購入することには問題ないというところまできました。

 しかし,まだ登場して間もない「QLC」な製品というのはやはり安心できません。

 それに,メーカーが「ADATA」というのもなぁ・・・

 いや,「ADATA」に悪い印象は無いのですが,「ADATA」は NANDを製造しているところではないじゃないですか。

 組み立て屋というか,箱詰めしているだけじゃないですか。

 これが「Samsung」だったりすれば,自ら製造しているだけあって製品というか NANDの特性も分かっているでしょうし,今までの実績からちゃんとしたコントローラー等も造れるでしょう。

 しかし,どうではありませんからね。

 その点だけがどうしてもネックなのです。



 なので,ポチりかけましたけど,結局は購入しないことにしました。

 またここから値段が下がるようだと考えますが,今は「3D TLC」で 1TB前後の容量である SSDが 1万円近くまで値下がりするのを待ちます。

 おそらく,私の使い方では今回の製品でも大丈夫でしょうけど,わざわざ冒険するのも何だかなぁという感じですし。

 それに,PCをどのような構成にするかもまだ決めきれていませんからね。

 もう少し考えてから,結論を出したいと思います。





 ではではノシ


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