2019年5月9日木曜日

PC関係の新情報(「Intel」10nmプロセスなモバイル向けCPU「Ice Lake」の量産開始,SSD 価格下落,HDD 販売数半減?)(2019/05/09)



 21時前には家に帰れる。

 それだけで喜べるのはどうなのだろうか。

 いや,今までは 22時を過ぎるのもざらでしたからね。

 それと比べて 1時間以上も前に帰宅できるとなると,色々と余裕が出てきますからね。


 ・・・でも考えてみますと,前の職場では 18時頃には帰宅できていたんだよな。

 なんであんなところに異動することになってしまったのだろうか・・・











Intel、10nmの「Ice Lake」プロセッサを6月より量産出荷 -PCWatch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1183547.html

Intel、新GPU「Xe」内蔵の「Tiger Lake」プロセッサを2020年投入 -PCWatch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1183654.html


 ようやくですね。


 10nmプロセスで製造されます「Ice Lake」について,6月より出荷開始,今年中にはその CPUが搭載された製品が登場するとのことです。

 現行製品に対して,

  • 3倍の無線通信
  • 2倍のグラフィックス性能と動画変換速度
  • 2.5倍~3倍のAI性能

 になるとのことですが,その現行製品というのが何との比較なのでしょうか。

 ローエンド同士か,ハイエンド同士での比較なのかで大分意味が変わってきますからね。

 そして,今回 CPU性能について触れてないということは,それだけインパクトのあるものではないということですかね。

 CPU性能は微増,GPU性能が 2倍ということであれば,まぁそれでも十分な進化と言えますし,モバイル向け CPUであるならばそうなったほうが良いのかな?

 ストレージに SSDを採用すればある程度はサクサク動作するでしょうし,それならば高負荷な作業をまずさせないノートPC等のモバイル向けCPUを搭載する製品であれば,描画性能を向上させたほうがより恩恵はありますので。

 まぁその 2倍の GPU性能というのは,一体何を指標にしているのかにもよりますけどね。


 そして, 10nmでも 14nmと同じように最適化を勧めていくようです。

 なので,10nm+,10nm++ みたいな形の製品が登場してくるということでしょう。

 更に,その次の 7nmについても同じで,今後は


 この図にあるようなロードマップに基づいて製造していくようです。

 うん,この通りになる良いね!


 ちなみに,デスクトップ向け CPUについては,先日の情報で

PC関係の新情報(「GTX 1650」性能,「Intel」2021年製造CPU 14nmプロセスのまま? )(2019/04/27) 
https://310satyo.blogspot.com/2019/04/20190427.html

 しばらく 14nmのままという話があります。

 モバイル向けは 10nmに移行するのに,デスクトップ向けは 14nmのまま。

 そのような話があってよいのか!?

 いや,少しの間そうなるのは仕方ないですよ。

 設計するのには時間が掛かるでしょうからね。

 しかし,「Coffee Lake-S Refresh」の後,2020年に登場予定の「Comet Lake-S」,2021年の「Rocket Lake-S」と 14nmのままである。

 それはさすがに怠慢と言えるのでは?


 今回 10nmnプロセスな「Ice Lake」が正式に登場することが分かりましたので,先日の情報にも変化が生じるかもしれません。

 自作erにとってはそうであって欲しい,むしろそうでないと困るという話ですよね。


 CPU関係の話で,

米エネルギー省、世界最速の新スパコンにAMD製CPU/GPUを採用 -PCWatch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1183445.html


 スパコンに「EPYC」と「Radeon Instinct」を搭載した製品を採用するという話がありましたので,今後はサーバー搭載CPUのシェアも減少していくかもしれません。

 その流れに歯止めをかけるためにも,今回の 10nmプロセスな製品には期待したいところですね。

 とりあえず,モバイル向けのみというのはやめてもらいたいです。

 頼むからデスクトップ向けにも出してくれ・・・





SSD価格、2019年末までに1GBあたり10円台まで下落の見込み -PCWatch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1183704.html


 まぁこれは仕方ないですよ。

 スマートフォン向けに過剰生産した結果がこれですからね。

 それに,NANDメーカーは生産調整して談合することもできるでしょうし,というか今まで DRAMでしていましたし,同情することはありませんね。

 今後も生産し続けて,よい大容量なものが安値で登場してくれるようになることを期待しています。

 しかし,1GBあたり 10円となると,1TBで 1万円ですよね。

 それだと,現状からあまり変化はないですよね。

 今後数ヶ月くらいで 500GB前後の容量の製品が 4千円くらい,1TB前後のものが 8千円で普通に購入できるようになってほしいです。

 そうすれば,より SSDが普及していくと思うのですけどね。

 というか,モバイル向けの製品に搭載するストレージは,全部 SSDになって良いと思います。

 むしろなってくれ。

 そうした方が,低性能でもサクサク動作するので,ユーザーの不満も抑えられるでしょうに。


 また,これに関連しているのでしょうけど,

「2019年はPC用HDDの販売数が半減する」とHDD部品で世界シェア1位の日本電産が予測 -Gigazine
http://gigazine.net/news/20190508-pc-hdd-shipments-predicted-drop/


 という話もあるようです。
 
 まぁこれは仕方ないというか当然の流れですよね。

 おそらく,今後は 2.5インチHDDの需要が極端に少なくなっていくでしょう。

 SSDの容量単価が下がってきている今では,HDDを用いるのは大容量が必要な用途に限られてくるでしょうし,そうなるとストレージ容量の少ない 2.5インチHDDは必要なくなってきます。

 それに,耐久性という面でも,2.5インチHDDは 3.5インチHDDと比べて劣っているようですし,SSDに取って代わられて当然です。


 このような未来になるというのは以前から予測されてきました。

 そして,ここまで HDDの出荷台数が少なくなってきますと,もうサーバー用でも SSDが採用される事例が多くなってくるでしょうね。

 サイズが小さく無音で衝撃に強く省電力で転送速度が早い,サーバーラックに搭載するとなるとこれらの利点は大きいですから。


 後数年したら HDDはもうショップからは見掛けなくなる。

 そのような未来が間近に迫っているのかもしれませんね。





 ではではノシ


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