連日の「AMD」関係に関する投稿です。
3日続けて,細切れな感じで申し訳ありませんが,何分ブログ投稿に割ける時間が少なくて・・・
それでも,新しい情報は得ようと頑張っています。
こうした情報に一喜一憂するのが精神的に気分転換の意味でも良いでしょう。
さて,後はこの情報に基づいた構成の妄想ですね。
先日から開催されている
PC関係の新情報(第3世代「Ryzen」発表,「Ryzen 9 3900X」12コア,全コア5.00GHz動作「Core i9-9900KS」)(2019/05/28)
https://310satyo.blogspot.com/2019/05/20190528.html
PC関係の新情報(「Navi」こと「Radeon RX 5000」シリーズ発表,新「RDNA」アーキテクチャ,「PS5」(仮称)=「Zen 2」+「Navi」決定)(2019/05/29)
https://310satyo.blogspot.com/2019/05/20190529.html
「COMPUTEX TAIPEI 2019」関連の,主に「AMD」関連の新情報の続きです。
第3世代「Ryzen」,「Matisse」というコードネームで呼ばれている「Ryzen 3000」シリーズは,
Ryzen 9 3900X・・・12コア24スレッド│3.80GHz/4.60GHz│キャッシュ 70MB│DDR4-3200?│PCI-e 4.0 40レーン│TDP 105W│$499│2019年7月7日
Ryzen 7 3800X・・・8コア16スレッド│3.90GHz/4.50GHz│キャッシュ 36MB│DDR4-3200?│PCI-e 4.0 40レーン│TDP 105W│$399│2019年7月7日
Ryzen 7 3700X・・・8コア16スレッド│3.60GHz/4.40GHz│キャッシュ 36MB│DDR4-3200?│PCI-e 4.0 40レーン│TDP 65W│$329│2019年7月7日
Ryzen 5 3600X・・・6コア12スレッド│3.80GHz/4.40GHz│キャッシュ 35MB│DDR4-3200?│PCI-e 4.0 40レーン│TDP 95W│$249│2019年7月7日
Ryzen 5 3600・・・6コア12スレッド│3.60GHz/4.20GHz│キャッシュ 35MB│DDR4-3200?│PCI-e 4.0 40レーン│TDP 65W│$199│2019年7月7日
というラインナップの製品が出るという話でした。
これだけでなく,より下位のモデルもあるかもしれませんが,今の所はこれらの製品だけです。
そして,この中で注目なのは CPUダイを 2つ搭載する「Ryzen 9 3900X」ですね。
キャッシュ容量が他の製品の倍ありますし,メインストリーム向けの製品で 12コアというコア数の製品ですから。
しかし,メインストリーム向けの通常「Ryzen」でこのコア数となると,「Ryzen Threadripper」はどうなるのか・・・
それについては,
第3世代Ryzen Threadripperはキャンセルされておらず、確実に投入される -北森瓦版
https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-9798.html
ちゃんと投入されるようです。
今回の「リサ・スー」CEOの発表では触れられませんでしたが,その後の確認でしっかりと投入予定であるという話をされたようです。
そう,第3世代の「Ryzen Threadripper」もしっかり登場予定であるということですね。
そうなると,今度はコア数がどうなってくるのかが気になるところです。
第2世代「Ryzen Threadripper」では
Ryzen Threadripper 2990WX ⇒ 32コア64スレッド
Ryzen Threadripper 2970WX ⇒ 24コア48スレッド
Ryzen Threadripper 2950X ⇒ 16コア32スレッド
Ryzen Threadripper 2920X ⇒ 12コア24スレッド
というコア数のラインナップでした。
第2世代「Ryzen」の最大コア数が「Ryzen 7 2700X」の 8コアでしたから,バランスは取れていましたね。
しかし,第3世代「Ryzen」では「Ryzen 9 3900X」が 12コアとなりましたので,最低でもそのコア数からのスタートとなるでしょう。
そうなると現行の第2世代「Ryzen Threadripper」と同じコア数のままという可能性もありますが,コア数について
メインストリームが底上げされれば、Threadripperも応じて引き上げられる。
ということですから,この文面から察するにコア数は増えるのでしょう。
そうなると,最大でどこまでいくのか。
16コアから 32コアまでは従来どおりあるとして,それ以降のコア数の製品がどうなるのかですね。
順当に増やすとするならば 48コアになりますけど,そこまでいくともうサーバー向けというか「EPYC」の領域になりますよね。
「Zen 2」を採用する「EPYC」は「Rome」というコードネームで開発されており,その登場は確定しています。
その後も
“Zen 4”世代のEPYCのコードネームは“Genoa” -北森瓦版
https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-9804.html
https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-9804.html
Naples(第1世代「EPYC」)
Rome(第2世代「EPYC」)
Milan(第3世代「EPYC」)
Genoa(第4世代「EPYC」)
という形で続いていくようですね。
そんな「EPYC」を食うようなコア数の製品を「Ryzen Threadripper」で出すのですかね。
まぁ私が購入することはないので,ちょっと興味がある程度の話になりますけど。
個人的には,現行と同じく 32コアが最大でも良いのではないかと思いますが,そうではないのかな?
もっとコア数をどんどん増やしていかないとダメ?
第3世代「Ryzen Threadripper」では,今の所 48コアな製品モデル可能性がある,その程度に捉えておくようでしょう。
そして,その第3世代「Ryzen Threadripper」なのか,それもと第3世代「Ryzen」の更なる上位モデルになるのか分かりませんが,
16コアのAMD Ryzen 9はCinebenchスコア4346 -PCパーツまとめ
http://blog.livedoor.jp/bluejay01-review/archives/55362357.html
16コアの「Ryzen 9」があるという話です。
まぁ可能性としては十分あり得る話ではあります。
「Intel」は先日「Core i9-9900KS」を出しましたが,そういった競合製品に対してのカウンターとなるような製品を用意しておくということですね。
どういった形で登場するのかは分かりませんが,そのような製品の登場が予定されている。
そう心に留めておくようですね。
また,CPUに関わるチップセットの話として,
AMD 多数のX570マザーボードを紹介 他、X570と初代Ryzenについて -北森瓦版
https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-9797.html
このようなサポート状況となっています。
この図から見て分かるとおり,「X570」チップセットでは 第1世代「Ryzen」系の製品は動作させられません。
これについては注意が必要ですが,わざわざ最新の「X570」チップセットの製品を購入して, 第1世代「Ryzen」の CPUを搭載しようとする人がいるのか?
個人的には,サポートしていなくても全然問題はないと思います。
「X570」チップセット搭載のマザーボードを購入するということは,「PCI-Express 4.0」を利用したいという人が主でしょうから,それならば素直に第3世代「Ryzen」を併せて購入するべきでしょうね。
ではではノシ
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