2019年5月20日月曜日

「AMD」製CPUを用いた事務用PCの構成について考える(2019/05/20)



 眠い・・・

 日曜日にちょっと夜更かししてしまったのでね。

 昨日は帰宅したらバタンキューでした。

 本当に生活リズムをどうにかして戻さないとな。

 戻すというか良くしないとな。









 いきなりですが,来年には「Windows 7」が使用できなくなります。


 使用できなくなるというよりは,OSのサポート期限が終わりますので,セキュリティ面で問題があったとしても修正しなくなります。

 そうなってしまうと,そのセキュリティホールからクラッキングされたり,はたまた変なサイトに入ってしまうと知らぬ間にウイルスを入れられたりしてしまう可能性が高くなりますね。

 そのような状況下でも使い続けるということであれば使用できますけど,私のような一般人には不安ですよ。

 なので,「Windows 10」に移行する必要があります。

 期限としては,正確には来年 2020年1月4日までにとなりますね。


 そして,この問題については,個人用の PCに留まりません。

 むしろ,業務用というか仕事用の PCについての方がこの問題を覆っく抱えているでしょう。

 私の職場でもまだ「Windows 7」が現役といいますか,普通に使用しています。

 普通に更新できていないだけなのですが,いまだに手付かずというのは問題ですよ。

 現在は CPUの供給不足が続いていますし,今年中に更新となると本当に早めに動いておかないとね。


 そこで,今回の企画としては,その事務用 PCを自作してみた場合の構成について考えてみようというものになります。

 メーカー製PC(主にノートパソコン)が在庫不足であるのであれば,自作用のパーツを用いて一式組んでしまいましょうよ。

 上手く事が運べば,職場のPCを自作することができるようになるかもしれませんからね。

 そのために,その事務用PCを自作するにあたっては,

  • 予算10万円以内
  • コンパクトな形状であること

 といった点を考慮しつつ考えていきたいと思います。

 まず上の「予算10万円以内」というのは,会社で物品を購入する場合は「減価償却資産」として計上しなくて済むように気をつけたほうが良いだろうということから設定しました。

 PCなんて今の時代は消耗品ですし,資産として残すようなものでもないでしょうからね。

 ちなみに,その 10万円という予算の中では【OS】代金も計上することになります。

 「Office」ソフトについては,別途ライセンス契約したほうが管理しやすいと思っったのですが,予算に余裕ができそうであれば同時に購入することも検討しましょう。


 そして,もう一つの「コンパクトな形状であること」は,書いてあるとおりなるべく小さい製品にしようというものです。

 ただの事務用PCなのにミドルタワーにする必要はありませんし,ミニタワーでも大きすぎるでしょう。

 なので,デスク上に設置しても問題なくらいのサイズである必要があるのです。

 そういったことからコンパクトさを求めました。

 ミニタワーよりもコンパクト,俗に言うスリムタイプ的なものか,キューブタイプになってきますかね。





 そういった点を考慮しつつ,PCの構成を考えていきたいと思います。

 そして,せっかくなので搭載する CPUは「Intel」と「AMD」両方が考えられますので,どちらについても考えていこうと思います。

 まず今回は「AMD」から。


【CPU】AMD Ryzen 5 2400G @15,000円
【CPUクーラー】
【メモリ】CFD W4N2400PS-8G @9,000円
【M/B】-
【GPU】-
【SSD】WesternDigital WD WD Blue SN500 NVMe WDS500G1B0C @9,000円
【ODD】-
【OS】Windows10 Pro 64bit @17,000円
【ケース】ASRock DeskMini A300/B/BB/BOX/JP @18,000円
【電源】-

 合計 68,000円


 まず最初に思いついたのは「ASRock」の「DeskMini A300」ですね。

 サイズと値段とコンパクトさを両立している製品となると,まずこれを思い浮かべますよ。


 【CPU】には「Ryzen 5 2400G」を搭載しますので,性能的には十分以上のものがあるでしょう。


 【CPUクーラー】は「DeskMini A300」付属のものを用いつつ,【メモリ】は安さ重視で「DDR4-2400」な 8GB×2枚組の「CFD W4N2400PS-8G」をチョイス。

 【M/B】は「DeskMini A300」に標準であり,【GPU】は別途搭載せず(できず) CPU内蔵のものを使います。


 ストレージには【SSD】を用いまして,より快適に事務作業できるようにしました。

 基本的にはネットワークストレージにデータを保存するでしょうし,端末には 500GBの容量があれば十分だろうということで「WDS500G1B0C」を選択しました。

 【ODD】はあったほうが良いけど,最近は事務用としても光学メディアはあまり用いないですからね。

 いざとなれば外付けのドライブを用いればよいだけですし。


 【OS】は事務用なのでモチロン「Windows10 Pro 64bit」です。

 【ケース】と【電源】は「DeskMini A300」に付属してきます。


 ということで,以上のことから仕様を決定しましたが,事務用にしては十分すぎるスペックでしょう。

 後は「Office Home & Business 2019」ライセンスを「Microsoft」から購入したとしても,合計で 10万円以内には収まるはずです。



 この他の構成についても考えようかと思いましたが,

【CPUクーラー】
【M/B】
【ケース】
【電源】

 の 4つで 18,000円以内というのはなかなかに難しいものがあります。

 【CPUクーラー】は【CPU】付属のものを用いるにしても,【M/B】だけで「Mini-ITX」規格のものですと最低 1万円はしますし,【ケース】と【電源】で 8千円以内となると質がね・・・

 「Micro-ATX」規格の【M/B】であればもう少し安いですが,それでも【ケース】と【電源】がなぁ。

 いや,組めないことはないですよ?

 組めないことはないですけど,「DeskMini A300」のサイズからすると,スリムタイプでも 300mm以上の長さがある製品は大きく感じてしまいますよね。

 設置スペースも考慮しますと,やはり「DeskMini A300」が一番かなと思います。


 その他に,搭載するCPUについては


【CPU】AMD Athlon 200GE @6,000円


【CPU】AMD Ryzen 3 2200G @10,000円

 という 2種類のものもありますので,導入コストを下げるのであればこれらの製品を考慮しても良いでしょうね。

 安さ重視であれば,事務用PCですし「Ryzen 3 2200G」という選択肢も十分ありですよ。

 「Athlon 200GE」ですと,実用上問題ないのかもしれませんが,ちょっと性能を落とし過ぎなのではないかと思います。

 いくら事務用とはいえ,性能には余裕をもたせておきたいですからね。





 ということで,「AMD」製 CPUを用いた事務用 PCを組む場合は,「DeskMini A300」を用いた構成にするのが良いという結論になりました。

 やはりコストパフォーマンス,コンパクトさについては本当に優秀ですね。

 【OS】ライセンスが余っているのであれば,その他のパーツ類を 5万円程度で PC本体を購入することができますのでね。

 そして,「Intel」製 CPUで考える場合も,同じような結論になりそうだな・・・

 まぁそれはまた次回以降に考えるとして,もし職場で PC更新という話題が出るようであれば,上記のことをお話してみようかな?

 それなりに安く組んで導入できますよとね。





 ではではノシ


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