たまには暴飲暴食したい。
最近はヘルシーな食事ばかりなのでね。
たまにはそういう日もあっても良いじゃない。
チートデイというやつですね。
何を食べようかなぁ。
https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-10714.html
発表から少し間が空いてしまいましたが,新しい「Nvidia」製グラフィックカードについての話題です。
ようやくと言って良いでしょう,「RTX 3060」が発表されました。
一時期は「RTX 3060 Ultra」になるとか,メモリ容量の違う別バージョンがあるとか,色々と噂されました。
しかし,今回発表されたのは 1種類のみとなりますね。
そのスペックとしては,簡単に書きますと
RTX 3060・・・GA106-300?|CUDAコア数 3,584 │1.32GHz/1.79GHz│GDDR6 12GB │192-bit│TDP 170W│$329
となります。
現行製品と比較しますと,
RTX 3090・・・GA102-300|CUDAコア数 10,496│1.40GHz/1.70GHz│GDDR6X 24GB│384-bit│TDP 350W│$1,499
RTX 3080・・・GA102-200|CUDAコア数 8,704 │1.44GHz/1.71GHz│GDDR6X 10GB│320-bit│TDP 320W│$699
RTX 3070・・・GA104-300|CUDAコア数 5,888 │1.50GHz/1.73GHz│GDDR6 8GB │256-bit│TDP 220W│$499
RTX 3060 Ti・・・GA104-200|CUDAコア数 4,864 │1.41GHz/1.67GHz│GDDR6 8GB │256-bit│TDP 200W│$399
RTX 3060・・・GA106-300?|CUDAコア数 3,584 │1.32GHz/1.79GHz│GDDR6 12GB │192-bit│TDP 170W│$329
となりますので,規模的には結構小さくなりますね。
「RTX 3090」の 1/3,「RTX 3070」の 2/3,「RTX 3060 Ti」の3/4 程度という「CUDAコア数」になりますので,性能についてもコレに準ずるでしょう。
いや,メモリ周りのことを考慮すると,更に下回ってくるかな。
一番近い性能となる「RTX 3060 Ti」が「RTX 2080 Super」並となります。
そこを基準とすると,「RTX 2070 Super」が大体 8割弱の性能となりますので,「RTX 3060」についてもそれと同じくらいになるかな。
そうなりますと,「RTX 2070 Super」のグラフィックメモリ増量版と考えれば良い感じですかね。
値段については $329 ということなので,今のレートですと
$329 × 135円/$ ×消費税 ≒ 48,856円
という価格が初値になってきますかね。
最近は円安基調ですし,これが続くともっと高くなるかもしれません。
と考えていましたら,すでに公式ページで
https://www.nvidia.com/ja-jp/geforce/graphics-cards/30-series/rtx-3060-3060ti/
価格が 49,980円からと謳われていますね。
うん,単純なレートですと 4万円弱で購入できるはずの「RTX 3060」ですが,日本国内代理店を通すと 1万円以上高くなる。
手間とかが発生しているのは分かりますけど,やはりこの価格というのはどうかと思ってしまいますな。
さて,改めて「RTX 3060」について考えていきますと,その仕様にはちぐはぐ間があります。
性能については「RTX 2070 Super」並と順当な進化と言えますね。
しかし,グラフィックメモリについては,12GBも搭載する必要があったのかと疑問に思います。
多ければそりゃ良いと思いますよ。
特定環境では,何かしらの不具合が発生したりすることもあるでしょうけど,基本的に容量は多い方が安心できますし。
ですが,わざわざ上位モデルを上回る容量にする必要性を感じないのですよね。
「RTX 3060」のスペックであれば,普通に 8GBもあれば十分でしょうよ。
そんでもって,価格を抑えて $299 にした方が良いのではないか。
そちらの方がより売れる,需要があると思うのですけどね。
わざわざ 12GBという容量にした,これは何らかの理由というか意図があるのでしょうけど,それは何なのでしょうね。
マーケティング上の理由?
これだけのグラフィックメモリ容量があるから凄いよ!というアピールとか。
若しくはグラフィックメモリの在庫がだぶついているので,一番需要のあるミドルクラス製品で消費することにした。
確かにインパクトはありましたので,これで購入しようと思った人も・・・それなりにいるはずです。
ちなみに,私の場合は,購入しても良いかなと思っています。
それは単純に,私がグラフィックカードにかけられる予算の上限が 4万円・・・いや 4万円台までということがあります。
5万円となると躊躇しますけど,4万円台半ばならば仕方ないかという感じ。
その予算枠に収まるのが,今のところ「RTX 3000」シリーズの中では「RTX 3060」しか無いのですよね。
だから購入候補になるという話ですよ。
性能と価格のバランスからしたら,より上位モデルを搭載した製品を導入したいですよ?
でも予算上限がありますと,今のグラフィックカードの高値相場では手が出せません。
「*70」シリーズが 4万円で購入できた時代にはもうならないのでしょうね・・・
ちなみに,他人にオススメできるかどうか。
私ならば,より性能に優れる「RTX 3060 Ti」にしておいたらと言うかもしれません。
やはり性能が第一,グラフィックメモリは 2番目以降の優先度となりますので。
「RTX 3060」だとちょっと GPUコアが小規模すぎるような・・・
「RTX 3060 Ti」に 8GBというグラフィックメモリの容量,こちらはバランスが良いと思います。
まぁ MODもりもりで遊びたいとか,グラフィックメモリを大量消費する使い方であれば,「RTX 3060」でも良いでしょうけどね。
ちなみにですが,現在は生産ラインが逼迫していることと,マイニング用のグラフィックカード需要の増加により,全体でグラフィックカードの在庫不足が目立ってきています。
そのため,
http://blog.livedoor.jp/bluejay01-review/archives/57601382.html
メーカーが販売価格を上げたり,
http://blog.livedoor.jp/bluejay01-review/archives/57603822.html
「RTX 3080 Ti」をキャンセルするかもという話まで出てきました。
それだけ生産が追いつかない状況なのでしょうね。
というか,「TSMC」でしか製造できないというのがマズいよなぁ。
でも,他のところで製造しろと言っても,技術的に厳しいのでしょうし・・・
「Samsung」あたりにもっと頑張ってほしいところですけどね。
日本企業には無理でしょうから・・・
何にせよ,「RTX 3060」についてはしっかり発表されました。
発売時期については 2021年2月下旬頃ということで,まだまだ先ですけど。
それまでに供給不足が解消されるとは思えませんし,むしろもっと足りないという状態になっているかもしれません。
そうなりますと,しばらくは高値水準が続くことになりそうですね。
はぁ。
4万円を切る価格で販売されるようになるのはいつになるのでしょう。
1年後になるとか・・・十分にありえそうで怖いなぁ。
「TSMC」には,設備投資等,増産できる体制作りを頑張ってもらいたいモノですな。
ではではノシ
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