2021年8月19日木曜日

中国メーカー製タフネススマートフォンの購入について考えます(「Blackview」編)(2021/08/19)

 


 ようやく治まってきた。

 やはり腫れたら冷ますのが一番ですね。

 それでモデルナアームも治ります。

 でもなぁ,仕事中はコレできないし。

 もっとテレワークの文化が浸透してくれれば・・・











https://310satyo.blogspot.com/2021/08/20210817.html

 の続きになります。



 前回は,「シャープ SH-07F」からの移行先として,SIMカードを交換するついでに「ドコモオンラインショップ」で機種変更するのはどうかという話をしました。

 その結果,
  • arrows Be4
  • arrows Be4 Plus
  • Galaxy A21
  • Xperia Ace II
 という 4機種が候補になりまして,最終的にはこの中から「arrows Be4 Plus」が良いのではないかとなりました。

 性能は十分なものがありますし,「MIL規格」にも準拠しているという点も高評価ですね。

 より頑丈であるということになりますので,価格が 2万円ちょっとであることを考慮すると,もうこれにするべきかと思いました。



 と,そこで今回の話になるのですが,ふと思いまして。

 機種変更するのは確定としても,タフネススマートフォンについても調べてみようと。

 そういえば,今ってどういった機種があるのか知らないなと。

 今では色々なメーカーからスマートフォンが登場していますし,「SKT-01」のような面白い機種があるかもしれませんからね。


 そういうわけで,とりあえず「Amazon」で「タフネススマートフォン」について検索してみたのです。

 そうすると,まぁ色々な製品がヒットしますな。

 そうした製品の中から,気になったのが
  • Blackview
  • OUKITEL
 という 2つのメーカーです。

 一覧の中で,よく見掛けるメーカーでしたのでね。

 それでいて,一応はちゃんとした会社でありそうなところでした。

 よく分からないのは確か,「深セン市」に本拠を置くメーカーであり,公式ページもあるからいけるかなと。

 なので,その 2つのメーカー製品の中で良さそうなモノが無いか確認していくこととします。


 まず今回は「Blackview」についてです。


 ざっと検索をかけますと,「Blackview BV」シリーズというのがタフネススマートフォンになるようですね。

 そして,販売されている製品としては,
  1. Blackview BV4900
  2. Blackview BV4900 Pro
  3. Blackview BV5500Plus
  4. Blackview BV6300
  5. Blackview BV6300 Pro
  6. Blackview BV6600
 があります。

 おそらく,数字が少ないほど古い世代となるのでしょう。

 それでいて,3桁目の数字が大きいほど高性能になる。

 まぁこれは CPUやグラフィックカードの命名法則と同じですな。


 さて,ざっとスペックを確認していきまして,基本となる要素が


【OS】Android 10
【SoC】Snapdragon 636 程度
【RAM】4GB
【ROM】64GB
【バッテリー】3,000mAh


 を満たしている製品を選定していきましょう。

 【OS】については,今後のことを考えると「Android 10」以上でないと不安ですな。

 「Android 11」へのアップグレードが予定されているとなお良しですが,そこまでは期待しません。

 【SoC】の方は,現在私がメインで使用している「moto g7 plus」に搭載されている「Snapdragon 636」を目安としました。

 まぁこれ以下の性能でも問題はありませんが,低すぎるようだと不安です。

 そして,【RAM】と【ROM】についても,現行機種であれば標準となる 4GB と 64GB というスペックは満たして欲しい。

 メモリは 3GBでもまだ我慢できるかもしれませんが,ストレージが 32GBというのは無しですね。

 そんでもって,【バッテリー】についてもなるべく長時間稼働して欲しいので,最低でも 3,000mAh は欲しいです。


 そして,上記仕様に合致する製品はというと 
  • Blackview BV4900 Pro
  • Blackview BV6300 Pro
  • Blackview BV6600
 これら 3機種に絞られますな。


 それでは,まずは「BV4900 Pro」から確認していきますか。


【OS】Android 10
【SoC】MediaTek Helio P22
【RAM】4GB
【ROM】64GB
【ディスプレイ】液晶 5.7インチ(HD+:1,440×720)
【バッテリー】5,580mAh
【寸法】157.5mm(H)×78.1mm(W)×13.7mm(D)
【重量】261g
【防水/防塵】IP68防水防塵,IP69K高水圧
【MIL規格】MIL-STD-810G


 というスペックになっています。

 まず「MediaTek Helio P22」ですが,性能としては「Snapdragon 636」に劣ります。

 「Snapdragon」シリーズでは,その一世代前の「Snapdragon 626」と同じくらいであると。

 まぁそれならば,重たい作業をさせないのであれば問題無さそうです。

 ゲームをするような機種では無いですし,普段使いであれば問題無いでしょう。

 メモリとストレージについても問題無しで,バッテリー容量は 5,580mAh と結構な大容量です。

 液晶の解像度も 1,440×720 であれば問題無し,下手に高解像度についてバッテリー持ちが悪くなるよりは低解像度の方がマシです。

 それでいて,地味にトリプルカメラを搭載していると。

 それぞれのカメラがどのようなスペックなのか,メインカメラが 13MP であるということしか分かりませんが,ここもまぁそこまで期待はしていません。

 画像として見える程度のモノであれば問題無しですよ。

 接続端子が「Micro USB」であるのは残念ですが,まぁ充電するだけなら既存のものを用意すれば良いのですしね。

 これで 16,000円という価格で購入できるのですから,十分良い製品であると言えるでしょう。



 続いては「Blackview BV6300 Pro」です。


【OS】Android 10
【SoC】MediaTek Helio P70
【RAM】6GB
【ROM】128GB
【ディスプレイ】液晶 5.7インチ(HD+:1,440×720)
【バッテリー】4,380mAh
【寸法】159.6mm(H)×78.2mm(W)×12.8mm(D)
【重量】230g
【防水/防塵】IP68防水防塵,IP69K高水圧
【MIL規格】MIL-STD-810G


 というスペックになります。

 搭載される SoCが「MediaTek Helio P70」にパワーアップしまして,こちらの性能は「Snapdragon 660」並となります。

 ベンチスコアからすると「moto G8 Power」の「Snapdragon 665」よりも少し劣る程度のスペックになりますね。

 これならば,ゲームもそれなりにはプレイできるのではないでしょうか。

 メモリも 6GBとなり,ストレージも 128GBになりますので,この部分はハイエンド相当と言えるかな。

 しかし,バッテリー容量については減少してしまっていますので,継続稼働時間を重視する際にはマイナス部分となりますね。

 カメラについては,
  • メインカメラ 16MP
  • 120°超広角カメラ 8MP
  • マクロ用カメラ 2M
  • インカメラ 13MP
 これらが搭載されていますので,個人的には十分かなと。

 まぁ上でも書きましたが,この手の製品で期待するところではありませんな。

 そして,価格の方は 33,000円ということで,「BV4900 Pro」の倍です。

 価格は倍になりますが,その代わりにスペックが向上していると。

 バッテリー容量は減っていますが,普段使いで快適に動作して欲しい,そういった思いがあるのであれば,こちらの製品の方が良いですね。



 最後に「Blackview BV6600」について。


【OS】Android 10
【SoC】MediaTek Helio A25
【RAM】4GB
【ROM】64GB
【ディスプレイ】液晶 5.7インチ(HD+:1,440×720)
【バッテリー】8,580mAh
【寸法】?
【重量】?
【防水/防塵】IP68防水防塵,IP69K高水圧
【MIL規格】MIL-STD-810G


 というスペックです。

 寸法や重量の情報がありませんが,上の 2製品と同じくらいでしょう。

 スペックとしては「BV4900 Pro」に近いものになりますね。

 一部異なってくる点としては,バッテリー容量が大きく増えていることですね。

 8,580mAhとなかなか見ない大容量さになりますので,重い作業をしなければ余裕で数日は持つでしょう。

 まぁその分重量も増えて,厚みも増しているのでしょうが,こういう製品ですからそこまで気になることでも無いか。

 価格は 20,000円程度ということで,「BV4900 Pro」よりもちょっと高いです。

 基本スペックは変わらず,世代が新しい機種でバッテリー容量が大きく増えている。

 その差異をどう判断するかですが,個人的にはこのバッテリー容量にとても惹かれますので,買うならこちらですかね。



 ということで,今回は「Blackview」の 3製品について考えてみました。

 その中では,

BV6600 > BV4900 Pro > BV6300 Pro

 私としてはこのような優先度になりますかね。

 タフネスさには大きく変わりは無い,その中で何を優先するかというと,やはりバッテリー容量かなぁ。

 スペックについては,それを優先するなら「iPhone」とかにしますので,それなりに動けば問題無し。

 そんでもって,価格的にもお得だと感じられる製品にしたいところ。

 そうなると,「Blackview BV6600」が一番欲しいと思える製品なのですよ。

 まぁだからといって,すぐに購入どうこうとなるわけではありませんけどね。


 また明日,もう一つのメーカー「OUKITEL」と比較してどうかですね。





 ではではノシ


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