なんだろう。
最近「Blogger」の編集画面が重い。
操作していてイライラするレベルです。
あれですね、HDD時代に戻った感じ。
https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-11636.html
今回は新たな GPUチップの話というわけではなく、既登場品に関する追加情報ですね。
そう、「RTX 4000」シリーズで採用されている「Ada Lovelace」世代のダイについての話です。
現在発表されている「RTX 4000」シリーズについては
RTX 4090 ⇒ AD102-300|16384 CUDA(128 SM)|2.23GHz/2.52GHz|GDDR6X(21Gbps)24GB|384-bit|TBP 450W|$1599 |2022/10/12
RTX 4080 ⇒ AD103-300| 9728 CUDA( 76 SM)|2.21GHz/2.51GHz|GDDR6X(23Gbps)16GB|256-bit|TBP 320W|$1199 |2022/11/16
RTX 4070 Ti ⇒ AD104-400| 7680 CUDA( 60 SM)|2.31GHz/2.61GHz|GDDR6X(21Gbps)12GB|192-bit|TBP 285W|$ 899?|2023/01/05?
この 3種類となります。
そう、上位モデルで採用されている GPUコアが異なっているのですよ。
その GPUコアについては、現在「AD102」と「AD103」、「AD104」の 3つが確認されています。
それぞれ、
AD102 ⇒ 144 SM
AD103 ⇒ 80 SM
AD104 ⇒ 60 SM
というのがフルスペックになりますね。
今までは「*90」と「*80」で同じ GPUコアを使用したりしていたこともありました。
それは歩留まりを向上させるためで、一部不良箇所があっても、そこを無効化することで製品化していたと。
しかし、今回のようにそもそも採用される GPUコアが異なるとなると、そのような対処ができないかな。
いや、「AD102」コアを「RTX 4080」相当まで一部無効化すれば、同等の性能になるのですかね。
であれば、そこまで歩留まりを心配する必要は無いです。
もしくは、そのような歩留まり率になっているのでしょうかね。
いや、「RTX 4090」は「AD102」コアのフルスペック品ではありませんので、そもそもが一部無効化されていると。
となると、フルスペック品は「Quadro」シリーズに回されているのか。
その選別に漏れた不良品が、一般向けの「Geforce」製品に流れていると。
まぁこれは今までと同じ流れですし、そう考えれば今回のように GPUコアを細かく分けても問題ないだろうとなりますね。
後は、これより下のラインナップがどうなるのか。
「RTX 4070」あたりは、「AD104」コアが使用される可能性が高いですね。
単純に「RTX 4070 Ti」から規模を削減するだけで良いので。
そして「RTX 4060」については、今までの例ですと「AD106」を用いることになるかな。
その仕様がどうなるのかまだ分かりませんけど、規模的には 48 SM とかになるのかね。
36 SM となると、さすがに規模が小さすぎると思いますし、「RTX 4070」が 54 SM とかだとバランスがとれるかと。
まぁ今の状況を見るに、急いでミドルクラス製品を整備するということにはならないでしょう。
既存の在庫、「RTX 3000」シリーズの捌き具合とかも考慮して、考えていくようになるかな。
そして、その「RTX 3000」シリーズ関連・・・ではなく、更に前の「RTX 2000」シリーズ等に関連する話です。
https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-11635.html
そう、とうとうと言えますかね。
「RTX 2060」と「GTX 1660」について。
コロナ禍で「RTX 3000」シリーズ製品の在庫が不足した際に、再生産され始めた製品ですね。
これらの製品について、取り扱いを終了すると。
すでに生産はしていないようなのですが、在庫はそれなりにあったのですかね。
「RTX 2060」については 12GBモデルも登場したりしましたし、頑張ってくれていましたが。
まぁこれについては、ほとんど影響は無いでしょう。
しかし、「RTX 2060」は今でもミドルクラスと言える性能。
「GTX 1660」はの方は、今となってはロークラスに分類されるかな。
そう、ミドルクラス以下の製品について、「Nvidia」はどのような考えを持っているのでしょうか。
生産終了しているということは、リネームしての再活用をするつもりは無いと。
そうなると、ミドルクラスは「RTX 3000」シリーズを使い回すことになるのでしょうね。
ではロークラスはどうなのか。
そちらについては、今後も「GTX 1650」や「GTX 1630」が務めることになりそうです。
まだ取り扱い終了とはなっていないようですしね。
どちらも「TU117」コアを使用している、そう「Turing」世代の製品ですから、まだ戦えるか。
いや、「Turing」世代というともう 3世代前、12nmプロセスで製造されています。
それだけ前となると・・・
そういえば、上の 2製品については、登場時期が最近でしたな。
「GTX 1650」の GDDR6版は 2020年の登場、「GTX 1630」については 2022年夏頃の登場です。
そう、世代は古くても、比較的最近に登場した製品なのですよね。
なので、登場時期からすれば、これらがまだ現役であるというのは理解できますな。
それに、ロークラス、いや補助電源が不要なグラフィックカードとしては、「GTX 1630」程度の性能があれば十分でしょうしね。
これが置き換わるとすれば、「RTX 3050」の半分程度の規模の製品が登場した場合ですかね。
でも、「Nvidia」はハイエンド製品にしか力を入れていませんので、ロークラス製品の更新は数世代を経てというのが多い。
となると、すぐに新製品が登場することは期待できない、まだ「RTX 4000」シリーズのミドルクラス製品も登場していませんからね。
まぁとりあえずは、当分の間ミドルクラス製品は登場しないでしょうし、しばらくは
- RTX 3050
- GTX 1650
- GTX 1630
でなんとかするしかない、そのような状況が続くようでしょう。
なので、まだ製品販売があるうちに、
- RTX 2060
- GTX 1660
クラスの製品が欲しい場合は、購入しておくようでしょうね。
個人的にも、それなりの性能でマルチディスプレイ出力できる比較的消費電力の低いグラフィックカードは欲しいところ。
上にあるような製品がお得に購入できるようであれば考えますけど、今のところは購入する予定は無いかな。
ナンバリング的に、記念に所有しておきたいというわけでも無いし。
そういう状況にあるよということは覚えておきましょうかね。
ではではノシ
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