2022年12月5日月曜日

安くなってきている「Ryzen 7 5700G」を用いた「ASRock DeskMeet X300」の構成について考えてみた(2022/12/05)

 


 良い試合だった・・・

 でも、もう少し何かできなかったか。

 交代枠の使い方や、途中出場の選手の選択とか。

 そこが上手くいけば、120分以内に勝てた可能性も。

 まぁ今更どうこう言っても仕方ない。

 ベスト16に進出できたことを喜びましょう。








https://310satyo.blogspot.com/2022/12/20221203.html


 の続きになりますかね。

 前回は、現在「Ryzen 7 5700G」が安くなっているので、「ASRock DeskMini X300」を用いた構成について考えてみたところ。

 とりあえずは


【CPU】AMD Ryzen 7 5700G @29,000円
【CPUクーラー】noctua NH-L9a-AM4 @5,300円
【MEM】crucial CT2K8G4SFRA32A @6,700円
【M/B】-(DeskMini X300)
【GPU】-
【SSD】Samsung 980 MZ-V8V500B/IT @7,000円
【HDD】-
【ODD】-
【OS】Microsoft Windows10 Pro 64bit
【電源】-(DeskMini X300)
【ケース】DeskMini X300 @24,000円

 合計 72,000円


 という構成にするかとなりました。

 しかし、私の場合は「Ryzen 7000」シリーズで PCを組む予定がありますからね。

 それを考慮すると、この費用はそちらに回したい。

 なので、購入まではいかないかなといったところでした。


 しかし、そういえばと。

 ある情報について思い出したのですよね。

 それが、「DeskMini X300」の後に登場しました、よりサイズの大きくなった「DeskMeet X300」です。


 そう、いつの間にかというとアレですが、登場していた製品です。

 「DeskMeet X300」の方は、サイズが小さいながらもグラフィックカードを搭載する前提で考えられたベアボーンです。

 基本的には APUを搭載して内蔵GPUを活用する「DeskMini X300」とは方向性の異なる製品となります。

 「DeskMeet X300」の本体サイズは 168mm(W)×236.1mm(D)×221.6mm(H) という寸法になります。

 「DeskMini X300」の方が 80mm(W)×155mm(D)×155mm(H) となりますので、サイズ的には一回り以上大きくなります。

 まぁ ATX電源を搭載していて、200mmサイズのグラフィックカードを搭載できるのですから、そりゃ必然的に大きくなりますよ。

 それでも、一辺も 300mmを超えてこないので、グラフィックカードを搭載できるケースとしては十分コンパクトですね。


 今回は、そんな「DeskMeet X300」について、考えていきたいと思います。

 と言っても、ベース部分については前回からそう変更は無いのですけどね。

 「DeskMeet X300」を用いるのですから、構成としてはゲーム用に使うことのできる仕様にしようと思います。

 そうでないと、「DeskMeet X300」にする意味が無いですからね。

 ちなみに、今回の件については


https://www.gdm.or.jp/review/2022/0714/445855


 こちらの記事を参考にさてもらっています。


 さて、それでは構成を考えていきましょうか。

 まず CPUは変わらず「Ryzen 7 5700G」になりますか。

 「Ryzen 7 5700X」等にしても良いのですが、発熱や消費電力を考慮すると、「Ryzen 7 5700G」のままにするべきでしょう。

 いや、そもそもが TDP 65Wまでの製品しか搭載できませんので、やはり「Ryzen 7 5700G」しか選択肢が無いか。

 動作クロックこそ低いですが、8コア APUになりますので、性能も十分と言えるでしょうし。


 次に、CPUクーラーの方は、全高 54mmまでとなっています。

 「DeskMini X300」よりも余裕はありますが、9mm高くなったところそこまで差はありませんよ。

 なので、とりあえずは前回と同じく「noctua NH-L9a-AM4」ですね。


 そして、メモリについても同じことが言えるかな。

 「DeskMeet X300」の場合は 4スロット挿せるようになっているだけで、対応するメモリ規格には変更無しです。

 必要となれば増設するのもアリですし、とりあえずは「crucial CT2K8G4SFRA32A」のままで良いでしょう。


 となると、大きく違うのはグラフィックカードの部分。

 APUを搭載するので、映像出力するだけであれば搭載する必要はありません。

 本体マザーボードの方に
  • DisplayPort×1
  • HDMI×1
  • D-Sub×1
 が備えられていますので、そちらから接続すれば良いだけですからね。

 しかし、ゲーム用とするのに、APUの GPU性能だけでは不足してしまいます。

 なので、グラフィックカードの搭載は必須なのですよね。

 その搭載する製品については、200mmまでという制限がありますので、搭載できるのはミドルロークラスまでかな?

 シングルファン製品もありますが、上位モデル製品だと冷却面で不安があるのでね。

 でも、搭載GPUチップによっては大丈夫な製品もあるか。

 とりあえず、サイズ的に搭載できる製品で調べていくとして、候補となるのは
  • RTX 3050
  • RX 6600
 あたりのチップを搭載する製品ですかね。

 そして、これらのチップを搭載する製品の中で、デュアルファンかつ信頼性の高いメーカー品となると、「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 6600 8GB GDDR6」が第一候補になりますね。

 これよりも安い「RTX 3050」チップ搭載品もありますが、やはりシングルファンというのがね。

 サイズ的に搭載できるのであれば、冷却性能はデュアルファンのほうが優れているでしょうし。

 後は、CPUと GPUのメーカーを揃えたかったというのもあるかな。

 内蔵GPUと併せて CFX的な動作はできませんが、できる限りは揃えていたほうが気分が良いので。

 性能面で圧倒的な差があるのであれば別ですけどね。


 ストレージである SSDについても変更は無しかな。

 しかし、M.2スロットは 1箇所しかありませんので、ゲーム用にストレージを増設するとなると 2.5インチ規格のモノになります。


 となると、今販売されている中では「CFD CG4VX CSSD-S6B960GCG4VX」あたりが候補になるかな?

 それなりに名の通っているメーカーで、3D TLC NAND 採用品となると、これが安かったので。

 でも、配線の手間とか考えると、あまり設置したくないのですけど。

 となると、ここは素直に M.2 SSDに大容量のモノを搭載するべき。

 であれば、「Samsung 980 MZ-V8V1T0B/IT」にしておきますか。

 まずはこれ 1枚で、それで容量不足を感じるようだと、追加で増設するという形にしましょう。


 後は変更なし、ケースや電源は「DeskMeet X300」に付属してきますので。


 ということで、上の内容をまとめますと、


【CPU】AMD Ryzen 7 5700G @29,000円
【CPUクーラー】noctua NH-L9a-AM4 @5,300円
【MEM】crucial CT2K8G4SFRA32A @6,700円
【M/B】-(DeskMeet X300)
【GPU】SAPPHIRE PULSE Radeon RX 6600 8GB GDDR6 @40,000円
【SSD】Samsung 980 MZ-V8V1T0B/IT @10,000円
【HDD】-
【ODD】-
【OS】Microsoft Windows10 Pro 64bit
【電源】-(500W 80PLUS BRONZE)
【ケース】DeskMeet X300 @30,000円

 合計 121,000円


 となります。

 グラフィックカードを搭載することになりますので、その分の上乗せで 10万円を超えてきてしまいましたね。

 これについては仕方ないというか、今の相場からすれば妥当かな。

 これ以上削るようなところもありませんし。

 むしろ、一から導入しようとすれば OS代も発生してきますよ。


 こうなると、お得感という意味では「DeskMini X300」の構成の方が良いですね。

 APUである「Ryzen 7 5700G」の長所を活かせますし。

 しかし、今 PCを組むのであれば、ゲーム用にと考える人が多いでしょう。

 となると、拡張性のある「DeskMeet X300」にしておきたいところ。

 今は旧世代のグラフィックカードがお得に購入できる時期でもありますしね。

 なので、判断材料としては将来的にもグラフィックカードを搭載するかどうかですね。

 私の場合は、グラフィックカードを搭載するのであればそもそも「Ryzen 7 5700G」を選ばないので、これで組むならば「DeskMini X300」の方にしますかね。

 そんでもって、常時稼働用の何かかの用途に用いる感じかな。

 その何かが決まっていないので、購入に踏み切れていないのですけど。





 ではではノシ


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