2017年8月18日金曜日

PC関係の新情報(Ryzen TR レビュー,RX Vega 需要,大容量SSD)(2017/08/18)



 風邪ひいたせいなのだろうけど,のどが痛い。

 舌も痛いし,しゃべるのが辛い。

 こんな状況だと,仕事するのも厳しいな。

 こういう時のために,思ったこととかを自動で喋ってくれる機械が欲しいです。

 何か無いものですかね。








 Ryzen Threadripperレビュー前編。現時点で世界最高のマルチスレッド性能を引っさげ,AMDがハイエンドデスクトップPC市場へ還ってきた -4Gamer
 http://www.4gamer.net/games/300/G030061/20170810001/


 前評判どおりの性能といった感じですかね。

 「Ryzen TR 1950X」と「Ryzen TR 1920X」共に,コア数が多いほうが有利な状況ではその性能をしっかりと発揮していますが,ゲーム用ベンチですと「Core i9 7900X」にそこまで差をつけられていはいません。

 これは「Intel」製CPUに最適化されたタイトルが多いということと,動作周波数による影響があるでしょう。


 しかし,「Core i9 7900X」と同じ値段の商品でこの結果というのは十分素晴らしいですよ。

 個人的には,ゲーム用途だと「Intel」系CPUに差をつけられるのではないかと思っていましたが,そんなことはなく良い勝負をしていることに驚いたくらいです。

 消費電力については,負荷をかけるソフトにもよりますが,「Core i9 7900X」よりも下にはなりそうですね。

 温度の方も,簡易水冷な「Floe Riing RGB 360 TT Premium Edition」であれば負荷時でも 67℃までとなっていたようですので,消費電力と同じく「Core i9 7900X」よりも冷えるでしょう。


 今回のレビュー記事を見て,良い製品を出してきたと思いましたが,やはり残念なのは価格です。

 「Core i9 7900X」と「Ryzen TR 1950X」は同じ $999 という価格設定ですが,国内だと 3万円以上の差が発生しています。

 これでは流石に購入しようとは思えませんよ。

 $799 な「Ryzen TR 1920X」が $999 な「Core i9 7900X」よりも高いという逆転現象もおきていますしね。

 この問題が改善されなければ,「Ryzen Threadripper」を国内で購入しようと思う人は少ないでしょう。

 実際に,

 極冷デモで5GHz越え!Ryzen Threadripperの夜間販売に多くの人が集まる -AKIBa PC Hotline!
 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/1075534.html

 マザーボードだけ店頭で購入する人もいたようですし,そういった方は個人輸入しているのでしょうね。

 日本国内販売での値段と個人輸入とでは数万円の差が発生しますので,この差額を他のパーツに流用できますしね。

 保証面での心配がありますが,CPUは滅多に壊れるものではないので,他のパーツと比べてそこまで重要じゃないという判断もあるでしょう。


 性能は期待どおりで,発熱や消費電力もそこまで高くなさそうな製品ですから,これを見て購入しようと考えている人も多いのではないでしょうか。

 10万円代前半という価格で 16コア32スレッドな CPUをゲットすることができるのですからね。

 そして,国内ショップのためにも,早く国内価格が落ち着いてもらいたいものです。

 「Core i9 7900X」の方はどんどん価格が下落していますし,これと併せて下がっていってほしいものです。






 マイニング向けにRadeon RX Vega 64の問い合わせが増加、RX 570/470の大量購入は減少傾向? -AKIBa PC Hotline!
 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/wakiba/find/1075563.html


 「Radeon RX Vega」はマイニング性能が凄いという噂がありましたからね。

 これから購入するのであれば,より利益の出るものにシフトしていくということなのでしょう。

 しかし,以前噂になった「GTX1080Ti」の倍以上のマイニング性能というのはデマだったようです。

 デマと言っても,「GTX1080Ti」を上回るマイニング性能にはなっているようですので,今後のドライバーの熟成に期待ですけど。

 もしかしたらドライバによっては化ける可能性がありますからね。

 まぁ情報を見る限りは,消費電力やコストパフォーマンスの兼ね合いから「RX580」系の方が良さそうですけどね。


 それにしても,以前はショップにグラフィックボードの注文が 100枚単位であったのですか。

 それならば,ショップとしては嬉しい悲鳴をあげていたことでしょう。

 これほど売れる機会というのはそうそう無いでしょうからね。


 そして,私としては,こうしてマイニング需要が落ち着いてきた製品に注目しています。

 生産過剰になっている製品があれば,在庫がだぶついて安価に放出される可能性がありますから。

 まぁそうすぐにはこないでしょうけど,ショップの特価情報を逃さないようにしないとね。






 東芝、2.5インチで30TBを実現した業界最速SSD -PCWatch
 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1075071.html


 もうそこまで大容量なものを実現できるのか。

 あのサイズで 30TBになるとか,もう何が何やらという状態ですよ。

 もし 3.5インチな製品も作れるとしたら,サイズ的に 100TBも夢ではないのでしょうね。

 本当に時代は進んだなぁ・・・


 しかし,こういった製品はまず業務用の高価格帯で登場してくるでしょう。

 そして,その量産体制が整ってから一般向けに降りてくるのでしょうから,普及するのは結構先になるでしょうね。

 同じような TB単位の製品がどんどん出てきてくれるようだと価格下落につながっていきますし,そういう流れになって欲しいです。

 Intel、4TBの2.5インチSSD。1Uラックで1PBを実現する新形状も発表 -PCWatch
 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1075009.html

 Seagate、世界最大64TBのNVMe SSD。転送速度も13GB/sで世界最速 -PCWatch
 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1075806.html

 他のメーカーも頑張っていますしね。


 ちなみに,

 ソニー、1カートリッジで330TBを実現する世界最高密度の磁気テープ技術 -PCWatch
 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1073918.html

 このような磁気テープが発表されましたが,これって一般市場に回ってくることは無いのかな?

 DVDといったディスクメディアよりも長持ちしますし,バックアップ用途として考えればアリだと思うのですがね。

 まぁ読み書き用のハードを揃えるのが大変でしょうから,そう簡単にはいかないでしょうけどね。

 それでも,大容量のバックアップメディアを必要としている人は多いでしょうし,なんとか一般市場にも浸透してもらいたものです。




 ではではノシ


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